2人に監禁されてから6ヶ月が経った
不自由な事は一切無いしストレスが溜まるあのブラック会社にも行かなくて良かった
けれどその変わりにあたしは大切な物を失ってしまった
二恋
…ねぇ
イザナ
ん?
二恋
これ外してよ…
イザナ
何言ってんの?
イザナ
それで前逃げたのは二恋じゃん
二恋
でも、
イザナは二恋の足に着いている鎖に触れながら言う
イザナ
また俺に逆らうの?
イザナ
俺は二恋の事を1番に思ってるのに
イザナ
なあ、おい
イザナが二恋の首をググッと持ち上げる
二恋
カハッ゛、 い、イザ、ナッッ
ガチャッ
その瞬間誰かが部屋に入る
万次郎
…イザナ
万次郎
辞めとけ
その瞬間イザナの手が二恋の手から離れる
二恋
カハッ、ゲホッゲホッ゛
イザナ
…頭冷やしてくる
万次郎
…
イザナが部屋から出て行った後
万次郎
、二恋
二恋
ビクッ
万次郎
二恋は俺らの事嫌い?
二恋
…
万次郎
二恋
二恋
…分かんない、
万次郎
…正直に
二恋
、嫌いよ、
二恋
監禁されてるのに好きになれる訳ないじゃない!!
二恋
ふざけんじゃないわよ!
万次郎
…
万次郎
(トコトコ)
ガチャッ
万次郎が部屋から出て行った
二恋
…ドアが空いてる、
二恋
鎖の鍵は…
二恋
!あった
カチャカチャ
二恋
取れた!
二恋
絶対、逃げてやるんだから、
♡100