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桃
青
桃
放課後の 教室
窓の外は どしゃ降り だった。
傘を 持ってきていない 俺と 「青」は
仕方なく雨が弱まるのを待つことにした。
桃
桃
青
桃
桃
青
言い合いながらも 俺たちは 机を並べて 座る。
青は 俺の幼馴染で なんとなくいつも一緒にいる。
別に親友って訳でも ないけど
隣にいるのが 当たり前みたいな 存在だった。
桃
青
桃
青
桃
青が笑って 俺も笑った。
二人でこうやって ふざけている 時間が
なんとなく 好きだった。
青
桃
青
なんでそんな事言うんだろう。
子供みたいな 提案に 胸が くすぐったくなる。
桃
青
結局 俺たちはコンビニ に寄って 青いビニール傘を 二本買った。
帰り道 並んで歩く俺たちの傘が 雨に濡れながらも 綺麗に揃っていた。
青
青の言葉に 小さく頷く。
この雨の日のこと きっとずっと 忘れない。
幼馴染の関係が 特別な関係なものへと 変わった気がした __。
お揃いの青
Fin