テラーノベル
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律花
父さんに言われた通りに北東京に向かってっている時、途端に大きなオーラの気配が5つ出てきた。 1つは南、1つは西、1つは中央、2つは北。 北東京にいる父さんのところに、おそらく敵個体であろう気配が二つあるのは納得できる。シェインも居るから多分大丈夫。
…妙に、西の方角が気になった
律花
後悔してしまうかも、知れないから
ビリアン・ラルフッド
突如として目の前に現れた「現地球防衛軍隊長のレプリカ」。 共に行動していた立花は一撃で戦闘不能、かく言う俺も
ビリアン・ラルフッド
凍夜先輩のレプリカとの戦闘中に、動けなくなった。 レプリカがなにかしたのだろう、自分の斧に体を預けることしかできない。 息も、満足にできない。
凍夜レプリカ
何やら長ったらしく話していたレプリカは、俺を蹴りつけようと足を振りかぶる
シャン、と。 鈴がなるような、甲高く鋭い音が聞こえた
凍夜レプリカ
ドシャ、と音を立てレプリカが尻餅をつく。 蹴るはずだったものを蹴られず体制を崩した結果のように見えた
ビリアン・ラルフッド
そこまで考え、レプリカの体の違和感に気がつく。
俺を蹴ろうとしていた右足が、無い
凝視していればレプリカは俺の目線をたどり、太ももの中間辺りから下が消えた右足を見た。 血など出ていなかったはずなのに、足の持ち主に気づかれた途端に赤が吹き出る
凍夜レプリカ
絶叫。 そして、眼の前に刺さっている、夜闇より暗い色の剣が目に入る。
ビリアン・ラルフッド
ノア、だったか。 つまり、律花がこの場にいる。
瞬間、呼吸ができるようになった。だが。
ビリアン・ラルフッド
体が異常に酸素を求める。 足りない、足りない、息が、苦しい
律花
綺麗なローアルトの声。視界に常磐色の髪が目に入る。
ふいに、顔面に温かみを感じた
律花
頭上から聞こえる呼吸音と、顔に感じる拍動に己の呼吸を合わせれば、少しずつまともに息ができるようになっていく。
ビリアン・ラルフッド
今俺、こいつの胸に顔を埋めてないか
凍夜レプリカ
ビリアン・ラルフッド
絶叫を辞めたレプリカが、律花に殴りかかる。 再度、鋭い音がした。 …律花が、ノアを振るった音だ。 今度はレプリカの左腕が吹き飛んだ
律花
聞いたことがないほど低い声。 恐る恐る顔を上げれば、瞳孔が信じられないほど広がった律花の目があった
ビリアン・ラルフッド
律花
ゆらりと立ち上がる
律花
俺は殺されかけたことも忘れて憐れんだ
律花
俺の恋した人に手を出して、ここまで怒らせて
律花
嗚呼、可哀想に
コメント
1件
うわあ、めちゃくちゃ熱い展開でしたね…!律花ちゃんが駆けつけるタイミングも、あの低い声で「黙れよ」も全部カッコよかったです。ビリアンさんの「初恋に手を出して」って台詞には胸が跳ねました。守られるだけじゃなくて、怒って戦う律花ちゃん、すごく好きです🔥
#二次創作
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