で、どうやってするの?
少女は黒猫に向き直り珍しくニコッと笑い言う
焼く
ん?
焼く
…何を?
傷口を焼く
…
そうなんだ
何で切って何で焼くの?
?
石で叩きながら焼く
…
つまり石で足を攻撃して…傷口が出来たら焼いてそれで少しずつ削る…みたいな?
そう
…
黒猫は思った
コイツ痛覚とか無いのか?
いやぁー助かった
…うん
表面がぼこぼことしている片足
そしてそれを支える黒い義足
…
ストップ
?
下見て
少女が下を見ると黒猫の頭ほどの足跡がある
指3本でどうやら新しい足跡のようだ
引き換えそう
…
…
ねぇ
?
ご飯…どうする?
…
少し待ってろ
と言い少女は何処かに行ってしまった
しばらくすると少女は槍を持って来た
木の棒と石が使われている
とりあえずこれで兎とかを狩るから
…
いや私がする
えぇ…
何で残念そうなんだよ君は
だって久々に外に出たもん
…あーーーー
分かったけど必ず私がついて行くから
…
…….…分かった
え?何今の沈黙,私嫌われるような事した?ねぇねぇねぇねぇねぇねぇ
…
黒猫を無視し少女は進む
兎が草を食べている
そして
目を輝かせた少女が木の上から落ちて来て…
音で兎は逃げましたとさ
勝手に終わらせるなーー!
うーん,
やっぱり追い込んだ方が良いか,
捕まえたとしてもアイツらめちゃくちゃ蹴ってくるしたまに魔法使うやついるからなぁ
魔法と言っても小さな魔力爆弾です
あれ,地味に痛いんだよね
右手が無くなっちゃったからね
.
あるじゃないか
…あ,今の無しで
ガサッ
?
?
2人が同時に振り返った時
熊が居た
…
…
熊は立ち上がり威嚇のポーズをする
…
よし
あぁ
逃げろぉぉぉおおおおおお!!!!!
なを実際に逃げると逆に追いかけられるので現実であっても絶対にしないでね! 後恐怖を見せちゃだめだから!
…
…
あの熊熊鍋にする.
血塗れの少女が眉間に皺を寄せながら言う
ア、ハハハ…
その時
何処からか叫び声がした