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瑞希
類
奏が死んだ。
交通事故。信号無視の車に 跳ねられて。
まふゆは絶望してセカイに 引きこもってる。
絵名は…どうだろう。 絵でも描いてるのかな。
もちろんにーごは解散。 奏じゃないと…誰かを救える曲なんて 作れないから。
なんだか心に穴が空いたみたいだった。
瑞希
瑞希
ボクは学校に行くことにした。
…別に、家に居ても……もっと 辛くなるだけ。
ナイトコードも消した。 見てるだけで胸が痛い。
結局またこれ。
戻ってきた。あの頃に。
ボク、馬鹿だよね。
大事になったら…辛いって 分かってるのに。
分かってるのに、 大事になっちゃって。
このまま屋上でぼーっとしてても…
孤独な仲間は来ない。
でも何故か彼が来るのを待ってる。
来ないのに。
類は…仲間ができた。
孤独じゃない仲間。
類はボクに仲間はいるんじゃないか と言ってくれたけど
そんなの……もう、。
瑞希
そんな物騒なことを考えていたら
ガチャ
瑞希
類
瑞希
なんで?なんでいるの?
類は…類は仲間がいるじゃんか。
なのに……
類
類
類が不思議そうな顔をしている。
なんで…?なんでよ、
類までボクを嫌わないで…!
類
瑞希
類
そりゃそうだ。
数日寝てない。いや、寝れない。
なんか…怖くて。
奏は死んだのに、 自分が普通に生活して…ご飯を食べて 寝て。
そんなことしてたら 罰が下るんじゃないかって
瑞希
類
瑞希
そんな目で…見ないでよ、
ボクが…家に帰って、 ゆっくりしたら……
罰が下るから。
ダメだから。ボクはダメ。
まふゆのほうが…絵名の方が 辛いから、!
ボクは…ボクは……!
類
気づいたら過呼吸になってて
類が心配そうにボクを見つめる
類
瑞希
これ以上心配をかけたらダメだ。
類は仲間がいるんだから。
瑞希
瑞希
類
類
類の一言で心が軽くなった気がした
…心の穴は……空いたままだけど。
類
瑞希
泣きそうだった
でも類の前では泣けないや。
ごめん類。
ボク…素直になれないみたい。
類
瑞希
瑞希
類
瑞希
全く話を聞いてない。
まあ…類らしいな。
ピピピッ
38.4
瑞希
いつの間にこんな熱出てたんだろう
こんなの類に見せたらまた心配を かけてしまう
瑞希
類
瑞希
どこか…心の底が暖かい。
類の笑顔が…心做しか 奏に似てる。
優しくて、暖かい眼差し
ずっと…此処にいたい
でも…大事になったら、 苦しくなるから。
苦しく…なるから。
類
類
瑞希
瑞希が高熱だ。
何か抱え込んでいるように見える。
僕には聞き出せる勇気もないけど。
聞いたらダメな気がする。
類
瑞希
また…誰かを失うのは嫌なんだ
今の瑞希は今にでも消えちゃいそうだ
…僕には分からないけどね。
今考えると…普段朝から来ない瑞希が 何故こんな時間からいるのだろうか。
今はやっと一限目が終わったくらいだ。
そう考えると…瑞希は 全日制と同じ時間から来ていることになる
やはり…寝ていないとしか考えられない
瑞希が…中学生の頃のように見える。
どこか…苦しくて。 でも自分を騙して信じさせようとして
瑞希
瑞希
瑞希
瑞希
類
瑞希
瑞希
瑞希
瑞希
瑞希
瑞希
瑞希
瑞希
楽しいと思えば…あのことを 忘れることが出来ると思った
流石に…無理だよね、笑
瑞希
瑞希
瑞希
瑞希
瑞希
腕には無数の🐿🦟跡。
腕が不自然にめくられている。
類だ。きっと。
今すぐここから逃げ出したい。
瑞希
不器用な治療がされていた
巻ききれていないところもあったが… 包帯が巻いてあった
消毒も横に置いてあるし、 消毒もしてくれたんだろう
類らしい不器用ながらの治療だった
瑞希
類
類
瑞希
類
「私は大丈夫。」
奏もよく言ってた。
大丈夫…大丈夫って
結局、奏が1番辛かったのかもね。
今回の事故だって 自殺か事故か…まだ分かってない
そりゃそうだ。 お母さんまで亡くして お父さんまで寝たきりになって
そんなのつらいよね。
大切な人がいなくなるんだもん。
瑞希
類
瑞希
類
類
類
類
類
類
瑞希
類
瑞希
瑞希
でも、ダメだよ類。
ボク…話せないや、笑
素直になれない。
なれないから。
瑞希
類
瑞希
類
瑞希
類
類
類
類
類
瑞希
37.4
類
瑞希
瑞希
類
ガラガラッ!!
司
寧々
寧々
瑞希
司
類
寧々
寧々
瑞希
奏、まふゆ、絵名、。
ごめんなさい。ボク…幸せになっちゃっうな、
奏も…見ててくれるかな