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放課後
僕は生徒会の仕事を終わらせるため、会長の家に来ていた
会長の弟も妹も不在で、家の中は静かだ
二人きりの空間はなんとなく落ち着かない
輝
会長の声にビクリとする
玄関のドアを閉める音と共に、少し背筋が伸びる
茜
胸の奥が少しだけざわつく
会長と二人きりだから、緊張…してるんだろうか
いや、緊張ってなんだ
生徒会室でも散々二人きりだったのに
でも、妙に意識してしまうのは会長の度を越した視線のせいだ
会長は僕の様子を、言葉ではなく静かに観察している
無表情で…けれど目が少し光っているのが分かる
輝
輝
トットットッ…
そう言って、会長は別室に歩いていった
僕はストンッとソファに座り、会長を待っていた
その間、僕の目は机の上に置かれたコップに自然と引き寄せられる
透明な液体が揺れ、光を反射してキラリと光る
茜
手にとって一口飲む
茜
甘く、どこか刺激的な香りが口の中に広がる
ぽやりとした感覚が全身を巡り、力が抜ける
頭の奥までほわっと少し温かくなる
茜
無意識に呟く声は、普段の僕らしくない…どこか無防備で甘ったるい響きを帯びていた
その時会長が戻ってきた
輝
足音だけで僕の身体がピクリと反応する
机の向こうから見下ろす会長の視線は、何も言わずとも僕の全身を透かして見ているようで、心臓がギュッと締め付けられる
茜
~輝視点~
トットットッ…
輝
蒼井の視線がふらふらとこっちに向いた
頬は真っ赤
瞳はトローンと濡れている
茜
その一言で頭が真っ白になる
いつもなら「会長」って呼ぶ声はもっと硬い
冷たく刺のある声なのに
ーーなんだその甘えた声は
机の上には空になりかけたグラス
中身が何だったかを理解した瞬間、僕の心臓は大きく跳ねた
輝
茜
トローンとした瞳でそう言われた瞬間、理性が一気に削られる
ーーうわ…破壊力やっば…ッ
いつもの蒼井と正反対の姿に思わずうろたえる
輝
ーー目に毒だ
茜
甘えた声で問いかける蒼井
お酒を飲んだだけでこうなるなんて…
輝
口では困った風に言いながら、喉の奥で笑いがこぼれる
本当に困っている訳じゃない
ーーむしろ
その無防備さが、僕を刺激して今にも襲いたい
蒼井の瞳はとろんと揺れて、焦点が合ってない
茜
甘ったれた声で名前を呼ぶ
その無防備な響きに僕の胸が強く鳴る
ーーほんと蒼井は油断するとすぐこうなる。…バカでなんとも憎らしい
輝
僕はそう囁いて、彼の細い身体をソファに押し倒す
手首を軽く押さえながら、指先でシャツ越しに胸元をなぞる
茜
無意識に小さく震える声
まだ何もしてないのに、赤らんだ頬ととろんとした目が十分すぎる挑発だ
僕はシャツの隙間から指を滑り込ませ、乳首に触れる
茜
茜
蒼井の身体がビクッと跳ね、背筋が反る
輝
輝
茜
茜
茜
言葉の途中で、指先が柔らかい突起を軽く弾くと声が裏返った
ぽやぽやした意識のせいで声が甘すぎて、耳に刺さるほど気持ちがいい
僕は指でつまみ、軽くひねる
茜
蒼井の目が潤み、口元が緩む
敏感すぎる身体ーー
輝
茜
必死に言い訳しようとするけど、声が震えて言葉にならない
その様子がまたたまらなく可愛い
僕は片方の乳首を指で責めながら、もう片方を舌で舐める
茜
茜
蒼井の身体が痙攣し、ソファに沈み込む
ぽやぽやの意識の中、快感だけに翻弄されているのがわかる
輝
僕は蒼井の頬を指でなぞる
潤んだ瞳がとろんと揺れ、僕の顔を見つめる。
茜
僕は乳首をつまみあげて、爪の先で軽く弾く
茜
反射的に身体をよじる
酔って力が入らないのか、ただ甘えるみたいに身を捩じらせるだけだ
輝
茜
僕は舌を這わせて、片方をじっくり舐め回す
舌先で転がすたびに、蒼井は息を詰めて、甘い声を洩らす
茜
脚をばたつかせるけど、逃げる様子はない
むしろ、もっと欲しがるように胸を張ってしまう
ーー可愛いすぎる…ほんと、蒼井はずるい
僕はわざと指を離し、舐めるのも止める
茜
途端に不安そうな顔をして僕を見上げる
涙で濡れた瞳が潤んで、喉の奥から切なげな声が漏れる
輝
茜
僕は再び乳首を抓み、強めに捻った
茜
全身が跳ね上がり、背中が反り返る
茜
酔いと快感で、蒼井の意識はすでに半分溶けている
輝
僕は耳元に口を寄せ、囁く
輝
茜
蒼井の声が震えて掠れて、ソファに小さな爪痕を残す
僕は笑って、また舌を這わせた
蒼井の身体が小さく震え、甘い声が止まらない
輝
輝
そう言うと手をパッと離し、今までのことがなんでもないような笑みを浮かべた
会長はそう言い残し、すっと部屋を出ていった
蒼井はポカンとした目で残された空間を見つめる
茜
茜
実は10分くらい前から酔いは完全に覚めている
が、今さらいうのはKYな気がしたので黙っていただけだ
茜
茜
茜
茜
さっき触られていた身体はまた熱を帯び、乳首の敏感さが残っている
茜
広いリビング
そこには僕一人だけ
僕の息づかいだけがリビングに響いている
茜
茜
会長の家で今僕は……
……オナってます
理性ではダメだと分かっているのに、指先は無意識に胸に伸びてしまう
そもそも、僕を放置した会長が悪いんであって僕は決して悪くない
…多分
そう都合の良すぎる解釈をして大胆な行動をしている
普段でもあんまりしないのに、ましては会長の家なんて…
茜
こんな状況なのに興奮している自分に嫌気が差す
息が荒くなる
茜
顔を赤らめ、目を閉じても手は止まらない
胸の高鳴りに戸惑いながらも、指が乳首をつまみ軽く回す
茜
ーーイけそうでイけない
それがこんなにも苦しい
快感はすぐそばにきてるのに…望んだものは全く来そうにない
カリッ…♡
茜
茜
乳首はビンビンに立って、あそこも勃起し続けている
ーー辛い
触ってほしい
ぐちゃくぢゃにしてほしい
理性なんてものはもう…ない
ーーーーーー
はい!
えー…まぁた変なところで切った☆
だいぶぐだくだになった気がする…
そして私の性癖がどんどん溢れてる…笑
なんと…?
ここの話から!
本編②が始まります
まぁ、本編②とか聞いたこともないんだけど…笑
つまり! 本編①は、 「S○Xするまで出られません!?」 なんですよね。そして好評だったんで調子に乗って番外編まで出ました✨
でもでもこの話を終わらせたくないんで、本編②ということでまとめようと思いまして
…理解できます?私も何言ってるのか分かんなくなってきたんですけど…
まぁ、本編②ということで、ここから話が繋がっていくということだけ分かればOKですん
そしてそして、前回の話からだーいぶ時間がたってしまって…すまソ
投稿頻度あげられるように努力しますんで、見捨てないで…
まぁ…ということで… ばいちゃーー!!
コメント
1件
初コメ失礼します。好きです。言葉選びが本当に天才すぎるっ!!ありがとうございます。( ◜ᴗ◝)