不得意なもの💗

不得意なもの💗

みんなってさ

得意・不得意ある？

うん。あるよね

でも俺はさ自分で言うけどできるやつだから

苦手なヤツでもコツを掴めばできた

例えば料理とか

たくさん努力すれば料理が好きになったし

得意なものはそのままずっと磨き続ければいい。

でも俺さ

一つだけ

どうしても得意なものに出来ない奴があるんだ

それは

「 生きること 」

昔からなんだ

急にふっと寂しくなる

悲しくなる

生きるのが辛くなる

最悪なんだ。

よりによって今日

そうなった

8時からは公式放送があって

リレー放送があるって言うのに

寂しい

寂しいな

~~~~~~~

やっと、やっと配信が始まった

俺かゆういつ楽しめる場所。

そこからの2時間はとっても早く感じた

次の俺の番は…

ころんの個人枠の後、だよね

うん。全然間に合う

そう思いながら電気を消し布団に潜った

"寂しい"

"苦しい"

そんな思いが込み上げてきた

こんなんじゃ寝れるまい、…

俺は電気を付け

編集を始めた

◁はいどうもさとみです~！

いつもなら簡単にすぐに終わる作業が

今日は倍以上時間がかかってしまう

誤字や、効果音がズレたり

俺は手首を眺めた

白い線が手首に沢山ついている

なーくんに出会ってすぐに辞めたんだっけ

懐かしいなぁ。

俺は好奇心とともに手にカッターを握りしめた

強くやったつもりなのに血が全く出ない

それに痛くて

じんじん来て

血は出てないのに

痛い

苦しい

助けてｯ、…

結局寝たのは5時だった

リスナーさん達との楽しい配信

でもそれももうすぐで終わり

次の枠は誰かななんて

スケジュールを見て確認する

そう言ってBGMを流す

でもさっきからさとみさんに連絡しても既読がつかないんだよね…‪w

さとみくんのツイキャスが出るまでBGM流しとこうかな、…‪w

数分後

僕はBGMを止めた

ちょうど延長から1時間がたった時に

電話がかかってきた

そう言っていつものように茶化す

彼の声は震えていて

少し泣き声、？

そう言ってミュートにした

いつもの声じゃなくてびっくりする

泣きながらずっと謝るさとみくん

今すぐにでも過呼吸になりそう

今すぐにでも家に行きたかった

けど配信をほったらかすことは出来ないので

_____に電話を掛けた

とらりあえず___に任せるか、…

大丈夫かな、…僕と一緒で泣き虫だから

そんなことを思いながら僕はマイクに顔を近づけた

机から起きたらもう自分の枠が始まってる時間

すぐさまツイキャスを開くところんが枠を取っててくれてた

最年長だろ？

何やってんだよ

しっかりしろよ

すぐに電話をかけた

声を聞けば申し訳なさと迷惑の気持ちが押し被さって

自然と涙が出てきた

あぁ。弱くなったな。

そう思った

そう言って電話を切られた

…え、？

なんで切るの、

俺、見捨てられちゃった、？

不安定な俺にはそんな考えしかできない

そう思ってたらまた電話がかかってきた

相手はころんじゃなかった

莉犬だった

俺はソファーに座り莉犬が来るのを待った

ｶﾞﾁｬｯ…

莉犬の顔を見れば安心感がすごくて

また泣いた

今の俺ではそんなの到底無理だ。

申し訳ない、…けど、断るしか無かった

布団に入ると莉犬がいる安心感と

暖かさで

すんなり寝ることが出来た

部屋に響き渡る笑い声と楽しそうな声で目が覚めた

あ、そっか、

もうすぐでスケジュール上さところになっている

俺の代わりに、りいぬが、

目の前の光景がなんだか馬鹿らしくて

自然と笑みがこぼれた

"ころりーぬ"というお久しぶりの配信が始まった

いつの間にかさとみくんは寝ていた

リスナーには体調不良でさとみくんはお休みと伝えた

急遽入ったころりーぬ放送の後になーくんが来てくれるらしい

まぁ、だいたいよそうはつくけれど、‪w

楽しい時間はあっという間

もう配信が終わってしまった

突然莉犬くんが言った

の直後にドアが開いた

さとみくんが起きた時にご飯かあった方がいいよね

そう思って僕は声を上げた

こ・り「え"、作れるの、」

みんなでルンルンとご飯を作った

莉犬くんは不器用だった

まぁ僕もなんだけど

と、それに

さとみくんが起きてきた

みんなでこれからご飯を食べる

そしたらなーくんが

ちょっと暗めの声でそう言った

言葉につまる

とりあえず謝らないと

「生きるのが苦手なんだ、」

暖かかった。

不思議に思い顔を上げると

抱きつかれてた

あぁ。なんでこんなにも暖かいのだろう。

暖かいなぁ、。

きいて

600タップいったの

頑張った

タップ数は多くても変になっちゃうんだよな()