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らぃりす
らぃりす
nmmn kn×sm 猫化要素有 R (設定諸々の)捏造有
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大きく伸びをすると窓から差し込む光が眩しい。
目を細め、起きあがろうとすると、何だか腰・・・というか尻辺りに違和感を感じる。
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何だろうかとそこを撫でてみると、明らかに何かの尾と見られる物が生えている。
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ここじゃ確認するのは難しいので、不安を抱えつつ鏡のある洗面所まで向かうことにした。
洗面所へと着き、顔を上げる。
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全身を映し出すほどの大きさの鏡に映った俺には、明らかに人間の物ではない耳と尻尾が生えていた。
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混乱状態で頭に生えたそれを触る。
其れは確かな温もりを感じさせて、取れそうなものではない。
混乱状態にありながらも、何かの奇病だろうか・・・とスマホを手に取り調べる。
生憎、何にもヒットしない。
・・・どうしたものだろうか。
困惑していると、時計の針が7時を回っていた。
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今日はなんと俺の通う白尾学園の文化祭なのだ。
こんなことで休んでたまるか。
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俺のクラスは出し物として演劇をやるんだっけ・・・、
俺は裏方なので出し物に関しては問題ない。
・・・しかし、文化祭では仲良くしている5人と一緒に回る約束をしているのだ。
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とりあえずフード・・・??いや、それは流石に不自然だ。
帽子被るか。
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尻尾は・・・??長めの上着を羽織るしかないか、??
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文化祭は私服でもいいとのことなのでなんとかこれで乗り切るしかない。
諸々の準備を終え、バッグを手に持つ。
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俺はどうか無事に今日を終えられますように、と密かに願いつつ家を後にした。
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此処まで来たというのに今更不安を感じる。
もしもバレたらどうなっちゃうのかな、なんて考えながら電車に揺られる。
・・・そうこうしていると、もう白尾駅に着いたらしい。
ゆっくりと立ち上がって、電車を出る。
・・・出来るなら学校までは誰にも会いたくない。
誰にも気づかれないよう、ホームを俯きながら歩く。
人が多くて歩きづらい・・・。
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後ろから唐突に名前を呼ばれ、びっくりして反射的に振り返ってしまう。
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笑顔で手を振りながら此方へ歩いてくる彼。
確か、彼のクラスの出し物は執事カフェだっけ。
身なりが整っていていつもと雰囲気の違う彼に同性ながらかっこいいと思ってしまう。
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いつもはきんときと一緒に登校してきている筈だが、見る限りきんときは居ない。
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ホームを2人でゆっくりと歩きながら話す。
俺は内心ハラハラしながら答える。
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似合ってるよ、とはにかみながら彼は言う。
とりあえずこの場は乗り切れたので、安心して2人で学校まで向かえそうだ。
なんとか無事学校に着いた・・・。
文化祭だからか、生徒たちは心なしか浮かれているように見える。
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少しぼーっとしながら教室へ向かって歩いていると、後ろから勢い良くぶるーくに抱きつかれる。
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俺は抱きつかれた拍子に外れそうになった帽子をなんとか抑え、がっちりと抱きついて離れない彼を呆れた顔で見る。
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彼は悪戯に笑い、俺の頬をぷにぷにとつついた。
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彼は如何にも「心外!」と言うように目を丸くして、ぱっと俺のお腹に回していた手を離す。
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少し残念そうな顔をする彼に申し訳なさを感じたが、ばれてしまってはどうなるかわかったものじゃないのでそのまま教室へと向かった。
がら、と音を立てて教室へと入れば、すぐに騒がしい音が俺を包み込む。
そそくさと自席へ向かい、自分の荷物を下ろすと、後ろから肩をぽん、と叩かれる。
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もうそんな時間か・・・なんて思いつつ時計を確認し、俺は彼についていった。
らぃりす
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らぃりす
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らぃりす
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