ナレーション
魔界への飛ばされたアスベルたち。しかし、アスベルとソフィは別の場所へ飛ばされたようだ…
ソフィ
ここは…?
アスベル・ラント
魔界なのか…?
泉研
君たち、大丈夫かい?
アスベル・ラント
…君は?
泉研
僕は泉研。ジュラル星人と日々戦う少年さ
アスベル・ラント
ここは魔界なのか…?
泉研
何を言ってるんだい?ここは地球だよ
アスベル・ラント
あれ…?確か俺たちは魔界の穴に落ちて…
泉研
さっきからどうしたんだい?まさか、お前たちもジュラル星人か!?
アスベル・ラント
な、なんだよ、ジュラル星人って!?
泉研
しらばっくれるな!
ソフィ
お願い…助けてくれない?
泉研
しょうがないなぁ、もう〜
アスベル・ラント
…ソフィ、案内終わったら寝させてくれ
ソフィ
どうしたの?
アスベル・ラント
頭痛くなってきた…
ナレーション
研に案内されたソフィとアスベルはとりあえず寝た
泉研
君たちはこの街は初めてっぽそうだから案内してあげるよ
アスベル・ラント
ああ、ありがとう…
泉研
ここは…アッー!
ナレーション
研は誰かの背中にぶつかった
泉研
すみません
ボルガ博士
君たち、お菓子は好きかい?
泉研
大好きです☆
アスベル・ラント
まあ、はい
ソフィ
よく食べるよ
ボルガ博士
ほっほっほ、そうかね
ジュラル星人
あなたがボルガ博士ですね
ボルガ博士
…?
ジュラル星人
来てもらおう
ナレーション
ボルガ博士は半ば強引に連れ去られる
ソフィ
アスベル、私あれが気になるな
アスベル・ラント
ちょっとソフィ…ん?研?
泉研
2人は先に行っててください
アスベル・ラント
研、待って!
ナレーション
研は1人先に行く
泉研
ッ!
ナレーション
そこはまさに、ボルガ博士が連れ去られている場面だった
泉研
待て!
ナレーション
しかし、敵は車で去っていった。そして時間が経ち…
ソフィ
あ、研だ
アスベル・ラント
すまないな、見失っちまって
ソフィ
そういえば、さっきの博士が大事な会談やるって言ってたよ
泉研
(…嘘だ、ボルガ博士はあの時…)
ナレーション
研は再び一人で走る
アスベル・ラント
あ、今度はしっかりついていくぞ!
ナレーション
会談に到着する目前…
ジュラル星人
おっと、会談の邪魔はさせないぜ
アスベル・ラント
研、一体どうしたんだ!
泉研
このままだと他の博士たちが危ないんだ!
アスベル・ラント
よく分からんが、手伝う!
戦闘開始
ソフィ
片付いたようね
泉研
吉坂博士たちが…
ナレーション
研は走り出す
アスベル・ラント
相変わらず行動が早いな…
ナレーション
会談場…
泉研
皆さん、早く避難してください!そこのボルガ博士は偽物です!
吉坂博士
研くん何を言っておる?
泉研
僕は見ました、ボルガ博士がどこかへ連れ去られるところを
ボルガ博士
研くん、あまり皆さんを驚かすのではないな
ナレーション
研は超能力を使う
泉研
(そうか、頭の中に爆弾が!)
アスベル・ラント
研!
泉研
君たちも避難して!
ナレーション
研はそう言うと、ボルガ博士を抱えて外へ出ていった
泉研
スカイロッド!
ナレーション
研は乗り込む
ボルガ博士
何をする?
泉研
ボルガ博士、あなたは殺されたんです
泉研
その頭の中に爆弾を仕掛けられて今のあなたは人間ロボットなんだ!
ナレーション
後ろからジュラル星人の飛行船が追いかけてくる
泉研
ボルガ博士、お許しください!
ナレーション
研はボルガ博士を落とす
ボルガ博士
魚ーー
ナレーション
ボルガ博士はジュラル星人の飛行船にぶつかり、大爆発を起こした。その光景をしたから見ていたアスベルとソフィは…
ソフィ
ねえアスベル、何が起きてるの?
アスベル・ラント
俺も説明して欲しいくらいだ
ナレーション
そして…
泉研
可哀想なボルガ博士…
吉坂博士
きっと空の向こうから見てくださっているよ
泉研
ええ…
アスベル・ラント
…どこからツッコめばいいのかわからん
ソフィ
アスベルが頭抱えてる…
吉坂博士
そうだ君たち、やつらが何か落としていったようだ
アスベル・ラント
これは…?
吉坂博士
おそらく転移装置だ。これで目的の場所にも行けるはずだぞ
アスベル・ラント
これで…ありがとうございます
泉研
君たちのおかげでジュラル星人の目論見は阻止できた。感謝するよ
アスベル・ラント
できれば会うことがないことを祈る…(小声)
ナレーション
アスベルは装置を構える
アスベル・ラント
ソフィ、行くよ
ソフィ
うん
アスベル・ラント
皆さん、お世話になりました
ナレーション
アスベルたちは転移していった
吉坂博士
さて、ワシらも行かなきゃな、研…
ナレーション
しかし、研の姿は周りには無かった…
吉坂博士
…あれ?
ナレーション
13話に続く






