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3 - ep-3 ほんっとにこの人は

♥

120

2022年09月10日

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ほんっとにこの人は

どうしてこんなにも罪な男なんだ

紫耀

おいひい……( "´༥`" )

パンケーキを食べているだけで どうしてこんなにも可愛いの?

○○

おいしいね〜^^

紫耀

あっ、そう言えば○○、

○○

う、うん?

紫耀

金曜○○ん家行っていい?

○○

え、いいけど……なんで?

紫耀

あー、えっとそれは……

よっ!お待たせしました〜

△△

紫耀まだ食べてないの?

△△

早く食べな?

紫耀

あー、ごめんごめん笑

紫耀は私に 『また!』 と口パクで言ってきた

そーいやさぁー

紫耀って好きな奴おるんか?

紫耀

ッブーー))

紫耀がふきだした

動揺しすぎやろw

△△

い、いるの?

○○

…ゴクリ

紫耀

いー、いるっちゃいる

おるんや!

△△

へぇー!いるんだ!

○○

そうなんだぁ、

そりゃ、紫耀はモテるし 女の子なんて選び放題だよね

私なんてただの幼なじみ

え、それって2人のどっちかだったりする?

○○

、え?☆

△△

、は?

紫耀

えー、、秘密

マジかよww

どういうことだ…

紫耀の好きな人……

誰かな?

自宅

紫耀とおそろいのクローバーの しおりを眺める

○○

今日は水曜日

明後日紫耀がうちにくる

なんでだろう?

○○

それより…

紫耀の好きな人…

これまで、紫耀に彼女が いたことは何度かあった

その度に辛かったけど、 紫耀は毎日一緒に 登校してくれていた

幼なじみの特権 いつものくしゃっとした笑顔付きで

昔は私に友達なんて1人もいなくて

唯一構ってくれたのが 紫耀と△△だった

薄暗くて恐怖でしかなかった この家も

このしおりがお守り代わりだった

ガチャッ

お父さん

…○○?

○○

え?お父さん…?

○○

帰ってきてたの?

お父さん

あぁ、来週母さんの命日だからな

○○

あ……そう、だったね

お父さん

久し…ぶりだな

○○

うん…元気そうで良かった^^

ガチャ

お父さんが部屋から出た

私のお父さんはお母さんの命日に 毎年帰ってくる

幼稚園のころ お母さんが病に倒れた

幼かった私は記憶が曖昧だが それで父が心ここに在らずという 状態になっていったのは わかっていた

私も物静かな子になっていった

でも、紫耀に出会って変わった

いつも私を照らしてくれるのだ

△△も、いつも私を守ってくれる

2人が変えてくれたのだ

翌日

△△

○○ー?帰ろー

○○

うん!

なぁ、バスケ見て行かんか?

○○

バスケ?

△△

……行ってみよ○○!

俺のカッコええとこ見せたる!

○○

笑笑

○○

行こう!

女子

キャ━━━(艸///Д///il!)━━━ァァ!!!

女子

見た?紫耀くんのシュート!

女子

あ、廉くんが決めた!

女子

ヤバいどっちもカッコよすぎる〜

女子

だよね〜!!

△△

紫耀も廉も人気あるね笑

○○

うん…笑

○○

ファンがいるよ笑

△△

あっ、紫耀決めた

仲間とハイタッチして またあの笑顔を見せていた

女子

紫耀くん頑張って〜♡♡

女子

廉くーーん!♡

体育館のドア周りに張り付いてる 大勢のファンを見て思う

私なんか釣り合わない

幼なじみっていう立場なだけ すごくありがたいものなんだ

ふと紫耀に視線を向けると

バッチリ目が合ってしまった

紫耀

○○〜!

ほんっとにこの人は

もう、どうしようもない

またあの笑顔を向けるから

私の顔は今多分真っ赤で

紫耀のせいで心臓が バックバクだ。

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