鏡華(きょうか)
(ご飯作ってから起こすか……)
少し申し訳ないなと思いながらと冷蔵庫を開けるとそこには何も無かった
鏡華(きょうか)
あ"〜……(仕方ない、簡単なものを買って作るか…)
鏡華(きょうか)
(それに…この様子だと外食かカップ麺だな…ヘルシーなものでも作ってあげよ)
財布とエコバッグを持ってスタタターと急ぎ足でスーパーに向かい食材を買う
鏡華(きょうか)
はぁ〜……疲れた…(朝っぱらからスーパーに向かうとは…まぁいいか)
鏡華(きょうか)
(机の上にパソコン……夜遅くまでやってたんだな…珈琲でも淹れてやるか)
そんな事を考えながらご飯を作り珈琲を入れると寝ていた九重先生が起きた
九重
んぁ"……きょうか…?
鏡華(きょうか)
おはようございます、朝ごはん作りましたよ、あと珈琲
九重
スンスン……いーにおい…
鏡華(きょうか)
取り敢えず……顔洗って来たらどうっすか?
九重
ん"……
鏡華(きょうか)
全く…こりゃあの人に彼女が出来たら大変だな……未来の彼女さんかわいそ
そんなことを呟いていると九重先生がリビングに戻って来た
九重
うぁ"〜……眠い……
鏡華(きょうか)
フラフラですよ?
九重
寝不足気味で……変な時間まで仕事してたし…
鏡華(きょうか)
危ないですよ、ちょっと座ってて下さい
九重
悪い……
鏡華(きょうか)
珈琲ですよ、熱いので気をつけてください
九重
あぁ……
鏡華(きょうか)
ご飯も直ぐに用意しますので少し待ってくださいね
パンを焼いた後洗ったレタスと焼いた半熟卵をパンの上に乗せる
九重
……美味そう…
鏡華(きょうか)
どーぞ、食べてください
九重
…風呂入ってないだろ?入って来い
鏡華(きょうか)
んぇ、さすがに借りるのは……
九重
良いんだ、入って来い
鏡華(きょうか)
えっと……じゃあ
九重
タオルはタンスの中服は……悪いが俺の服でいいか?特別に今日は休みにする
鏡華(きょうか)
あ、はーいって…どの服着たらいいんですか?
九重
そうだな…ŧ‹”ŧ‹”……ゴクッ、持ってくるから少し待っててくれ
鏡華(きょうか)
はーい
九重
どうせお前背が低いし俺の服は上1枚だけで良いか?
鏡華(きょうか)
平気でーすお風呂借りマース
九重
おー
こうして私は九重先生のお風呂場と服、タオルを借りた
鏡華(きょうか)
お風呂ありがとうございました
九重
いんや?学校には連絡したし今日はのんびりしてろ
鏡華(きょうか)
先生は?
九重
俺もクールに休みだ、ま…仕事の処理しなきゃ行けねぇけどな
鏡華(きょうか)
ありゃ…じゃあ私なんにもないじゃないですか……自分の部屋じゃないし…そうだな……嫌でなければ家の事とかやりましょうか?
九重
!!いいのか!?
鏡華(きょうか)
まぁ…先生の体調が崩れたりする方が嫌ですし、食生活を整えるぐらいは出来ますよ
九重
よっしゃー!
鏡華(きょうか)
子供みたいな人笑
こうして今日は私と先生は先生の家でのんびり…午後になると……
凛
九重〜なんか知らん靴があったが……
鏡華(きょうか)
あ、凜さん
凛
お〜鏡華…なんでここに……その服は?
鏡華(きょうか)
昨日任務後に寝落ちしちゃって…九重先生の家に誘拐されましたね
凛
あ〜…な、何にもされてない……?
鏡華(きょうか)
されて無いです
九重
俺の教え子クールに可愛いだろ
凛
お前は教え子を家に連れ込むな💢
九重
俺が色んな生徒を連れ込んでるみたいな言い方するな💢生徒の中で一番心許してるの鏡華だけだからな?タッグを許してるのも鏡華だけだし
鏡華(きょうか)
なんですかその猫みたいな理論……
凛
ま、鏡華が無事ならいいが
鏡華(きょうか)
??まぁ、怪我をしてない分はいいですけど……
鏡華(きょうか)
それより!可愛い可愛い黒雪君はどうですか?
凛
あぁ…実は昨日色彩との戦闘があったんだ……その柊…がな、幹部の緑龍とな
鏡華(きょうか)
!?
鏡華(きょうか)
い、生きてますか!
晴樹
そこんとこは安心しろ、怪我をしているがちゃんと生きてるから
鏡華(きょうか)
!!晴樹さん!
晴樹
残念ながら息の根を刈り取れてなかったがな…
九重
ほぇ〜晴樹が……何かあったのか?
晴樹
周りの被害を考えたらな
鏡華(きょうか)
まぁ…今回は仕方なかった……としか言えないですね
晴樹
う"ーん…仕方ない……で、済むといいが…後々、響かないといいが
鏡華(きょうか)
それは……ちょっと分からないですね…
凛
ま、そんな事より…鏡華、上着着てろ
鏡華(きょうか)
んぇ、き、着れませんよ!
晴樹
まぁまぁ、無防備晒してんだし大人しく着とけ〜
鏡華(きょうか)
にゃぅ…( ⩌`⤚⩌)ムスッ
晴樹
ったく…
空野
おーい九重〜!
九重
うぉ"ッ!?ばっか!危ねぇだろ!
空野
クールに受け止めろよ〜笑
九重
なんで空野がいるんだよ……
空野
鏡もいるぞ〜?それに楪もな
鏡華(きょうか)
なぁーんで12鬼神がここに集まってるんですか…気まずいんでおうち帰っていいっすか……
楪
はーい許しませーん大人しくしててくださーい
鏡華(きょうか)
捕まったァ〜…助けてぇ〜…
鏡
来るかい?水月
鏡華(きょうか)
行く〜!ムギュー!
鏡
可愛いね〜♪
鏡華(きょうか)
虐められました!ここの人たちサイテーです!
鏡
そーだねぇサイテーだ〜
九重
最低ってどーゆー意味だおいコラ
九重
鏡華はいいが鏡、クールに殴るぞ
鏡華(きょうか)
九重先生サイテー!
九重
おっと鏡華ちゃん?
凛
嫌われててワロタ笑
鏡華(きょうか)
それで……なぜ12鬼神の人達がここに集まっているんですか怖いですよ帰りたいです
鏡
やーだ、帰さないよ〜
鏡華(きょうか)
うにゃぁ〜……
光一
よっと、土足で失礼させてもらうよ!
九重
あ"!光一さん!
光一
いやぁ妹と同じくらい可愛い子に1秒でも早く会いたくてね
鏡華(きょうか)
靴脱いで置いてきてください…そこ綺麗にしますから
光一
まぁまぁ!そーゆーのは家主に任せたらいいんだから
九重
あなたって人はァ……💢
鏡華(きょうか)
あーもーここピリピリしてるからやだぁ…
鏡
よーしよーし、怖いね〜
鏡華(きょうか)
むぅ"〜…
凛
あーあー、拗ねちゃった
鏡華(きょうか)
ていうか…本当になんでここに群がるんですか……怖いです
凛
可愛い鏡華ちゃんに癒されに来ただけっすよ〜
鏡華(きょうか)
もうヤダ怖い……
晴樹
怖いってなんだ怖いって
鏡華(きょうか)
まぁいいですよ…珈琲淹れます
九重
気が利く〜
鏡華(きょうか)
アッツアツの熱湯ぶっ掛けられたいですか?💢
九重
おっと……
凛
怖いなぁ笑
鏡華(きょうか)
はい、いちいち豆挽いて……大変なんですから
晴樹
鏡華の珈琲好きなんだよな〜早くくれ!
鏡華(きょうか)
はぁ〜…憂さ晴らしとしてここにある食器類全部割っていいっすか?
九重
やめてくれ……
鏡華(きょうか)
全く…気を付けてくださいね、熱いですから
鏡
砂糖とミルク貰ってもいい?
九重
砂糖は角砂糖、ミルクは……
鏡華(きょうか)
分かりますよ、色々筒抜けなんで♥
九重
コイツは本当に手強いな……笑
鏡華(きょうか)
えーっと…ミルクポットと…瓶と…
色々準備をしてから牛乳の入ったミルクポットと角砂糖の入った瓶を机に持っていく
光一
あれ…鏡華は珈琲飲まないの?
鏡華(きょうか)
私は基本的にカフェインはムリなんですよ、紅茶とかなら一応ギリギリオーケーなんですけどね
光一
じゃあ今度午後ティーでも届けてあげるよ♥️
鏡華(きょうか)
いやぁ……要らねぇっすね
鏡
今一番欲しいのは?
鏡華(きょうか)
安息の地
空野
じゃああたしの所_
鏡華(きょうか)
鏡さん以外無いっすね…
鏡
ご指名は私か笑可愛いからいいけど
鏡華(きょうか)
んむぅ〜…ギュゥ
光一
あーあー、鏡華が甘えないなら今日はいいかも
鏡華(きょうか)
帰るならどうぞ?
光一
……やっぱりまだいる…
鏡華(きょうか)
どっちだよォ…
夜ご飯を食べた後、私は昨日の服に着替え自分の部屋に戻った