君を連れ戻して

連載

君を連れ戻して

🍵📢要素あり 📢主人公

こいつはすち。

俺の恋人

今日がちょうど１ヶ月記念日で、出かけようって話をしている。

学校ではいつも変わらない生活を送っている。

こいつらは昔からずっと仲良い

よくそばに居てくれる

俺が寂しくなったりとか、しんどくなった時は必ずそばに居て、一緒に泣いてくれたりした。

いつもの事だ。

いつもくだらない話をする。

でも、その生活は一気に崩れる。

約1ヶ月後

みんなが悲しんでた

すちはみんなに好かれてるから

時々嫉妬することもあった

涙が溢れそうになる。

辛い、行って欲しくない

そばにいて欲しい

正直怖かった気がする

襲われるかも、って不安になった

未成年だし、なによりキスもしたことがない

そういう経験は、成人してからにしたかった

どさ 、

怖い怖い怖い怖い

今すぐにでも逃げ出したい。

いくら好きでも、愛していても、やりたくないという気持ちが勝ってしまう。

あれから何時間たった？

声も出そうとしたら喉が痛い

頼む、終わってくれ。

そう願うばかりだった

その言葉を聞く度に涙が出る

時計を見るともう深夜二時

解放して、と思ってしまう

気絶して寝ていた

今はもう、らんとなつの声が聞きたかった

安心するから

？

必死に2人を求める

早く既読がついてほしくて、何件も送る

すちにも言ったことがないセリフ

2人にはどうも言ってしまう

とにかく逃げ出したくて

2人に会いたくて仕方がなかった

中出しされたことを受け入れられない

気持ち悪い。そう思ってしまう

誰かに助けて欲しくて

とにかく会いたい。それだけだった

その通知が来たのが嬉しくて、玄関を開けて飛び出す

2人に思いっきり抱きついて、泣きわめく

2人は上裸な俺に驚いたのか、なつは持っていたジャケットを上から着せてくれて、らんはずっと頭を撫でてくれた。

そう優しく声をかけてくれる。

安心する

スマホだけ持って、すちの家を出た。

今まであったこと、嫌だったこと、全部話した

2人はずっとそばに居て聞いてくれた

普通は浮気だろう

男の家に行って、一緒に寝る

でも、今はそんなことどうでもよかった

2人といたくて、慰めて欲しくて

天井を見つめていたら、こて、と意識を手放した

目を覚ます

らんとなつが顔をのぞかせていた。

すちが居ないことに、何故か安心した

そう言って渡されるスマホ

みると、すちから何百件も来ていた。

気持ち悪い

送ってこないでくれ

既読だけつけて、ブロックをした。

最悪だ。

1人は嫌だ。だからと言って学校には行きたくない。

行きたくない、行って欲しくない、

ここまで思ってくれてるんだ

やっぱ、"好き"

NEXT→♡100↑