ー血など多少出ますので、自己判断お願い致しますー
《配信中》
るぅ💛
「え、ほんと?!」
「嬉しい!!」
「聞くの楽しみ…♪」
るぅ💛
僕がオリジナル曲を投稿すると、皆は喜んでくれた。
それが、ただ嬉しくて。
でも、やっぱり僕を否定する人は沢山居る。
「めっちゃいい曲!!」
「感動した…( ´•̥ ̫ •̥` )」
「最高です!!幸せ!!w」
などコメントが上がっていた中に、こんなコメントがあった。
「○○のパクリじゃんwww」
るぅ💛
急に、謎の緊張感が僕を襲った。
背中に、何かを感じた冷や汗が静かに通った
るぅ💛
るぅ💛
「おつるぅ!」
「楽しかったー!」
「曲いっぱい聞くね!!」
僕は配信を終え、ベットに身を預けた
るぅ💛
ぼそっと小さく声に出た 僕の本音。
僕もその歌 聞いた事あったけど、真似したつもりは無かった
「パクリ」この一言が、胸を貫通した様な痛み。
自分の作った歌を、パクリ。そう言われるのが嫌だった。
るぅ💛
そう大きな溜息を吐いて、そのまま目を閉じた。
次の日、Twitterを見ていると あるツイートが目に入った。
「どう考えても、あれはパクリでしょwwパクられた方の気持ち考えろ。」
「ぱくり乙でぇーすwwwwwwww」
「これはアンチに言われてもおかしくないっしょww」
そんな内容だった。
最初は、理解できなかった脳が理解していくと同時に
吐き気が僕を襲った。
るぅ💛
そうは言うものの、僕の手は勝手に動いてしまう。
「るぅ💛」そう調べるだけで、
「パクリ」 「真似」 「謝れ」
そんなものが何件か出てきた。
るぅ💛
るぅ💛
そんなことを思っていると、りい❤から電話が来た
るぅ💛
あんまり出たくなかったけど、あんまり話す気分じゃなかったけど、
なんコールもしてくるため 仕方なく出た。
りい❤
るぅ💛
りい❤
りい❤がそう言いかけた途端、僕はこう言った。
るぅ💛
僕の低くなった声に、何かを察したのか りい❤︎は
りい❤
そう言った。…はは、相棒にまで言わないわけにはいかないかな…
るぅ💛
僕は、りい❤︎を悲しませるのを覚悟で そう発した。
りい❤
りい︎❤︎︎がどこが寂しそうな声で僕の名前を呼んだのと同時に、
僕は電話を切った。
るぅ💛
風が、カーテンを揺らし 僕の頬を撫でた
カーテンが揺れ、乱れたと同時に 床に落ちたカッターが目に入った。
るぅ💛
僕は、カッターの方へと足を進めた。
ーりい❤視点ー
ププッ.ププッ……
電話が切れた。
「るぅ💛くんに、何かあったのかもしれない」
俺は、悪い予感がした。
急いでグループLINEに電話をかければ、案の定るぅ💛くんは出なかったけど
他5人は出てくれた。
「み、みん…な……!るぅ💛くん、が…っ!!」
焦っていたため、途切れとぎれになった俺の言葉を
さと💗
と、さと💗くんが上手く言ってくれた。
「生き、てていいのか、な…って……」
俺は、頑張って言葉を発した。
怖かった。るぅ💛くんがどうなっているか
すぐに駆けつけたかったけど、1人じゃどうにも出来ない気がして
だんだん俺を襲ってくる「不安」
を、みんなが沈めてくれた。
なな💜
な💜くんが、優しく言ってくれる。
ジェ𐤔
ジェ𐤔くんが、必死な俺を褒めてくれた。
ころ💙
こ💙ちゃんが、俺の背中を叩いてくれた気がした。
誰も、「先に行けばよかったのに」なんて言わない。
俺は、急いで荷物をまとめ皆と るぅ💛くんの家へ向かった。、
ーるぅ💛視点ー
るぅ💛
涙が溢れてきた。あれ、おかしいな…
手首に、カッターを刺した
るぅ💛
傷みさえ、笑ってしまうほど。
血さえ、余裕。だなんて感じてしまうほど。
涙が、傷口に溢れ 少し沁みた。
るぅ💛
僕の視界には、何個かの自分を痛み附けた傷口と
血が着いた服、腕。それ等がぼやけて見えていた。
泣いてるはずなのに、わらっていて。
わらっているはずなのに、泣いていて。
何、これ…馬鹿みたい。
自分で馬鹿なことしてるなんて分かってても、やめられない。
自分を痛み付けることで、幸福を味わっている。
「自分が嫌い」「自分に自信が無い」「自分を見たくない」
…逃げてばっかの僕なんか、もう…っ
自信があったオリジナル曲も認められなくて、
弄られるのが嫌って訳じゃないのに仲間割れ疑惑を出されて、
「すとぷり」を嫌われて、
「るぅ💛」を嫌われて……
活動してる意味って、なに?
「るぅ💛が居なければすとぷりは良くなる」とかいう
コメントも沢山見てきたし、本当なのか…な……
僕…っ、抜けた方、が良いのかな……
もうひとつ、傷をつけようとした時
扉がガチャッと勢いよく空いて
びっくりして手を止めると、メンバーが入ってきた。
るぅ💛
涙がボロボロと溢れてきたと同時に、僕は意識を失った。
ーりい❤視点ー
あと少しで家に着くとなった時、こ💙ちゃんが言った
ころ💙
皆は静まり返り、沈黙の時間が流れた。
「俺も聞いたけど、パクってるとこはなかった」
そう言いたかったけど、口が空かなかった
ジェ𐤔
さと💗
さと💗くんの一言で また沈黙の時間が始まった
エレベーターなんて待ってられず、階段を上がっていった
るぅ💛くんの家の前まで来ると、ドアノブをジェ𐤔くんが捻った
ジェ𐤔
少し空け、中を除くと そこにはカッターを手に持ち
泣きながら手に傷を入れようとしている るぅ💛くんの姿があった。
……っ!!!
喉に何か詰まったかのように 締まった感じがした。
放とうとした言葉は出ず、口をパクパクしているだけだった。
そんな俺を見た、な💜くんは優しく包み込んでくれた。
俺は、その温もりに泣いてしまった。
さと💗
ジェ𐤔
2人が言おうとした時、一番最初に
こ💙ちゃんがるぅ💛くんの元へ走った
ころ💙
こ💙ちゃんが走っている途中にるぅ💛くんは
倒れてしまったが、こ💙ちゃんが支えてくれた。
ころ💙
💙ちゃんは、泣きながら るぅ💛くんを抱き締めていた
ジェ𐤔
ジェ𐤔くんが、るぅ💛くんを姫抱きして 寝室まで連れていった
ベッドに寝かせれば、優しく頭を撫で みんなで様子を見ていた
ーるぅ💛視点ー
この、匂い…こ💙ちゃん?
うっすら目を開ければ、こ💙ちゃんが僕のお腹に顔を預け寝ていた。
るぅ💛
僕が少し体を起こせば、こ💙ちゃんはバッと起きて 僕を見た
ころ💙
こ💙ちゃんは、僕を見れば泣いて抱き着いてきた。
るぅ💛
るぅ💛
言いかけた時、こ💙ちゃんが僕の胸元を叩いて
ころ💙
ころ💙
そう言ったあと、涙を拭い微笑んだ
さと💗
ジェ𐤔
なな💜
みんなが来て、僕に話しかけた。
……あれ…?
るぅ💛
なな💜
僕は、話を聞いた瞬間 ふふっと笑ってしまった
だって、「泣き疲れて寝てる」だなんて…
さと💗
ジェ𐤔
…いつもの皆だ。
ころ💙
るぅ💛
僕は、優しく微笑みそう言った。
変…かな?
夢で、りい❤が出てきたなんて。
僕を心配して、泣いてたなんて
「るぅ💛くん…死んだら、俺っ、生きてけ…ないから……」
るぅ💛
コメント
4件
あっ、好きです。 涙が出ました。 フォローさせて頂きます。((全て急))
りなてゃ👶♥ 吹いてやるよォぉぉぉおおぉぉぉぉ
💛とか💙とかいっぱいあってよくわかんなくなるw