佐久間
佐久間
時計が指していたのは8時。
俺が転校した学校は
8時10分までに門をくぐらないといけない。
佐久間
ラウール
ラウール
目黒
目黒
阿部
阿部
ラウール
ラウール
目黒
阿部
ガチャ…
めちゃくちゃ慌てた様子で大介が来た。
まぁあと10分で遅刻になるんだし、
慌てるのも仕方がない。
佐久間
佐久間
阿部
阿部
阿部
阿部
俺は今日、病院に行かないといけないから
そこまで急がなくても大丈夫だけど。
佐久間
佐久間
パンを口に放り込んだ大介は、
急いで制服を着て、ネクタイを持って家を出た。
佐久間
佐久間
佐久間
先生
先生
佐久間
まずい、遅刻?
絶対怒られるんだろうな。
先生
あーあ。どうやって言い訳しよ。
先生
佐久間
胸元のネクタイを見てみると
それは俺のネクタイじゃなかった。
ネクタイの柄、学校名が入った刺繍
完全にこれは阿部ちゃんのネクタイだった。
佐久間
佐久間
深澤
阿部
向井
阿部
深澤
深澤
阿部
向井
阿部
深澤
ガラガラ…
阿部
阿部
クラスメイトが、一斉にこっちを見る。
中にはえ?と戸惑ってる人や
クスクスと笑ってる人がいた。
なに?俺なんかおかしい?
岩本
阿部
岩本
岩本
渡辺
宮舘
阿部
阿部
ネクタイを見ると
それは佐久間の高校のネクタイだった。
阿部
2人ともこっぴどく怒られましたとさ。
コメント
2件
なんか、めっちゃホワホワする物語だな... あべさくさいこぉぉぉぉぉおぉ!