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私は面食らった
私にとっての"ヒーロー"？
訳が分からない
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私に手を振って、yanくんは去って行った
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…
"ヒーロー"かぁ…
et
先生
et
私は溜息をついて、窓から外を眺めた
雲一つ無い青空。
自然と、"綺麗"そう思った
先生
私はノートに落書きをした。
綺麗な青空を眺めている自分。
出来上がった絵を見つめて、何かが足りない、と思った
et
「"ヒーロー"が足りないんだ」
私は、絵の自分の隣に、yanくんを書いた。
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私にとっての"ヒーロー"は、貴方なのかもしれない。
"ヴィラン"の私を、照らしてくれる"ヒーロー"。
私の…"太陽"。
et
私は授業中、"トイレに行く"と嘘をついて、屋上に足を踏み入れた。
今は冬だから、風が吹く度に鼻がツンとする。
et
私は太陽に手を伸ばした。
冬の太陽は、日差しが弱いけれど、微かな光は、しっかりと私に届いている。
手が届きそうで、届かない
私にとって、彼はそういう存在だ。
et
"貴方も私の太陽になってくれないんでしょう？"
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