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センラside
「僕の大切な人は僕から離れてく」
僕が4歳の頃 兄が交通事故で亡くなった
兄は幼かった僕をかばった…
兄を追うようにして母が病気で亡くなった
それから…父は自ら命を絶った
身寄りのない僕が出会ったの「うらた」だった
彼と出会ったあの日から今まで長い年月を彼と過ごしてきた。いつしか僕は彼に魅了されていた
彼に生まれて初めて告白をした。彼は泣いて喜んでくれた
でも、彼を失うのが怖かった。また僕のせいで大切な人を失いたくなかった…僕は決心した。告白した日から3年経った今日彼に別れを告げる__
〜待ち合わせ場所にて〜
センラ
うらた
センラ
うらた
センラ
うらた
うらた
センラ
うらた
うらた
センラ
うらた
センラ
〜カフェにて〜
センラ
うらた
センラ
うらた
センラ
センラがいやらしい笑みを浮かべた
うらた
ピンポーン
センラ
店員
うらた
センラ
うらた
うらた
センラ
センラ
センラ
うらた
センラ
うらた
センラ
うらた
センラ
うらた
センラ
うらた
センラ
うらた
センラ
センラの頬を一筋の涙が流れる
センラ
うらた
うらた
うらたは泣いてくしゃくしゃになった顔をぬぐいながら外へ飛び出した
センラ
店員
センラ
センラは必死になってうらたを追いかけた
センラ
センラ
ぼーっと考えていたセンラに…
うらた
はっとしたセンラの目の前にはトラックが…
ドンッ!
センラ
センラ
ざわざわ
A
B
センラの横には人だかりが出来ていた
センラ
センラ
人だかりをかき分け進んだ…
センラは絶句した
センラ
センラ
そこには血を流し横たわったうらたの姿が…
うらた
うらたは息も絶え絶えに
うらた
と必死に呼び続けている
センラ
センラは訳も分からずただただ泣いている
うらた
うらた
うらたはセンラににっこりと微笑みかけると動かなくなった…
センラ
センラ
センラ
センラはその場で泣き崩れた
センラ
〜あれから3日後〜
うらたの葬儀が終わった
センラ
坂田
坂田は泣いていた
坂田
坂田
センラ
志麻
志麻
センラ
センラ
センラ
坂田
センラ
センラは逃げるようにその場から離れた
志麻
坂田
センラは近くの建物の屋上にいた
センラ
センラ
?
センラ
聞きなれた声が聞こえた。もう居ないはずの君の声…
センラ
うらた
うらた
センラ
うらた
うらた
うらた
うらたは泣いていた
うらたにつられてセンラも泣いていた
センラ
センラ
うらた
うらた
センラ
うらた
うらた
うらた
うらた
うらた
センラ
気づけばセンラは号泣していた
センラ
うらた
2人は幸せに笑いあった
そんな時間もつかの間…
うらたの体はどんどん透けていく
センラ
うらた
その言葉を残しうらたは消えた…