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私、貴方に会えて

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私、貴方に会えて

1 - 私、貴方に会えて

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2018年11月23日

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っ、あれ…

ここ何処…?

友達と近所の寺で遊んでいた、

気が付いたら森に 迷い込んでしまったらしい

誰か…誰か居ませんか…!

日も暮れて来て

少し肌寒い

うぅぅ…寒い…

どっちに行けば良いんだろ…

前を見ても横を見ても

木ばかりで何処に行けば 良いか分からない

少し泣きそうに成りながら

雪は歩き続ける

もう帰れないのかな…

雪は少し泣きそうに成りながら

木に少しもたれ掛かり

しゃがみ込んだ

晴人

…オイお前

晴人

こんな時間に何してんだ

木の上に立っている一人の青年

綺麗な顔立ちをしているから 見とれてしまった

晴人

何、人の顔凝視してんだよ

あっ…御免なさい…!

えっ…と…誰…ですか…?

晴人

…誰ってお前が呼んだんだろ

少しイライラしたような声、

不機嫌な顔をして彼は言う

晴人

森を抜けたいんならあっちへまっすぐ行け

晴人

そうすれば出られる

彼は不機嫌そうに

だが、丁寧に教えてくれた

…あ、ありがとう!

晴人

礼なんかいらない、

晴人

さっさと出てけ

無愛想に告げ彼は何処かへ歩いていく

あ…!

そう言えば名前は…

って…あれ…?

気が付けば、森を抜けていて

彼の姿は見えなかった

…!森から出れた…!

その時の私は森から抜けれた事に 意識が行ってしまい

彼の事はすっかりと忘れていた

2話へ、続く

短くてすみません…!

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