青組
モブいむっぽい
ほとけ
は、、、???
ほとけ
今なんて、、??
いふ
だーかーらー!!!
いふ
俺のこと好きなのって聞いてんのー!!!
ほとけ
?!!!!!
???!!!!!、!
好きって言ったらどうなるんだろ
付き合ってくれるのかな
そんなわけないんだよね
ほとけ
(どうせ馬鹿にしてネタとかにするに決まってる)
だから
ほとけ
はぁ?!そんなわけないじゃん!きっも!!!
ほとけ
自意識過剰やめてー!!!そういうところが
『大っ嫌い!!』
いふ
、、そ、そか、、
明らかに悲しそうな表情を浮かべるいふくんに対して余計苦しくなった
ほとけ
(なんでいふくんがそんな表情するんだよ)
嘘をついてもいいことがない
昔誰かに聞いたこの言葉は本当だったんだと強く実感した
ほとけ
っっっ、とにかく!!!!いふくんなんて嫌いだから!!!!!!!!
思ってもないことがズバズバと口から出てくる
もう全てが嫌になってしまう
ほとけ
(もうやだ、、)
そんなことを考えるよりも僕は玄関の方に走ってドアの向こうの暗闇へと姿を消した
ほとけ
はぁ、はぁ、はぁ、、、、
ほとけ
あれ、、ここ、、、、どこ、、、
ナンパ男
あ、ねーねー、おねーさん暇してる??
ほとけ
??!
自分のこととは思わずに振り返ったが目線は完全にこちらを向いている
ほとけ
え、、??
ほとけ
(僕男なんだけど、、、)
ナンパ男
ねぇ暇ならちょっとお茶しない?
ほとけ
、、、、
どうしたらいいかとか何も分からずに固まってしまう
ほとけ
(ど、、どうしよう、、、)
ナンパ男
おねーさん??ね、ちょっとだけだってー!!
ほとけ
なっ、なんで僕なんかに声を、、、
ナンパ男
?僕、???
ナンパ男
えー、だっておねーさんかわいーじゃん、目とかぱっちりでさ、派手髪なのに気は弱いんだね、
ほとけ
、、?!
ほとけ
かわ、、
ナンパ男
え?うん、かわいいじゃん、もしかして自分で気付いてないの??
ほとけ
え、、は、、あ、、、
ナンパ男
ちょっ、大丈夫?!!
ほとけ
だっ、、だいじょぶですッッ、、、
気付いたら泣いていた
こんなに近くに僕を求めてくれる人がいた
僕の求めている言葉を掛けてくれる人がいた
なのになんでいふくんにこんなに執着していたんだろうか
わかってる、求めてくれるのは一瞬、
ほとけ
(それでもいいんだ)
ナンパ男
それで、どーする、??
『行きます』
ほとけ
(た、、高そう、、、、)
慣れない店に緊張しすぎてどこに目をやればいいのか困ってしまう.
ほとけ
(というか僕全然いい感じじゃないんだけど大丈夫かな、、)
ちらっと声をかけてくれた人の方に目をやる
ナンパ男
(にこっ
ほとけ
、!!!
いれいすメンバー以外で人の優しさに触れたことはあまりなかった
ほとけ
僕、、、酔ってきちゃった、、、、
『このままだと終電逃しちゃうなぁ』
ほとけ
へへ、、、
ナンパ男
お前男だったん?
ナンパ男
まぁいいや
そうか、最初っからこうすればよかったんだ