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佐野万次郎side
白髪のアイツは
イザナを庇ってくれた奴だ。
……多分
確信は無い
けど…イザナを庇ってくれた時も
"喋らなかった"し…
もし会議室に帰って来たら
聞いてみよう
ガチャ(開
雫氷
雫海
雫海
雫氷
雫氷
雫海
雫氷
過去の雫氷みたいでね…。
雫海
雫海side
雫氷は中学生まで
自分の事を
「雫氷」という癖があった
でも中学生から無くなった
きっと、気分だったんだ
…でも、それは全く違う
虐めに気づいたのは
中学1年の秋
体育館に忘れ物をした
そしたら、段々声が聞こえて来た
辞めて
は?妹より劣ってて 恥ずかしくないのー?
辞めて…
"下さい"でしょー?
完全に虐めだった
…ちょっとだけ…覗いてみた
でも、その時、私は
相手の顔は見なかった
目が合ったら虐められると思った
…顔…見とけば良かったなー…
だって…自分の姉が 虐められてるとは
思って居なかったから_
しばらく聞いていたら、
後、自分の事名前で呼ぶとか、
きしょいからw 辞めろよー?
って、
私は…
その瞬間から
雫氷を守ると決めた
でも、雫氷では無く、
私が虐められる様になった
後から気付いた
私達はそういう"運命"
だったんだ、ってね__