零
んーよく寝たぁ!
零
まだだるいけど、部活行きますか〜
零
よし、やるぞー
御幸一也
大丈夫か?無理すんなよ
倉持洋一
零!?来たのかよ…無理すんなよ?
零
わかってる〜
片岡監督
よし,練習を開始するぞ!
2、3年はティーバッティングの後確実の守備位置での練習だ!
一年は、トスバッティングの後2、3年に合流しろ!
2、3年はティーバッティングの後確実の守備位置での練習だ!
一年は、トスバッティングの後2、3年に合流しろ!
部員
はいッ!
零
えっと、まずは,ティーバッティング
か今日飛ぶかなぁ?
か今日飛ぶかなぁ?
春斗
零?大丈夫か?
零
あ,春兄大丈夫だよー
小湊亮介
あ,零〜!ちょっとバッティングみてくれない?
零
あ,いいですよー
小湊春一
兄貴〜!ずるいぞ!零先輩
俺にも教えてください!
俺にも教えてください!
零
いいよー
カッキーン(ライトフライ)
小湊亮介
ふぅ…なかなかいいんじゃない?
零
力みすぎです!もう少し力を抜いてください!
小湊亮介
なるほど
ターン!
零
いい調子だね!でも多少振り遅れてるよ!
小湊春一
了解です!
御幸一也
なんか、零大変だな
倉持洋一
そうだな、今にも倒れそうだ
零
ふぅ…(ちょっとくらくらするな)
零
春兄〜!ちょっとボール受けて〜
春斗
いいぞー!
零
ふんッ!
ズパーンッ!
春斗
どうした?今日ボールが安定してないぞ?
零
マジ?ハァハァ
春斗
お前…ちょっと休んだら?
零
大丈夫!
御幸一也
おいっ、零たまには休めよ?
沢村栄純
大丈夫すか?零先輩?
零
大丈夫だってば!
零
(亮介先輩達と甲子園に行くんだから)
零
春兄行くよ!
ズパーンッ! ズパーンッ! ズパーンッ!
沢村栄純
すげー、インコースにアウトコース、そしてど真ん中に入ってる
春斗
ナイスボールだ
零
ありがとう!💦
零
(クラクラする)
御幸一也
おいッ、零、水飲め
零
ありがとうッ🍵ゴクゴク
零
ふぅ…次バッティング行ってくる
ガシッ(御幸が零の手を掴む)
御幸一也
おい待てッ!いい加減にしろ!
御幸一也
倒れたらどうする!無理しすぎも良くない!
零
わかってるよ!!
でも…無理しなきゃ…
三年生に甲子園に行ってもらいたいんだもん!
だから、役に立つためにも、無理しないとならないのよ!
でも…無理しなきゃ…
三年生に甲子園に行ってもらいたいんだもん!
だから、役に立つためにも、無理しないとならないのよ!
この声は、グラウンド全体に響いた
御幸一也
だったらまずは体調管理だろ!
大事なことを忘れてどうする!
大事なことを忘れてどうする!
零
うるさいなぁ、一也には関係ないでしょ!黙っててよ!
御幸一也
ッ…
小湊亮介
何何、喧嘩?Σ(゚д゚lll)
零
何にもないです、
零
トコトコトコ
御幸一也
ッ…
小湊亮介
何があったの…御幸…
教えて?
教えて?
御幸は、零に熱があること、 そして、その状態で無理をして部活をしていることを話した
小湊春一
そんなッ…零先輩…
小湊亮介
今すぐにでも止めないとね…
沢村栄純
零先輩…
小湊春一
俺、監督に話してくる!
小湊亮介
待て春一、監督に話してどうする
小湊春一
でも!
倉持洋一
監督に話したら、体調管理もできないやつに、ピッチャーをやる資格はなしって言われてるんだよ
小湊春一
そしたら…
沢村栄純
零先輩は投げられなくなる…
小湊亮介
だから、俺らで止めるしかないんだよ
部員
あの、零先輩ならさっきトスバッティングに向かってましたよ
御幸一也
ありがとうッ
小湊亮介
向かいますか!
小湊亮介
零!ちょっと待って!
零
なんですか?
小湊亮介
もう,練習を辞めるんだ
零
なんでですか?
小湊亮介
熱…あるんだろ?
零
…大丈夫です,私は出来ます
御幸一也
嘘だ!さっきめっちゃ息上がってたし、フラフラしてたぞ!
零
大丈夫だって、言ってるじゃんか!泣
春斗
零…?
零
なんで,みんな止めるの…?
私は、このメンバーで甲子園行きたいから練習してるのに!
なんで、そのためには,体調が悪くても、練習しないとならないのに…
なんで…なんでよ…
私は、このメンバーで甲子園行きたいから練習してるのに!
なんで、そのためには,体調が悪くても、練習しないとならないのに…
なんで…なんでよ…
小湊春一
零先輩…
春斗
なぁ、零、
零
何よ…
春斗
お前、1人だけで試合に勝てると思うか?出来ないだろ!みんなで協力してできる試合が勝てるんだよ!
お前は,周りのみんなを、俺を、バックのみんなを信じてるのか?
試合に出たくても出れない奴だっているんだぞ!それを、その人達の思いを背負わないでどうする!
お前は,周りのみんなを、俺を、バックのみんなを信じてるのか?
試合に出たくても出れない奴だっているんだぞ!それを、その人達の思いを背負わないでどうする!
零
ッ…泣
小湊亮介
一人で背負わないといけないプレッシャーは,わかるよ?でも、バックのみんなを、俺を信じて欲しいな…?(^^)
小湊亮介
一緒に、甲子園に行くんでしょ…?
零
亮介先輩…でも…
ギュッ…(亮介先輩が零を抱きしめる)
小湊亮介
大丈夫…一人で背負わないでいいんだよ?辛かったら泣けばいい…その時は,俺や、御幸達もいるんだから…ね?
零
亮介先輩…私…行きたい…
零
このメンバーで甲子園に行きたい!
零
そんな気持ちは、悪く…ないよねぇ?
小湊亮介
うん、大丈夫、悪くないよ、だからゆっくり休んでね?
零
ありがッフラ
小湊亮介
おっと、よし…
小湊春一
兄貴零先輩は?
小湊亮介
大丈夫…安心して眠ってるだけだよ
御幸一也
良かった…
片岡監督
どうした!?(焦)
御幸一也
ちょっと色々ありまして…
春斗
俺が説明します
さっきのことを話した
片岡監督
なるほどな、
片岡監督
まず、良くやった、零を止めてくれて
春斗
先生…零は,チームのために無理してたんです、だから、レギュラーから外さないでください
春斗
お願いします
部員
お願いします!
片岡監督
大切なピッチャーがいなくなったら無理だからな…まずは体調を良くしてからだ!
部員
ッ…!ありがとうございます!
片岡監督
今日はこれで練習は終わりだ!
各自体を休めろよ!
各自体を休めろよ!
片岡監督
そして、小湊…
小湊亮介
はい…
片岡監督
春斗と一緒に、零のそばにいてやれ
小湊亮介
わかりました!
小湊亮介
ここで良い?
春斗
うん、ありがとう
ベットに零を寝かせる
春斗
まさか、こんなに無理するとわな
小湊亮介
ほんとだよ…甲子園の為に…
春斗
そうか?
春斗
俺は,甲子園の為ではなく、お前の為に見えるけどな?
小湊亮介
俺の為に?
春斗
そー
小湊亮介
なんで?
春斗
大切な事を伝えたいからじゃないか?
小湊亮介
なるほどね?
春斗
とりあえず今日は泊まってけよ、
春斗
夜遅いし
小湊亮介
ん,そうさせてもらうよ、眠いしね(。・ω・。)
春斗
おやすみ
小湊亮介
うん,おやすみ
小湊亮介
零…俺の為にありがとうね、
小湊亮介
絶対に行こうね…甲子園
小湊亮介
大好きだよ…零
小湊亮介
チュッ(零の唇に)
零
ん〜亮介…(寝言)
小湊亮介
ふふッ、どんな夢を見てるんだろ?(。・ω・。)
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