また此処か.....
五メートル程前に白く光る扉
ut(幼少期)
お兄ちゃん、また会ったね
後ろから聞こえる声に振り返る
ut
また会ったね....
鬱
鬱の背には濁った黒の扉
ut(幼少期)
お兄ちゃん、着いてきて欲しいんだ
ut(幼少期)
一人じゃ怖い....
スーツの裾を引っ張る鬱
前の自分だったら着いて行ってたな....
でも、今は違う
ut
ごめんな
ut
俺は___
鬱は哀しそうな、嬉しそうな そんな顔をした
kn
大先生は、!!
手術室から出たら水色が僕に問う
sn
大丈夫、成功した
kn
kn
良か....った...、
ポロポロと涙を流す水色
いつも『心が無い』と言われてるが
実は繊細で仲間想いだったりする
大先生を一番気に掛けてたの此奴だし
sn
大先生は裏治療室に居るはずだよ
kn
っ、ありがとな、
お礼を言い、走って向かう水色
自分は医務室に向かって行った
sn
良かっ.....た、、
"出来たじゃないか"
黒特有の低音ボイス
扉の音に気付かなかったのか 元々居たのか分からない
sn
....ぁ、グルッ、ぺ、
大先生の事を聞きに来たのかな....
sn
...大先生、ならッ、裏治療室に...ッ
上手く喋れず、俯く
そしたら、頭に"何か"がのった
"それ"は温かく、優しい
すぐに黒色の手だと分かった
sn
....ぇ、
gr
お前は頑張った
gr
大切な仲間の命を救えたんだ
みんななら当たり前だと思うけど
僕にとってその言葉は
苦しかった言葉を救ってくれた様な
そんな気がした
gr
泣き止んだか?
sn
うん、ありがとね
gr
嗚呼、
gr
あと、過去に何が有ったか知らないが
gr
俺等は少なくとも否定したりしない
gr
そう鬱に伝えておけ
sn
....w
どれだけ鋭いのだろう
隠していたのが馬鹿みたいだ
sn
でも、自分の口で言いなよ
sn
言った方が大先生も理解してくれる
gr
....そうか、分かった
そう言い、出て行く黒色
sn
大先生、大丈夫だよ
sn
みんな、受け入れてくれる
sn
だから__
安心して....、?