「出てこいっ!」
入口から野太い男の人の声が響き渡った。
紅鷹
…ア
その声を聞き、縋るように手を強く握る
男
おい!
男
紅、何処にいるっ
ガシャーン と またガラスが割れる音がする。
lrn
ねぇ、あの人誰?
声を抑え、尋ねる。
紅鷹
っ…
腕に顔を埋め、なにも答えない。
男
何処にっ
lrn
っ!
次の瞬間、物陰から男が現れ 目が合う。
背は少し高く、よれたシャツ。 拳は血まみれで、 おそらくガラスを割った傷。
lrn
…!
男
オメェ…
男
なに勝手に男作ってんだよっ!
紅鷹
…や…、
腕に身を寄せ、握る手は強くなる。
男
なんか言えよっ!
男が拳を振り上げ、怒鳴る
lrn
危なっっ、!!
自分が被さるようにして 拳を避ける。
男
オメェ何処の者だっ!
lrn
警備部隊っ
lrn
暴行罪になんぞっ!
男は一瞬驚きの目をしたが、 すぐさま元に戻り
男
警備部隊がなんだってか。
男
紅をよこせ
lrn
断る。
男
あ゛
男
舐めた口きいてんじゃねぇ
男
よこせ、つってんだろっ!
腕を掴む紅鷹のは呼吸を荒く、 顔を突っ伏せている。
lrn
っ…クソ
逃げ場はない角。 自分の後ろに紅鷹を隠すように構える。
男
うるせぇっ!どけっ!
殴りかかるその目には 「俺」は映っていなかった。
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√深裏
fwの方、完結したらフォロ限外すので。
√深裏
ノーマルで見たい方はお待ち下さい
√深裏
先行みたいなもんなので
√深裏
てか、フォロー増えててびっくり
√深裏
ホントにどうした?