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この香水をつけている “あの子”

なんだよね。

まじか、、

俺、結構この香水好きなんだけどな。

なんか、嗅いだことある匂い。

………

そろそろ、俺帰るわ。

、、、え、?

桃さんいつもと違う、?

いつもは、香水なんかつけたがらないし。

僕が帰るって言わないと一生屋上にいるはずなのに、。

香水の匂いバカにしたのがダメだったのかな。

まぁ、そんな日もある、よね。

じゃあな。

ほら、いつもはまた明日。って

言ってくれるじゃん。

ガチャ、、

…………

放課後、黄昏時。

僕は_______を怒らせてしまった。

なぜ、怒っているのかは明確で

僕が香水をバカにしたからだ。

はぁ…

僕も帰ろう。

ポロポロ…

最悪な1日だった。

君が好きらしい香水を臭いと言われてしまった。

俺の苦手な匂いの香水が。

ほぼ、使わずに今は

ゴミ箱に浮いている。

ただ、感情が溢れて自分の頬を冷たい雫が伝うから

仕方なく。

拾い上げてしまった。

今、俺の部屋は。

あいつの好きな匂い。

じゃなくて。

あいつの好きなやつが 好きな匂いに

包まれている。

ポロポロ、、

ゲホッ、、、

本当。

センスのねぇ香水。

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コメント

5

ユーザー

相変わらずセンスがいい事で……今回も最高です!

ユーザー

フォロー失礼します

ユーザー

……やばい センスの塊すぎる……

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