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主
主
主
太宰
返事が無い。 まぁそりゃそうだ。 時刻は0時。 自分でもダメな彼氏だとつくづく思う。
太宰
机の上にはラップに包まれた料理が乗っている。 それもご丁寧に胃に優しいものばかり。良い彼女を持ったものだ。
ふと床を見る。付箋が落ちていた。クーラーの風で落ちてしまったのだろうか。
太宰
私は先に寝ています。 ご飯はチンして食べてね。 付箋にはそう書いてある。
私はそれを無視して寝室に向かった。
太宰
○○
珍しく布団も被らず、電気も消さずに眠っている。 それ程眠たかったのだろう。
太宰
めくれたパジャマ。むちっとしたお腹と足が見えてとても愛くるしい。
今すぐ彼女を起こして襲ってしまいたいのが本音だが、すやすやと無防備な姿を晒しながら眠る彼女を見るとそんな気持ちを持ってしまったことに罪悪感を感じる。
太宰
ふと彼女が作ってくれた料理を思い出し、少し大きく声に出る。
○○
寝起きで呂律が回っていない。そんな所もまた愛おしい。
太宰
○○
起きて直ぐだというのにいつもと変わらないことを聞いてくる。
太宰
○○
太宰
○○
太宰
まだ舌が回っていないとはいえ、そろそろ意識がハッキリしてきた頃だろう。
○○
太宰
○○
はぁ?なんなんだこの子は。 可愛いにも程があるだろう。
○○
太宰
○○
今日も同じ会話。 でもそれが、そんな事が
私にとっての唯一の
生きる意味なんだ。。