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テラーノベル(Teller Novel)

しぐれ

よし…

今日は、入学式!

スーツをビシッと着こなし

化粧も髪の毛も完璧にセットし

しぐれ

行ってきまーす

誰もいない部屋に挨拶をして

出発!

しぐれ

お母さん大丈夫かな?

しぐれ

お母さん!

しぐれ

学校着いた?

お母さん

着いたよ

しぐれ

良かった!

しぐれ

時間的に会えそうかな?

お母さん

会いたい!

しぐれ

じゃあ…看板前にいるから!

お母さん

分かった!

しぐれ

看板前……

しぐれ

げっ!

看板前では、写真を撮るために長蛇の列ができていました

しぐれ

相変わらず、人が多いな…

私の行っていた学校は、1クラスしかなくて、30人前後しかクラスメイトがいないので、

改めて人数の多さにびっくりしました…

しぐれ

ん?

しぐれ

あれお母さんかな?

お母さん

あっ!いたいた!

しぐれ

久しぶり!

お母さん

久しぶり!

お母さんと会話して、

入学式にも参加して

写真も撮りました

その後は、レストランでご飯を食べたり、話したりして

私は家に

母は実家に

それぞれ帰りました

しぐれ

もう、こんな時間か…

家に帰ったあとは、「履修登録」や「教科書」の確認をしていました

しぐれ

さて、明日から学校が始まるし、もう寝ようかな…

しぐれ

その前に、歯磨きしないと

しぐれ

しぐれ

そういえは、忙しくてなかなか外見れなかったけど

しぐれ

夜景すごいな

しぐれ

よく、眠らない街とか言われているけど、ホントだな

田舎の夜は、道が暗くて、窓から外を覗いても、闇が拡がっているだけ

強いて言うなら、カエルの鳴き声が聞こえるぐらいだ

そんな私からすれば、こんな外の明るさは、異常だった

しぐれ

あそこのビルはなんなんだろ?

しぐれ

何をしているんだろ?

そんなことを考えると

私って

こんな中で

将来、生きていけるのか?

慣れていけるのか?

少し不安になった夜

高校の友達と会って話す夢の中

それらを噛み締めて

大学生活が始まる

田舎に住んでいた私が東京で一人暮らしする話

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