ランネ
ランネ
眩しい、暑い。
もう9月だと言うのに、毎日、真夏のような暑さを繰り返していた。
__こんな、 ……こんな天気の良く、暑い日は… “あの日”のことを、思い出してしまう。
ランネ
“あの日”も……太陽の光が眩しい日だったネ……)
ランネ
××××年 ×月××日
……う″ぅっ……!
ママとっ、パパのッ゙、グソバカヤロー…ッネ…!
フンコロガシッ……!ゴリラ!あほ!
……っあほ…
ふだりどもッ、ミーラのコトばっかり……!!
ママもパパも、ランネのことなんてぎらいなのヨ、!
こんなトコでないて、ど〜したんっ?!
……………あの日は
…あの日は、ワタシの誕生日で、
今日なら構ってもらえるかなって、ずっと前から楽しみにしてて、
でも、全っ然、 そんな事は無くって。
ママもパパも、 妹の事ばっかり構ってて、ワタシの事なんて放ったらかしだった。
それでワタシが泣いたら、ママが面倒臭そうに1000円札を手渡して
…………って。
今考えたら、本当に笑っちゃうネ。 「どれだけワタシに興味無かったのヨ〜!」、って。
ワタシ、ただっ、……」
あの時はもう、 悲しさと虚しさだけが暴れてて、 「甘えたい」なんて、言えなかった。
……、結局、あのまま家を飛び出して、近くの公園で泣いてたっけ。
そうしたら、 突然背後から声をかけられて、
……大丈夫、ですか…?」
って。
ワタシ、本当にビックリして。 情けない声上げて、ゆっくりと振り返って。
そしたら、そこには、後に大親友となる、コトリが____、
希李菜
ランネ
ランネ
ランネ
希李菜
ずっとボーっとしてたから、私……
ランネ
何で此処に、っ
ランネ
希李菜
私の前で他の女の名前出さないでください
希李菜
ランネ
………………ええと
ランネ
ソコに居たのヨ?
希李菜
5分ほど前から…
ランネ
ランネ
ランネ
ランネ
ランネ
希李菜
ランネ
何でもないネ、ボーっとしてただけヨ!
ランネ
希李菜
ランネ様の事を呼びに来たんです!
希李菜
希李菜
希李菜
希李菜
ランネ
希李菜
来なくても無理矢理引きずっていきますけど…………
ランネ
希李菜
希李菜
ランネ
無いネ
希李菜
そ、そうですか……、
ランネ
ランネ
ランネ
希李菜
ランネ
希李菜
……っふ、行きましょうか
ランネ
ランネ
ランネ
………………きぃちゃん)
Fin
雪
雪
雪
雪
雪
雪
雪
雪
雪
雪
「何のやる気も出ねぇ」って書いてあるんだよ
雪
雪
雪
雪
雪
雪
雪
雪
雪
雪
雪
雪
雪
雪
雪
謎に背景を夕焼けにしたランネのイラスト、どうぞ
雪
雪
雪
雪