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4月○日 入学式の日
美しい桜が咲き誇る晴れた日
東言
東問
東言
僕達はこんな風に喧嘩しながら通学路を走る
東言
東問
ふとスマホを見ると…
東言
東問
東問
東言
ざわざわ…
東問
東言
東問
東問
東言
東問
東言
ざわざわ…
女子生徒
女子生徒
え…僕達なんか注目されてる？
東言
東言
東問
その時ふと視界に入った
乾晃樹
〇〇
東言
今まで見てきた何よりも美しい人
蝶よりも、花よりも綺麗だった
東問
東言
東言
同じクラスだったらいいな、なんて
東問
東言
東問
東言
東問
東言
東問
東言
東言
東言
東問
東問
東言
東言
東言
東言
自分の席には名前が書いてあるらしい
東言
東言
ガタンッ
〇〇
東言
東言
ひとつまみの期待を抱いて隣の席を見る
〇〇
〇〇
そんな事があるのだろうか…奇跡としか言いようがない
東言
反射的に知らないフリをしてしまった
〇〇
東言
〇〇
これだけ待ち望んでいたはずなのに
東言
東言
東言
東言
〇〇
東言
東言
東言
君は僕より何枚も上手なんだな
東言
東言
なんて思っていたらあっという間に時間は経って
〇〇
東言
〇〇
〇〇
東言
東言
〇〇
東言
君と話しているとあっという間に時は過ぎる
〇〇
東言
〇〇
東言
担任
東言
東言
なんて思って辺りを見回してしまう
東言
強張ったその顔は誰よりも緊張を物語っていて
東言
東言
東言
緊張を解すためだったのだろうか
気付いたら、手を振っていた
〇〇
〇〇
東言
まさか気づいてくれるなんて思わなかったから
東言
なんて思っていたら入学式が始まった
山本祥彰
東言
〜飛ばします〜
東言
山本祥彰
山本祥彰
東言
〇〇
〇〇
〇〇
パチパチパチ（拍手）
東言
正直、今まで自分より秀でている人と出会ったことが無かった。
だからだろうか。
胸が、ドキドキする。
山本祥彰
山本祥彰
伊沢拓司
伊沢拓司
伊沢拓司
パチパチパチ（拍手）
東言
東言
東言
そこから少し時間が過ぎて…
東言
〇〇
東言
東言
お疲れ〜！(クラス全員)
女子生徒
東言
まだ言おうとしてたこと、たくさんあったのに
女子生徒
男子生徒
〇〇
〇〇
女子生徒
男子生徒
担任
はーい！(クラス全員)
担任
東言
東言
東言
東言
東言
東言
〇〇
東言
まさかこれは…無自覚で言っているのだろうか
だとしたら…罪深い、罪深すぎる
東言
東言
乾晃樹
〇〇
東言
東言
今の俺には、止められなかった
東言
東言
東言
東言
東問
男子生徒
東言
東言
何だか、自分が惨めになってくる
東問
東問
東言
東言
東言
東言
東言
東問
東言
東問
東言
東問
この気持ちを言葉に例えるなら
一つしかない
東言
東問
東言
第1話、第2話 東言side fin
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