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小学・中学と保護施設で過ごした。
そこでの生活はまぁまぁで、 可もなく不可もなくってとこだった。
でも俺はやっぱりらだお先生のことを引きずっていて、誰かと話す時 無表情で怖いと 言われることが多かった。
でもこれじゃあこれからの生活が大変だ。そう思うようになった。
その日から一生懸命笑って、 クラスのムードメーカー的存在になった。
クラスメイト
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クラスメイト
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家
俺は高校から 一人暮らしを始めた。
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学校に行く。作り笑顔を作る。 家に帰る。愚痴を吐く。
こんな毎日が日常となっていた。
でも勉強は必死にやっていた。
俺もらだお先生みたいな 先生になりたかったから。
大学に行けるように頑張った。
卒業式
先生
先生
クラスメイト
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大学生活はあまりいいものとは言えなかった。
でもとても仲が良くなったエミさんという人がいた。
エミさんは俺と一緒にずっと 大学生活を送っていた。
そんなある日。 俺は高校生の時の友達…とは言えないが仲が良かったやつに出会った。
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俺はエミさんに聞こえないくらい 小さくため息をついた。
でもそれをエミさんは 聞いていたらしい。
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その言葉は
無理して笑わなくていいんですよ。
作り笑顔なんて 作らなくていいんです。
泣きたいなら泣いてください。
俺はらだお先生が 俺の隣にいる気がした。
その言葉を聞いた 瞬間俺は泣き崩れた。
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俺は話した。 こんなに俺の事を喋ったのは らだお先生に話した時以来だった。
子供の頃にあったこと。 らだお先生のこと。 エミさんがらだお先生に 見えたということも。
全部話した。 もうこの際どうなっても良かった。
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俺は一瞬にして 目の前が真っ暗になった。
そう、エミさんに抱きつかれていた
俺は動揺を隠しきれず、
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そういい、エミさんは離れた。
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その言葉を聞いた瞬間俺はまた泣きそうになった。でも我慢をして
ありがとう
そう伝えた。
エミさんは照れくさそうに 「いえいえ」と言った。
そしてエミさん家に来て 2時間後
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エミさんの話によると“我々だ”という名前でやっているらしく、
俺みたいな存在が入ると 楽しくなりそう、との事。
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家
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そして俺は我々だの動画を ほぼ全部見た。
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一番最初に出た言葉はそれだった。
この人たちは顔も出ていない。 なのに話、声、ゲームのプレイ だけで人を笑わせていた。
俺は思った。もちろん先生になることでらだお先生に恩返しができる。
でもそれ以上にYouTubeで動画を出して、笑わせた方がらだお先生に恩返しをできるとでは無いかと。
だから俺はすぐに行動した。 エミさんにその事を伝え、 我々だのリーダー グルッペンさんに会い、 メンバーと化した。
昔からみんなに好かれるタイプですぐに馴染むことが出来た。
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先生を選ぶという道。 それもあった、でも俺はこの道を選んですごく良かった。
俺を嫌な顔一つせず 迎え入れてくれる 仲間がいるから。
作り笑顔これからも 作るかもしれねぇ。 でも心から笑える時が とてつもなく増えたよ。
先生。元気にしてますか?
俺はすごく元気ですよ。 先生
ありがとうございました!
sho
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syp
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先生!俺、今幸せだよ!
笑うことの楽しさを教えてくれて
ありがとう!
──────────── END
楽しんでいただけたでしょうか。
長編作となり申し訳ありません
今回はemさんがknさんを助ける という感じでした!
wrwrdに入った順番など 変えています。
最後に 本人様とは全く関係がありません。