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#カラピチ
田 中 .↪ 受 験 生 🐢
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チョコレート
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コメント
1件
うわあ…読んでいて胸がぎゅっとなりました。るなの「好きだけど言えない」気持ちと、シヴァ先生の「気づいてたけど見ないふりした」後悔が、紫苑の花言葉で最後に繋がる構成が本当に美しいです。花吐き病というファンタジー要素を、叶わない恋の比喩として使っているのが巧いなと。1話でここまで感情を揺さぶられるのは珍しいです。続きがあるなら読みたいけど、この1話だけで完結していてもじんわりくる作品ですね…!
❄️彡
🐸彡
笑
🐸彡
今日も保健室には誰もいない
❄️彡
❄️彡
るなは小さい頃から体が弱くて、高校生になってからも毎日保健室通いだった
気づいたら惹かれていた
❄️彡
先生と生徒が結ばれる訳がないんだって事も
どっちにしろ、るなは結ばれても意味がないんだって事も
❄️彡
🐸彡
❄️彡
危ない危ない
せっかくシヴァさんと二人で居れるのにぼーっとしてたよ
🐸彡
🐸彡
❄️彡
🐸彡
🐸彡
❄️彡
正直シヴァさんにはるなの『好き』がバレていると思う
…でもシヴァさんは何も言わない
いや、言ってくれない
❄️彡
家でもシヴァさんの事を考えていた
恋って人をこんなにも夢中にさせる
初恋がこんな時だと
こんな関係だと
❄️彡
これが生徒同士だったらどうだったんだろう。
なんて、想像して打ち消す
その時
❄️彡
吐き気を感じた
昔から体調が悪い時は似たような事があったけど
今回はそれよりもヤバかった
❄️彡
トイレに駆け込んだ
❄️彡
るなが吐き出したのは
花だった
確かこの花は………
❄️彡
花を口から吐き出す………
❄️彡
花吐き病
ふとその名前が頭に思い浮かぶ
❄️彡
❄️彡
❄️彡
🐸彡
❄️彡
初めて花を吐いた日から、もう2ヶ月が経った
❄️彡
この花は自分の血液からできている
だからるなの体には、もうほとんど血が残っていないだろう
体重も『ちょっと』減ったし
肌も『ちょっと』白くなったし
でも、シヴァさんは何も言わない
察しているのか察していないのか
…何も、言ってくれない
❄️彡
一緒にいれる時間が、最近は苦しかった
❄️彡
学校からの帰り道
視界がぼやける
足もなんだかふらつくし
バタッ
薄れていく意識の中
男性
女性
色んな人の声が、聞こえた
鏡の前に立って全身を眺める
黒いスーツに黒いネクタイ
今日は流石にあの白衣では出れない
『るなさんが倒れた』
そう聞いたのはあの日、るなさんが早めに帰った日だった
『病院に運ばれた時は、もう…』
泣きそうな声でるなさんの母親から伝えられた
…本当は気づいてた
小さな違和感
何か痩せて見えたこととか
何か肌が白く見えたこととか
でも、追求するのがどこか怖くて
気づかないふり、をしていた
葬式場に入ると、るなさんの笑っている写真が見えた
空気が、重い
母親
🐸彡
声をかけてきたのはるなさんの母親だった
🐸彡
母親
返事をしたるなさんの母親はどこか空っぽにも見えた
母親
🐸彡
薄紫色の日記を渡される
母親
そして、俺を見て目を細める
母親
母親
母親
🐸彡
母親
母親
そう言って微笑んだ顔はるなさんを思い出させた
外に出て日記を開く
❄️彡
❄️彡
❄️彡
❄️彡
❄️彡
❄️彡
❄️彡
❄️彡
❄️彡
❄️彡
❄️彡
❄️彡
❄️彡
そんな内容が日記には書いてあった
目が、熱くなった
花吐き病
🐸彡
だから、痩せていたし肌も…
そう気づいたら、もうダメだった
ひらっ
🐸彡
日記から栞が落ちてきた
🐸彡
それは、薄紫色のこの日記にぴったりの花だった
押し花にされている小さい花
🐸彡
裏には何か言葉が書いていた
❄️彡
❄️彡
❄️彡
❄️彡
🐸彡
伝えてくれたんだ
最期に
好きって
忘れないって
🐸彡
🐸彡
押し花にされた紫苑が少し揺れた気がした