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手乗りサイズの🤖の話。 🤖視点 出演 🤖、📡、🎶、🧚♂️、🐭
時々こんな事を思う。
私を量産できたらなと。
そうしたら犯罪をする私、ファームをする私、車を売る私、料理をする私などと役割分担できるのに。
なんてことをDr.ギガさんに話したら。
ケイン
レダー
妙に上機嫌なDr.ギガさんにプレゼントだと箱を渡された時は思わず身構えてしまったが、蓋を開けてみると3体の私が入っていた。
レダー
ケイン
レダー
ケイン
それぞれに1号、2号、3号と番号を振り分け持ち帰ったところ豪邸のソファに寝転ぶ店長と遭遇した。
ケイン
レダー
ケイン
小さい私を起動させ床に下ろす。
すると早速箱の中から出てきては玄関の方へ走って行ってしまった。
レダー
ケイン
記憶が正しければ確か玄関の武器スタッシュに。
ケイン
レダー
小さな私がボスバッグをズルズル引き摺って帰ってきた。
これには店長も大喜びである。
今日は警察の人数が少なく店舗強盗すらできない。
花は全て薬に変えてしまったし、物資も有り余っている。
ということで料理をすることにした。
ケイン
スムージー作りを1号と2号に任せ、私は3号とアイスを作る。
3体ともテキパキ動いてくれるから作業の進みが早い。
音鳴
ケイン
音鳴
そこにカジノ帰りの会長が入ってきて1号を指で突つく。
ケイン
音鳴
ケイン
音鳴
相変わらず賑やかな人だ。
ケイン
音鳴
ケイン
音鳴
予想通りの返答にファンが回る。
1号を摘み上げてまじまじと観察する会長はきっと良くないイタズラでも考えているのだろう。
ケイン
音鳴
ケイン
音鳴
つまりトピオさんにドッキリを仕掛けたいと。
ケイン
音鳴
ケイン
音鳴
ということで2号と3号も連れて会長の車に乗り込んだ。
音鳴
トピオ
車の中に隠れて様子を伺う。
トピオさんは赤花の採取場に居た。
音鳴
トピオ
会長の掌にちょこんと座る1号。
それを見て慌てふためくトピオさん。
ファンの回転が止まらない。
トピオ
音鳴
細かい設定までは考えていなかった様で、会長がタジタジになる。
でも危なっかしいくらい純粋なトピオさんは仲間の言葉を簡単に信じた。
トピオ
と、ランポに乗り込もうとした為流石に止めに入る。
ケイン
トピオ
ケイン
トピオ
ケイン
音鳴
軽く暴走してしまっているトピオさんに事情を説明する。
トピオ
音鳴
誤解を解き、3体の小さなロボット達が一生懸命花を集める様子を眺める。
あれが違法なものでなければ微笑ましい光景なのだけれど。
トピオ
音鳴
ケイン
トピオ
ケイン
音鳴
ケイン
トピオ
ケイン
音鳴
トピオ
レダー
トピオ
空を見上げるとバザードに乗った店長が優雅に降りてきていた。
さっきまでソファでだらけていたのに、漸くやる気になったらしい。
レダー
ケイン
音鳴
トピオ
ケイン
トピオ
音鳴
ケイン
レダー
音鳴
なんて他愛のない話に夢中になっていると。
音鳴
ケイン
さっきまで花摘みを手伝っていた3体の姿が消えていた。
草を掻き分け注意深く探してみても見つからない。
音鳴
トピオ
レダー
ケイン
あらゆる可能性を考える。
他に仕事を見つけてそちらに行ってしまったのか、野生動物に連れ去られてしまったのか、すぐ側の湖に落ちてしまったのか。
トピオ
ケイン
何だかトピオさんが無理矢理笑顔を作った気がした。
何故だろう。
音鳴
レダー
会長も店長もわざと明るく振る舞っているような。
演技じみた言動に疑問を抱く。
ケイン
けれどその疑問を口に出してはいけない気がして飲み込んだ。
音鳴
私は会長の車で、トピオさんは花が積まれたランポで、店長はバザードでそれぞれ帰宅することにした。
先に豪邸に着いていた店長が芝生で誰かと話をしていた。
青髪のネズミ。
ケイン
刃弐
音鳴
刃弐
ランドさんは闇メカとして不二子さんの元で働いている。
仕事場というのはそのガレージのことだ。
刃弐
音鳴
ケイン
レダー
音鳴
ケイン
刃弐
と噂していた通り。
トピオ
音鳴
ケイン
レダー
ボンネットは外れ、窓も割れ、顔は拉げて原型がない。
きっとエンジンは真っ赤だろう。
刃弐
トピオ
工具を広げランポの修理を始めるランドさん。
その手際は前より良くなっている。
トピオ
刃弐
ケイン
トピオ
少しずつ車が元の姿を取り戻していく。
その様子を眺めていたら、ふとランドさんの手が止まった。
刃弐
ケイン
刃弐
音鳴
レダー
皆で揃ってトランクを覗くと。
トピオ
刃弐
ケイン
大量に積まれた花の中に1号、2号、3号が埋もれていた。
音鳴
レダー
ケイン
そう呟いて、ふと安堵している自分に気がつく。
どうやら思いの外ショックを受けていたらしい。
同族として仲間意識みたいなものでも生まれていたのだろうか。
それとも身体が壊れる苦しみを知っているから、この子達が同じ思いをしていなくて安心したのか。
ケイン
3体を両手で掬い上げ土を払う。
後でお風呂に入れてあげよう。
翌日。
トピオ
ケイン
トピオ
ケイン
トピオ
ケイン
トピオ
ケイン
トピオ
Dr.ギガさんには申し訳ないけれど、彼らが居ると心配で目が離せなくなってしまう。
自分が仕事に集中できなくなってしまうから、だから父の元へ返した。
なんて言ったら心があるだなんて言われそうだから、誰にも話さないけれど。
END