コメント
12件
推し達の苦しんでいる所を見るのが楽しいなんてヤバいよなw
受験まであと12日!?!?近いじゃん近いじゃん……がんばって!!!
ぬし
ぬし
彰人
ぬし
彰人
ぬし
ぬし
彰人
ぬし
ぬし
ぬし
彰人
ぬし
ぬし
ぬし
彰人
ぬし
ぬし
ぬし
彰人視点
彰人
道端に倒れ込んだそのひとは、生憎、何百回も顔を見た相手だった。
彰人
周りの視線を痛いくらい、感じる。 でもその喧騒は聞こえず、俺の耳には杏の荒い呼吸だけが響いていた。
彰人
覚悟を決めて、杏を抱きかかえて走る。
彰人
彰人
もっと、前に強く注意しとけばよかった。後悔とか、色んな感情でいっぱいになって。
彰人
幸運なことか、今日、家に家族は誰もいなかった。
彰人
彰人
小さく呟く。杏はさっきまでの不安定な息でこそないが、真っ白な顔は生気を感じさせなかった。
杏
彰人
杏
杏は、部屋を見回す。焦点が合わない虚ろな瞳を巡らせてから、最後にオレの名を呼んだ。
杏
顔を歪ませた杏に、とっさにビニール袋を差し出す。
しかし、杏はえずいただけで、なんの吐瀉物もださなかった。
杏
彰人
彰人
杏
彰人
杏
彰人
彰人
ペットボトルを、差し出す。
彰人
杏
彰人
杏視点
杏
彰人
声を荒らげる彰人を、驚いて見つめる。
彰人
彰人
杏
彰人
彰人
杏
杏
__自分の頬を伝う雫の存在に気づいて。
杏
杏
杏
声が震える。その続きが、うまく言えない。
……自分が、弱音を吐いちゃいけないって思ってた。 だから、自傷でその気持ちごとしまいこんじゃおうって。
でも、
彰人
彰人
こんなにも優しく、自分の名前を呼んでくれる人が、目の前にいて。
杏
杏
杏
言って、しまった。
杏
杏
彰人
彰人
私の背中をさすってくれる彰人が口にしたのは、その一言だけ。
その一言、だけだったのに。
杏
彰人
「オレはいつだって、受け止める」 そうやってまた、手を握ってくれる彰人のぬくもりを感じて。
杏
杏
もうちょっとだけ、生きてみよう。
今日は、久しぶりにカッターを取り出さずにすむな、と1人思う。
終
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
杏
彰人
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし