夢野うき
お泊まり会以来の顔合わせだから、挨拶がぎこちない。
ドアを開けると、そこにいたのはロー先生ではなく......
夢野うき
サボ
サボ
夢野うき
サボ
夢野うき
サボくんは少し目を細めた後、
閃いたように口角を上げた。
サボ
夢野うき
サボ
サボ
夢野うき
バレた....一瞬で
夢野うき
夢野うき
サボ
サボ
サボ
夢野うき
サボ
夢野うき
サボ
サボ
夢野うき
どんだけ分かりやすいんだ、自分。
夢野うき
サボ
夢野うき
あ、ダジャレじゃないよ。
夢野うき
キィ
ベッドに座っていたサボさんが立ち上がった
夢野うき
サボ
カコッ、カコッ
相変わらずお洒落な靴だなぁなんて関心している余裕もなかった。
なぜなら、雰囲気があの時と同じだから。
不覚にもキュンとしてしまった、あの時と。
サボ
夢野うき
突然名前を呼ばれて、胸がドキッとした。
だから、ずるいって。
サボ
一瞬で壁際に追いやられた私は、
サボくんの綺麗な指によって、余計な髪を耳にかけられた。
夢野うき
申し訳程度に胸元を押すのだが、ビクともしない。
サボ
サボ
サボくんが犬系男子のように甘えてくるので、とても困る。
私にはロー先生がいるし.....
だから、その眼差しやめて!可愛いから!
サボ
ニヤリと笑うその顔はロー先生みたいだ。
サボくんは私の顎を上に向かせると
左手でいわゆる壁ドンというやつをした。
夢野うき
カッコいいということは身に染みて分かっているので、
絶対に目を合わせない。
夢野うき
そんな意地を張っている私に対抗心が芽生えたのか、
サボくんが私の耳を食べた。
そう、食べたのだ。
夢野うき
自分でも驚くほど甘い声と、だらしない声が出た。
サボ
ボソッと呟くから、本気にしてしまいそうで困る。
サボ
サボ
夢野うき
夢野うき
サボ
サボ
夢野うき
サボ
夢野うき
サボ
サボ
夢野うき
夢野うき
ロー
ロー
夢野うき
サボ
ロー
邪魔扱いされたのが気に入らないのか、ローが不機嫌な顔をする。
サボ
サボ
そう言うと、サボくんは保健室を後にした。
まるで事後みたいじゃないかっ やめてくれっっ
ロー
夢野うき
長い沈黙が続く。
せっかく会えたのに。こんな再開は嫌だ。
夢野うき
ロー
先生はいつものようにクールかつ冷静に椅子に腰掛けている。
クールかつ、冷静に....?
帽子で顔が見えないのだが、なんだか怒っているような.....
夢野うき
ロー
夢野うき
ロー
ロー
夢野うき
言われた通りに先生の近くへ行くと、
腰を抱き寄せられ、先生の足に跨る形になってしまった。
夢野うき
先生からは、あの香水の香り
かっちりとした服装もカッコ良すぎるし
何よりその顔だよ!顔!
カッコ良すぎだよ出直してこい(?)
夢野うき
ロー
チュッ、クチュッ
まただ。
頭がおかしくなるような、全身がとろけるようなキス。
夢野うき
後頭部と腰はしっかり抑えられ、逃げることなど許されない。
夢野うき
夢野うき
長い長い口づけが終わった。
慌てて息を吸い込む。
夢野うき
ロー
ロー
夢野うき
ロー
ロー
私のことで?
そう聞きたかったがやめておいた。
ロー
夢野うき
最近のロー先生は、クールからかけ離れてきてる気がする....
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コメント
2件
とうとう見られてしまった!、、、、 このあとは、、どうなるのか続き楽しみにしてますね!