テラーノベル

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テラーノベル(Teller Novel)

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なずな(主)

はぁーい皆さん
こんなずー

なずな(主)

主のなずなです

なずな(主)

急ですがこの話は完結しない可能性が高いです

なずな(主)

途中で投げ出したり飽きたりで

なずな(主)

そんな時はみなさんの想像力へ全振りします

なずな(主)

こんな責任感無いやつが主で申し訳ない

なずな(主)

あと時たま半年ぐらい投稿止まるときがあるので

なずな(主)

それもご了承願います

なずな(主)

まあ完結させるためには通知で知らせてもらうしかないので…ね?

なずな(主)

ということで本編どうぞ

担任

えー突然ですが転校生を紹介します

ザワザワ

黒川 七海

(ホントに突然だな…)

担任

入っていいぞー

ガラガラ

担任

隣町から引っ越してきた

伊藤 楓真

伊藤楓真です。お願いしやす

黒川 七海

ぅげ…

ポケットに手を突っ込んでいて ピアスもバチバチ。 おまけに髪色は目立つ白。

いかにも素行悪いって感じで 僕の苦手なタイプ。

黒川 七海

(どうか僕の隣にはなりませんように…)

そう心の中で静かに願う。

担任

じゃあ、席は一番後ろの窓側で

担任

あの黒髪の隣だ

指を向けるその方向にいたのは僕

伊藤 楓真

分かりました

黒川 七海

(最っ悪…)

黒川 七海

(よりによって僕の隣…)

黒川 七海

よろしくね、楓真くん

内心はそう思っていても 顔にも口にも出さない

伊藤 楓真

あーうん。よろしく

黒川 七海

伊藤 楓真

黒川 七海

(会話続かないんだけど)

伊藤 楓真

あの名前って

黒川 七海

え?

伊藤 楓真

貴方の名前…

黒川 七海

ああ、僕は黒川七海

黒川 七海

七海って呼んで

伊藤 楓真

七海くん、でいい?

黒川 七海

うん!

口角を無くなるくらいに あげて愛想よく見せる

苦しい、辛い

これが"優等生"

 

担任

――ではこれで朝のHRを終わる

担任

黒川

黒川 七海

はい

担任

昼休みでもいいから
伊藤に学校案内をしてやってくれ

黒川 七海

(めんどくさ、やりたくねえ)

黒川 七海

はい、分かりました!

担任

みんなもサポートしてやれよー

はーい

伊藤 楓真

ごめん、七海くんの時間使わせて…

黒川 七海

大丈夫だよ。どうせ今日暇だったし!

不安になりながらおずおずと 謝ってくる姿はとても意外だった

黒川 七海

(見た目に反して悪い奴ではないのか?)

一時間目

担任

-ーーー。ーーー…

黒川 七海

(眠い、とても。昨日遅くまで勉強してたからだな。もう徹夜は辞めよう)

担任

では教科書の130ページ開いてください

指示をした瞬間みんなが一斉に 教科書を開く。一人を除いて

伊藤 楓真

先生教科書がないんですが

担任

え?ああ!貴方は転校生の、じゃあ教科書がくるまで~…

担任

黒川くん!見せてあげて

黒川 七海

(まあそうなるとは思ってた)

黒川 七海

分かりましたー

黒川 七海

机くっつけよっか。見にくいだろうし

伊藤 楓真

ありがと

黒川 七海

全然。当たり前のことしただけだよ

みんな笑顔が好きなんだ だから笑わないと、

ニコッと笑ってみせると 伊藤くんはほっとしたような 顔を見せた

伊藤 楓真

黒川 七海

担任

ーーー!ーー

ビュオオオオオ🍃

窓の隙間から入る風が僕ら全員の髪を揺らした

その瞬間ふと香る柑橘の匂い 恐らく伊藤くんだ

黒川 七海

…いい香り

伊藤 楓真

え?

黒川 七海

ハッ!?いや、えっと、その…

黒川 七海

伊藤くんいい香りするなって、

少し歯切れを悪く言うと

伊藤 楓真

ぷはっ笑 好き?この香り

と想像とは真逆の顔をされた。

黒川 七海

(ドキ)

黒川 七海

う、うん。僕の好きな香りだ

黒川 七海

(は?ドキってなんだドキって!)

伊藤 楓真

俺もなんだよね

「何かThe.青春みたいな?」 ともう一度笑顔になった

黒川 七海

ぷっ笑 何それ

僕もつられて

四時間目

モブ

こっちにパスくれ!

モブ

ちょ、何やってんだ!

モブ

戻れ戻れ!

モブ

斉藤シュートだ!

黒川 七海

ふぅー…

一息付いて木陰に座る。 今は体育の時間でサッカーをやっている

僕たちの試合はBチーム、僕らのチームの勝利。 この試合が終わり次第次の対戦相手が決まる。

それまでは大きな桜の木の木陰で休憩。

黒川 七海

(あっつ…まだ6月だってのに)

??

あ、黒川くん

黒川 七海

あ、蓮花

??

あたしもいますよー!

この女子二人は 蓮花(れんか)と千夏(ちなつ)

蓮花とは幼馴染みで小さい頃はよく遊んでいた

中学になってからいきなり苗字呼びになったりで少し疎遠になっていた

千夏は蓮花の友達でとてもうるさい。蓮花との恋愛話をよく聞いてくる

黒川 七海

(何でだかさっぱり分からないが)

古川 千夏

試合今終わったの?

黒川 七海

うん

古川 千夏

お疲れ様ー!

風吹 蓮花

凄い活躍だったね

黒川 七海

え、そう?

風吹 蓮花

う、うん!黒川くんって何でもできるんだね

黒川 七海

そんな事ないよ

古川 千夏

とか言ってホントは嬉しいんじゃないの~?

黒川 七海

嬉しいけど、

古川 千夏

だって!よかったね蓮花!

風吹 蓮花

うぅ…辞めてよ千夏~…

蓮花は顔を手で覆って表情を見えなくしていた

黒川 七海

(何がよかったんだ?)

伊藤 楓真

七海くん、次試合だよ

黒川 七海

ん、分かった。ありがと

黒川 七海

じゃあ行ってくる

古川 千夏

はいはーい、ここで見てるから頑張ってきてよね!

風吹 蓮花

が、頑張れ

黒川 七海

頑張るね

 

 

 

風吹 蓮花

あ~もう無理尊すぎ死ぬぅ…

古川 千夏

あの笑顔は確かに反則だわー

風吹 蓮花

だよね?!直視できないもん…

古川 千夏

ーーー!

風吹 蓮花

ーーー?

古川 千夏

ーー、--

古川 千夏

さてと、試合見ますか!

風吹 蓮花

そうだね

モブ

黒川!パス!

黒川 七海

モブ

させねぇよ!

黒川 七海

(んー道無いな)

黒川 七海

!!

伊藤 楓真

ボケ-

黒川 七海

伊藤くん!

伊藤 楓真

黒川 七海

パス!

伊藤 楓真

え、え!?俺!?

黒川 七海

それしか方法がないんだ!

伊藤 楓真

お、俺運動音痴だけど、

黒川 七海

大丈夫だよ!ちょっと前に蹴るだけ!

黒川 七海

そしたら僕が何とかする!

伊藤 楓真

わ、分かった。やってみる

情けない声で返事をすると 同時に脚を大きく振り上げた

黒川 七海

!!

まるで鳥が翼を広げているような そんな感じ

その脚は綺麗にボールに当た――

伊藤 楓真

スカッ

黒川 七海

へ?

らないで見事に空振りした

そのまま勢いは止まらず 伊藤くんは尻もちを付いてしまった

モブ

行くぞー!シュートだ!

ピピー

ボールを取られたBチームは 得点をとれずに敗北。

伊藤 楓真

いってて…

黒川 七海

大丈夫?

伊藤 楓真

うん、大丈夫。だけど、

モブ

よっしゃー!

モブ

ないっシュー!

喜びの声が聞こえる方へと 視線を向ける伊藤くん

黒川 七海

(気にしてんのか?たかが体育だってのに…)

黒川 七海

気にしてる?

伊藤 楓真

うん、実際俺のせいだし

落ち込んでいる姿は小動物のようでとても可愛らしかった

黒川 七海

(って、何考えてんだ僕)

黒川 七海

大丈夫だよ。気にしな――

モブ

ちぇー、伊藤って奴のせいで負けた

モブ

それな、つかあんなボールも打てないとかみっともねえ

モブ

それなー笑

黒川 七海

伊藤 楓真

伊藤 楓真

(まあそう思われるのは当然か)

黒川 七海

おい、お前ら

モブ

あ?んだよ

伊藤 楓真

?七海くん?

黒川 七海

みっともねえのはそっちだから、

黒川 七海

他人を見下すことしか出来ない馬鹿猿共が。

黒川 七海

頑張ってる奴のこと嘲笑ってんじゃねえよ

黒川 七海

だっせ

モブ

はぁ?嘲笑ってなんかないけど

モブ

言いがかり辞めてくんない?

黒川 七海

お前ら端っこでぺちゃくちゃ喋ってただけだろ?

黒川 七海

なのに「俺活躍したけどあいつが―」みたいな雰囲気出しちゃってるの?

黒川 七海

だから嫌われるんだろ

黒川 七海

行こ、伊藤くん

伊藤くんの 腕を引っ張りながら移動する

伊藤 楓真

え!ちょっと七海くん!?

 

 

モブ

何あいつ、良いやつ気取っちゃってさ

モブ

ムカつくわ、無駄に優等生って感じでおもんな

黒川 七海

はぁー…

黒川 七海

(やってしまった…つい感情任せで…)

黒川 七海

(僕の築きあげてきたものが、)

伊藤 楓真

あの、!

黒川 七海

ん?

伊藤 楓真

ありがと

黒川 七海

別にちょっとムカついただけ

伊藤 楓真

それでも嬉しかった

黒川 七海

え?

伊藤 楓真

俺のために怒ってくれたのが…

伊藤 楓真

今まで助けてもらったことなかったから、

儚く笑う彼に僕は 何と言ったら良いのか 分からなくなってしまった。

黒川 七海

そ、っか

黒川 七海

でも僕キャラブレてなかった?

伊藤 楓真

あー少しだけ、

黒川 七海

少し、ね笑

黒川 七海

さーてと、戻ろっか

伊藤 楓真

うん

黒川 七海

あ、この事は周りには言わないでね

黒川 七海

一応真面目っていうていでやってるから

伊藤 楓真

二人だけの秘密って事だね?笑

黒川 七海

何かその言い方嫌だな、

なずな(主)

おかえりんごジュース

なずな(主)

てことで女子二人の紹介していきまーす

風吹 蓮花

風吹 蓮花(ふぶき れんか)
性格:人見知り、一見クール
好きなもの:??

古川 千夏

古川 千夏(ふるかわ ちなつ)
性格:活発、明るい
好きなもの:きつねうどん

なずな(主)

何故千夏ちゃんがきつねうどん好きかというと

古川 千夏

お母さんに看病してもらった時に作ってもらって、

古川 千夏

めっちゃ美味しかったから!

なずな(主)

だそうです

なずな(主)

ということでばいなずー

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