彩音
えっと、どうも。彩音です。
彩音
えっと、愛海は前回の罰で腹筋をやって腹が痛くなって出れないので今回は私が最初に司会をやりたいと思います。
彩音
あの、私からのお願いです。もし良かったら♥やシェアをしてくれると有り難いです。
彩音
それではどうぞ...
春千夜
彩音...?
彩音
春千夜...?
春千夜
なんで、お前がここにいんだよ。
彩音
君が倒した人に捕まってたの。てか...春千夜こそ、なんで...
春千夜
ここは、俺らのシマなんだ。首領に頼まれて外回りしてるんだ。
彩音
ふーん。そっか。助けてくれて有り難う。(立ち去ろうとする。)
春千夜
待て。お前この時間、練習してる時間じゃねぇのか?
彩音
...なんで分かるの?
春千夜
御前の家をたまにこの時間に通り過ぎるんだよ。その時にピアノの音が聞こえる。泥々っとした音は変わらねぇけどな。
彩音
...春千夜には、関係ないでしょ。それに、私は春千夜ともう関わる気はないよ。
春千夜
...お前はこのままで良いのかよ。
彩音
...そりゃ、春千夜にだって認めてもらいたいよ。けど...
春千夜
けど...?
彩音
...春千夜の言っていた事が正解なんじゃないかなって思うときがあるの。
彩音
...今は私は有名になったよ。けど、有名になって良いってものじゃないってはっきり分かった気がする。
彩音
有名になっていけばなっていくほど、苦しい事も抱えなければいけないって分かった。
春千夜
...
彩音
...私さ、逃げてきたんだ。両親からの期待と裏腹に、スパルタだしさ、もう耐えられなくて...逃げてきちゃった。
彩音
私...
彩音
ピアノなんて...
やらなければ良かった。
春千夜
...それが御前の本当の気持ちか?
彩音
うん、本当の事。私はもう、ピアノなんてやめるべきだと思ってたから___
春千夜
ふざけんじゃねぇよ。
彩音
えっ?
春千夜
御前の精神はゴミ以下かよ。
彩音
...ッ...春千夜が言ってきたんでしょ!私にピアノやめたらって!
春千夜
確かに言った。けど、御前の精神はこんな早く崩れるものじゃねぇだろ。
彩音
...私だって頑張って来たよ...だけど、私に自由はないから。
春千夜
なら、今から自由に生きればいいんじゃねぇの?
彩音
...そんなことできないよ。
春千夜
はぁ...御前本当に疲れるな。
自由を決めるのは家族じゃねぇ。御前自身だ。相手にどう言われようと御前の思ったことをすればいいんだよ。ピアニストだって御前が目指したかった大きな夢だろ?観客になんて言われようが関係ねぇだろ。最後まで貫き通せよ。達成した夢を簡単に壊すな。
自由を決めるのは家族じゃねぇ。御前自身だ。相手にどう言われようと御前の思ったことをすればいいんだよ。ピアニストだって御前が目指したかった大きな夢だろ?観客になんて言われようが関係ねぇだろ。最後まで貫き通せよ。達成した夢を簡単に壊すな。
彩音
...春千夜ってそんなこと言うんだね...。少し驚いたかも...(少し笑って)
春千夜
...別に、俺は本当の事を言っただけだ。
彩音
ねぇ、春千夜。私、もうちょい頑張る。みんなに認められるように。けど、まだ私はあの時の事は許してないから。今日は、感謝...するけど...
春千夜
そうかよ。(少し笑って)
彩音
...ドキッ(ドキッ...?)
春千夜
けど、御前、家戻りたくねぇんだろ?
彩音
...うん。あそこは...嫌な所だし。
春千夜
...あっ、御前掛け持ちとかしても平気か?
彩音
えっ?うん...平気だけど...
春千夜
丁度いい。着いてこい。
彩音
...(嫌な予感しかしない...)
春千夜
失礼します。
彩音
...失礼します。
マイキー
三途、何か用か?それに、どうしたその女。
彩音
えっと、初めまして。晴宮 彩音です。(...怖いな...)
マイキー
...?晴宮 彩音ってめっちゃ有名なピアニストじゃねぇか。どうしてだよ。
春千夜
マイキー。晴宮をあそこのクラブのピアニストにして貰ってもいいですか?
マイキー
あぁ...あそこか。あそこはあんまり人気がないからどうしようと思っていたんだが、晴宮が来るんだったら安心だろう。分かった。そうしよう。
春千夜
有り難うございます。(ペコリ
彩音
...(ペコリ
マイキー
晴宮。
彩音
はい。
マイキー
梵天にようこそ。後の事は三途に聞いてくれ。もう、出て良いぞ。
春千夜
はい、失礼しました。(ペコリ
彩音
失礼しました。(ペコリ
彩音
ねぇ、春千夜。
春千夜
なんだよ。
彩音
春千夜って多重人格者?
春千夜
んな訳ねぇだろ。
彩音
嘘だ。マイキーさんの前だとめっちゃ穏やかじゃん...
春千夜
御前だってそうだろうが、俺以外の奴には優しくしてんじゃねえか!
彩音
それは君が大嫌いだからだよ!
春千夜
はぁ?嫌いでも普通に接するだろうが!
彩音
そうしたら春千夜だってみんなに普通に接しなよ!
蘭
ほら、二人とも喧嘩しないで~。
彩音
もう、春千夜なんて知らないもん!
春千夜
へっ。助けてって言われても知らねぇからな!
九井
幼稚園児の喧嘩かよ。あっ、御前見た事ねぇな。
鶴蝶
そうだな。名前は?
彩音
えっと、晴宮 彩音です。
竜胆
晴宮 彩音って有名なピアニストじゃん。どうしてこんなところにいるの?
彩音
あの多重人格者に連れて来られました。(指を指して)
春千夜
あっ?
鶴蝶
確かに彼奴は多重人格者だな。
彩音
まぁ、簡単に言えば家を出たんです。両親からの期待やスパルタに耐えられなくて。
九井
なるほどな...確かに有名になっていくほど期待を背負ってないといけないからな。
彩音
それで、春千夜に会ったんです。
彩音
春千夜には、迷惑掛けちゃったけど、ピアノを自由に弾けるかどうか分からないです。頑張っていつか自由に弾ける日が来ればいいんですけどね。
蘭
そういえば、春千夜と晴宮はどういう関係なの?
彩音
?幼馴染みで、大嫌いです。
竜胆
めっちゃストレートに言うじゃん。
彩音
...けど、いつかはピアノが上手いって認められたいです。
春千夜
...そうかよ。御前次第だな。
彩音
...絶対に認めさせる。
春千夜
ほら、もう行くぞ。もう少しであそこのクラブがオープンする時間だ。タッタッタッ
彩音
待ってよ...!あっえっと、もし良かったら見に来てください。これで失礼します。(ペコリ)タッタッタッ
いつか春千夜に認められる日が来ますように。
愛海
お帰りなさい。次は70♥で作ろうと思います。
愛海
ぜひ♥やシェアをしてくれると有り難いです。
愛海
それでは、ドロン!
97タップお疲れ様です。また見てね~!