センパイ。

年下なんてダメですか？

高身長好きなんですか？

彼女候補にどうですか？

センパイのことが

「好き」

不純な動機で受験してみたり

アピールしたり

なんで気づいてくれないんですか？！

偶然装う作戦も許して

毎日ここで 挨拶待ちぶせして

もしこの時計進めることができたら

君と 席が近くなって

君と 恋人にもなって

なんでそうじゃないの

…今好きになって僕のこと

歳の差なんて関係ないよね

センパイ、気づいてよ

一途なところ好きです

でも僕の入る隙間なんてなくて

センパイにも好きな人がいる

僕の好きな人

君じゃなければ 良かったのに

卒業してしまうのに

なんにもできないままです

手紙を書いてみました

「センパイが悪いんですよ」

センパイの悪いところ全部

「優しすぎるところとか」

全部

「面白すぎるところとか」

全部

「笑顔がズルいところとか」

全部。

少し先に生まれた好きな人が

少し先に恋をしてしまった

もうこの場所で 「おはよう」さえ言えない

君を困らせるから

届かない思い閉じ込めるんだ

もしあと1年一緒に居られるのなら

君と 普通の話を

君と 当たり前の日々を

なんでそうじゃないの

『るぅとくんの笑顔好きやなぁ～』

引きずらないで笑うんだ

最後の日まで ずっと好きでした

「センパイ、さようなら。」