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タッ、タッ、タッ

リオン

(残り2km…)

リオン

(うん、身体は軽い)

今日は休日

マリアさんはまたお仕事があって1週間は王宮に戻っている

キース

やぁ、リオン

リオン

………

リオン

ふぁっ?!!!

走っていると前にキースが立っていた

リオン

な…なななな

リオン

そ…卒業した貴方がなぜ…

リオン

こ…婚約は解消しませんよ?!

キース

はははっ

キース

違う違う

キース

それはもういいさ

リオン

へ…?

リオン

じゃ…じゃあなんで…

キース

……

キース

リオン・アルファ

突然キースは真剣な顔になり頭を下げた

リオン

え?!

リオン

ちょ…ちょっとキースさん!!!

リオン

や…やめてください、顔を…!!

キース

研究に協力して欲しい

リオン

……え?

キース

フォークになった君に

キース

協力を頼みに来たんだ

キースは顔を上げて事情を説明し始めた

キース

研究によるとフォークはどれも後天的な体質らしいんだ

キース

君は、いつから味覚を?

リオン

わ…私…は…

リオン

10…いや…11年前…

リオン

馬車にはねられてから…

キース

…そうか…

キース

11年もの間味覚を失っているのか…

キース

…辛いな…

リオン

!……

キース

…君と同じく、味覚を失って

キース

ケーキでしか味覚を得られなくなった者が沢山いる

キース

そのせいで犯罪も絶えない

キース

そこで、だ

キース

君に、僕の研究を助けて欲しい

リオン

は…はぁ…

キース

血液、皮膚、脳

キース

全てを検査させて欲しいんだ

キース

それで、フォークになった者たちを元に戻してあげたい

キース

どうだろうか

キース

助けてはくれないか

リオン

………

リオン

(助け……)

リオン

…はい、いいですよ

キース

!本当かい?!

キース

ありがとう…

リオン

(次期国王陛下の頼みは断れませんよ…全く…)

キース

日時は後日手紙を送る

キース

本当に感謝するよ

キース

リオン

リオン

はい

リオン

私に出来る事ならば

リオン

お手伝いしますよ

リオン

義兄さん

キース

ピキッ

キース

は…ははは…

キース

まだ君の義兄さんにはなってないよ?

キース

あと2年、君はQueenの座を…

リオン

しっかり守りますよ

笑顔でそう答えるとキースの笑顔が少し引きつった

キース

絶対負けるなよ

キース

リオン

トレーニングが終わってシャワーの帰り

ララ

あれ、リオン!

リオン

ララさん

ララ

シャワー浴びてきたの?

リオン

はい!

ララ

いい匂いだね〜

ララはスンスンっと私の周辺を嗅ぎ始めた

リオン

わ…っ…

リオン

ははっ…

リオン

くすぐったいですよ〜…

ララ

フローラルな匂いだ!

リオン

私のお気に入りなんです

リオン

このシャンプー

ララ

へぇ〜!

ララ

いいなぁ〜

リオン

教えましょうか?

マリア

出張の間に堂々と浮気なんていい度胸ね

マリア

リオン

リオン

!ま…マリアさん!!

リオン

う…浮気だなんてそんな…

マリア

部屋に居ないから探してみれば…

マリア

行くわよ

ララ

あらあら

リオン

わ…わわわ…

シャツを掴まれて部屋まで連れていかれた

ベッドにそのまま投げられて壁に頭をぶつける

リオン

い〜〜っ…!

リオン

ま…マリアさん…っ…

マリア

言い訳は?

ドンッ

マリアさんは足で私の真横の壁を踏みつけた

リオン

ひいぃっ…!!

リオン

してない…です!

リオン

浮気してないです!!

マリア

ふーん…?

リオン

っ……

マリア

…………

顔を手で覆って隙間からマリアさんの様子を伺っているとマリアさんは私の下半身をジーッと見つめ始めた

リオン

……?

マリア

……へぇ

マリア

ララに欲情したの?

リオン

へっ?

マリア

これ

マリアさんは足を下ろして私の下半身の膨らみを踏んだ

リオン

なっ…!

リオン

ち…違います…っ!!

リオン

こ…これは…その…

マリア

何よ?

リオン

マリア…さん…

リオン

がお仕事でいない時は…

リオン

1人でもしてない…ですし…

リオン

その…

リオン

久しぶりにマリアさん見たら…

リオン

な…なんか…

リオン

髪型…とか…服とか…

リオン

え…えっ……ち…で…

マリア

な…っ…

マリア

何…言ってるの?!!

マリア

こ…このど変態!!!

リオン

ひぃいっ…!!!

リオン

ご…ごめんなさい!!

また殴られると思って身構えていると、いつまでたっても殴られず、そっと目を開けると

マリアさんが四つん這いで近づいてきてた

リオン

ま…マリア…さん……?

マリア

っ…

マリア

わ…私のせいなんでしょ

マリア

……

マリアさんは私にチュッとキスをしてから膝に跨った

リオン

マリア

責任…とってあげる

リオン

ひゃ…

リオン

ひゃい…

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