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第2章東卍と○○

第30話 - 大好きだからこそ…

480

2021年09月04日

#東京リベンジャーズ夢小説

#青春恋愛

ななみん

帰りの飛行機の中

○○

(｡•́ωก̀｡)…ｸﾞｽﾝ

佐野万次郎(マイキー)

○○、まだ泣いてんの？

龍宮寺堅(ドラケン)

色々あって疲れたんだろ、大変だったな

場地圭介(圭くん)

相変わらず、泣き虫だな

松野千冬

俺らがいますよ(*^^*)

三ツ谷隆(タカちゃん)

大丈夫だから、ﾖｼﾖｼ(｡´･ω･)ﾉﾞ

○○

たかちゃ、、( ´•̥ ·̫ •̥` )

佐野エマ

ほら、いつまでも泣かないの！

佐野エマ

そのドレスせっかく似合ってるのに！

○○

(このドレス、、確か桐生家のお嫁さんに代々伝わる物って言ってたっけ…)

○○

……

三ツ谷隆(タカちゃん)

○○？

水瀬風太(風ちゃん)

お嬢様？

○○

風ちゃん、私が持ってきたドレスあるよね？

水瀬風太(風ちゃん)

は、はい…

○○

…着替えてくる

場地圭介(圭くん)

は？なんで？

佐野エマ

もったいないよ！すごい綺麗なのに！

佐野万次郎(マイキー)

似合ってるのに！可愛いよ！

○○

こんなの…もう着ていたくないの！

蒼空

そのドレスは桐生財閥のお嫁さんに代々伝わる物だもんね、○○どうせおばあちゃんに無理やり着さされたんだろ？

○○

蒼空、なんで知ってるの？

○○

パーティーに遅刻して来たのに( ⚭-⚭)

蒼空

(◎_◎;) ﾄﾞｷｯ!!

水瀬風太(風ちゃん)

( -ω- `)ﾌｯお嬢様、蒼空様はお嬢様のパーティーでの会話を盗聴しておられたんですよ

○○

は？

蒼空

おい、水瀬お前何チクってんだよ！

水瀬風太(風ちゃん)

(^ー^* )ﾌﾌ♪

○○

どういうこと！？

場地圭介(圭くん)

あ？お前変態だな

松野千冬

最低です👎

佐野万次郎(マイキー)

(💢^ ω ^)

龍宮寺堅(ドラケン)

(金持ちのやることって理解できねー)

蒼空

○○を助けるために、パーティーごとぶっ潰す計画だったんだ

蒼空

だから、中の状況が知りたかった

蒼空

それで、水瀬に頼んだ

○○

え、風ちゃんまで共犯なの！？

水瀬風太(風ちゃん)

申し訳ありません、蒼空様から頼まれたものですから、お嬢様の為とはいえ少々手荒な真似をしてしまいました、お許し下さい

○○

風ちゃんが言うなら仕方ないか、、

○○

( ﾟ∀ ﾟ)ﾊｯ！とにかく着替えてくる、、

三ツ谷隆(タカちゃん)

待って○○

三ツ谷隆(タカちゃん)

ドレスは何も悪くねぇよ、こんなにも○○を綺麗にしてくれるんだから

三ツ谷隆(タカちゃん)

着替えるのもったいない、もっと見せてよ(*^^*)

○○

⁄(⁄ ⁄º⁄Δ⁄º⁄ ⁄)⁄

佐野エマ

三ツ谷やるねー(。´´ิ∀ ´ิ)

龍宮寺堅(ドラケン)

飛行機の中でイチャつくな、墜落する笑

○○

タカちゃん、なんでそーゆーこと平気で言えちゃうの？////

ぎゅー

三ツ谷隆(タカちゃん)

ん？○○のこと大好きだからかな？

○○

(///ω///)♡

蒼空

🔫( ˙꒳˙ )💢

水瀬風太(風ちゃん)

蒼空様、不器用にも程がありますよ笑

蒼空

は、はぁ？俺は別に、、/////

水瀬風太(風ちゃん)

蒼空様がお嬢様の為に色々動いていたこと、私が知らないとでも？( ≖͈́ ·̫̮ ≖͈̀ )ﾆﾔ

蒼空

水瀬お前、、/////

○○

？

○○

あのね蒼空改めて本当にありがとう、また助けてくれて…

蒼空

いや、今回は助けられてないよ

蒼空

おばあちゃんは三ツ谷くんに条件出してきたし、それにまだ桐生財閥との婚約も解消になった訳じゃないからね

蒼空

あの人は本気で怒らせたらやばい、、それは○○が1番よく分かってるだろ？

○○

うん、、

○○

みんな私のせいで、、巻き込んで本当にごめんね(´•_•̥`)

佐野万次郎(マイキー)

○○のせいじゃねぇだろ、顔上げろ

龍宮寺堅(ドラケン)

俺らがついてる
頼もしいだろ？😁✨

場地圭介(圭くん)

俺らが守ってやるから

松野千冬

そうですよ！一人で抱え込まないでください！

佐野エマ

辛い時は辛いって言っていいんだよ？

○○

私いつもみんなに助けられてばっかり…守られるだけじゃなくて、私も守りたかったのに…( ´ •̥ ̫ •̥ ` )

ぎゅー

三ツ谷隆(タカちゃん)

そんな事ない、あの女王様に立ち向かってくれただろ

三ツ谷隆(タカちゃん)

怖かっただろうに、俺の為に頑張ってくれて、ありがとなﾖｼﾖｼ(｡´･ω･)ﾉﾞ

○○

たかちゃん、、( ´•̥ ·̫ •̥` )

蒼空

(とりあえず策をたてないとな、全国模試まで1ヶ月もないからな、、)

水瀬風太(風ちゃん)

(お嬢様の幸せは私が守る、、)

ある日の東卍の集会

佐野万次郎(マイキー)

○○、辛かったら帰っていいんだぞ？

○○

うん、大丈夫…

○○

(逃げちゃダメ、向き合わないと…)

龍宮寺堅(ドラケン)

………

乾青宗(イヌピー)

東卍の集会か、、呼ばれるのは初めてだなココ

九井一(ココ)

あぁ、なんか新鮮だ

羽宮一虎

○○！！

半間修二

あけおめー♡

○○

あ、イヌピー！ココも！

○○

一虎も半間くんも久しぶり！

乾青宗(イヌピー)

…○○、なんかあったのか？

乾青宗(イヌピー)

無理して笑ってるだろ

九井一(ココ)

何言ってんだ？イヌピー

○○

そんな事ないよ…

乾青宗(イヌピー)

？

九井一(ココ)

？

羽宮一虎

○○！(´｡•ω(•ω•｡`)ぎゅー♡

半間修二

会いたかったぜ♡

○○

一虎、半間くんも…

場地圭介(圭くん)

おい、○○から離れろー

松野千冬

そうっすよ！三ツ谷くんにボコられますよ笑

半間修二

ダリィ♡

羽宮一虎

○○は東卍の姫だから皆のもんだ！

三ツ谷隆(タカちゃん)

(○○の腕を掴み自分の方に寄せる)

三ツ谷隆(タカちゃん)

悪ぃな、○○は俺のもんだから

○○

わっ、、タカちゃん！！

三ツ谷隆(タカちゃん)

ﾁｭｯ/////

○○

んっ…/////

三ツ谷隆(タカちゃん)

東卍の姫の前に俺の彼女だからな

○○

(///ω///)♡

○○

(タカちゃん、今日で本当に東卍をやめちゃうんだ…)

昨日の出来事

○○

タカちゃん、、やっぱり東卍をやめるなんて駄目だよ！

三ツ谷隆(タカちゃん)

もう決めたんだ…

三ツ谷隆(タカちゃん)

マイキー達には話してあるんだ、明日の集会でみんなにも話す

○○

私のせいで、、、(´•_•̥`)

○○

タカちゃんは、東卍の皆から凄く愛されてるし、慕われてるんだよ！？

○○

それに、タカちゃんにとって東卍は宝物で大事な居場所でしょ？私の為に捨てるなんて…

ぎゅー

三ツ谷隆(タカちゃん)

確かに、東卍は俺にとっての居場所で大事な宝物だ…

三ツ谷隆(タカちゃん)

でも、○○も同じくらい大事なんだ

○○

………

三ツ谷隆(タカちゃん)

この前、○○は全てを捨ててでも俺と一緒にいたいって言ってくれたよな？

○○

うん…

三ツ谷隆(タカちゃん)

俺も、何があっても○○を離さないって決めたから、だから東卍をやめる

三ツ谷隆(タカちゃん)

八戒や弐番隊の皆には迷惑かけちまうけど、それでも俺は○○と一緒にいたい…

○○

タカちゃん、、

三ツ谷隆(タカちゃん)

…俺、○○のお祖母さんが反対するのも当然だと思うんだ

○○

え？

三ツ谷隆(タカちゃん)

俺はお世辞にも裕福な家庭ではねぇし、暴走族のメンバーで不良だ、○○のご両親やお祖母さんが認めたくないのも分かるよ

○○

そんな事ない！

○○

タカちゃんは、不良でもその辺の不良とは違う！守る為に力を使う！

○○

いつも私を大事にしてくれて、守ってくれる、私の大好きな人だよ！

三ツ谷隆(タカちゃん)

ありがとなヽ(・ω・｀)

三ツ谷隆(タカちゃん)

…俺は、せめて自分にできることをしたいんだ

三ツ谷隆(タカちゃん)

今できることは、○○のお祖母さんから出された条件を呑むことだから

○○

…だから、私が家を出る！

○○

タカちゃんばかりに重荷を背負わせるなんて出来ない…

三ツ谷隆(タカちゃん)

俺、前に言ったよな？

三ツ谷隆(タカちゃん)

○○の為だったら何でもできるって

三ツ谷隆(タカちゃん)

それに、俺は○○と一緒にいて辛いと思ったことなんて1度もねぇよ？

○○

タカちゃん…

○○

ごめんね、本当に…

三ツ谷隆(タカちゃん)

もう謝るの禁止、○○は何も悪くねぇだろ

三ツ谷隆(タカちゃん)

な？

○○

うん…

○○

(本当にこれでいいのかな…)

佐野万次郎(マイキー)

集会を始める！

佐野万次郎(マイキー)

今日は…お前らに言わねぇといけねぇことがある！

龍宮寺堅(ドラケン)

マイキー、、

半間修二

なんだなんだぁ？

羽宮一虎

マイキーの様子なんかおかしいぞ

河田ナホヤ(スマイリー)

こんな年明け早々に集会なんて、今までなかったぞ？

乾青宗(イヌピー)

？

九井一(ココ)

何が始まるんだ？

場地圭介(圭くん)

(三ツ谷とうとう決めたのか…)

松野千冬

(三ツ谷くん…)

ざわざわ

佐野万次郎(マイキー)

三ツ谷ぁ前に出ろ！！

三ツ谷隆(タカちゃん)

八戒！

三ツ谷隆(タカちゃん)

そして弐番隊、東卍の皆！
聞いてくれ！

○○

………

柴八戒

…タカちゃん？

三ツ谷隆(タカちゃん)

東京卍會、弐番隊隊長三ツ谷隆は…本日をもって東卍をやめる！

ざわざわ

柴八戒

は！？

柴八戒

笑えねぇよ、そんな冗談…

羽宮一虎

は？嘘だろ！？

半間修二

どういうことだ？

河田ナホヤ(スマイリー)

三ツ谷ぁ、テメェ説明しろ！

パーちん

どういうことだ！

乾青宗(イヌピー)

(東卍加入後の初めての集会でこんなことになるとは…)

九井一(ココ)

東卍は何考えてんだ？

佐野万次郎(マイキー)

三ツ谷が自分の意思で決めたことだ！

佐野万次郎(マイキー)

やめる理由は詮索するな！これは総長命令だ！

龍宮寺堅(ドラケン)

マイキーの言うことだ！異論はねぇな！？

場地圭介(圭くん)

(創設メンバー、1人欠けちまうのか…)

羽宮一虎

はぁ！？理由も教えてくれねぇのかよ！

半間修二

俺らは知る権利もねぇのか？

ムーチョ

弐番隊の隊長はどうするんだ？

河田ナホヤ(スマイリー)

八戒が継ぐのか？

柴八戒

できねぇよ....

柴八戒

弐番隊の隊長は、タカちゃん以外有り得ねぇよ！

○○

っ、、

三ツ谷隆(タカちゃん)

…八戒、弐番隊をお前に託す

柴八戒

やだ！俺はタカちゃんがいい！

柴八戒

○○も黙ってないでタカちゃん止めろよ！東卍やめちまうんだぞ！？

○○

っ、、

○○

私は…

佐野万次郎(マイキー)

おい、八戒

佐野万次郎(マイキー)

○○を巻き込むな( ･᷄ὢ･᷅ )

柴八戒

Σ( º｡º ...)//

柴八戒

(なんか総長と○○の様子が…)

河田ナホヤ(スマイリー)

マイキーも、○○もなんか変だぞ？

羽宮一虎

何隠してんだよ！

羽宮一虎

言えよ！俺ら仲間だろ！？

場地圭介(圭くん)

一虎！マイキーが言ってたろ？

場地圭介(圭くん)

詮索すんなって…

松野千冬

三ツ谷くんの決めたことです…

○○

…もうやめて！！

…(　˙ㅂ˙　)…ｼｰﾝ

○○

皆、私ね…

○○

( ᵒ̴̶̷̥́ωᵒ̴̶̷̣̥̀ )ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

乾青宗(イヌピー)

○○！？

九井一(ココ)

(なにがどうなってんだ)

三ツ谷隆(タカちゃん)

○○！！

三ツ谷隆(タカちゃん)

っ、、もうお前帰れ！

羽宮一虎

は？

羽宮一虎

お前、何彼女にあたってんだよ！○○泣いてんじゃん！

佐野万次郎(マイキー)

…○○帰ろ、送ってく

佐野万次郎(マイキー)

ケンちん、後よろしく

龍宮寺堅(ドラケン)

集会は以上だ！解散！

ざわざわ

佐野万次郎(マイキー)

三ツ谷、俺が○○のこと送ってくから

○○

(´｡っ_•｡｀)

三ツ谷隆(タカちゃん)

…いや、俺が送る

佐野万次郎(マイキー)

○○の気持ちを落ち着かせる為にも、お前と少し時間おいた方がいいと思う

佐野万次郎(マイキー)

○○は俺に任せろ

三ツ谷隆(タカちゃん)

…分かった、○○を任せる

佐野万次郎(マイキー)

おう

○○

マイキー、、

佐野万次郎(マイキー)

ほら、後ろ乗って？

○○

うん…

○○

ねぇ、家まで送ってくれるんじゃないの？

○○

どこ向かってるの？

佐野万次郎(マイキー)

ん？ちょっと寄り道！

佐野万次郎(マイキー)

○○が元気になる場所！

○○

？

佐野万次郎(マイキー)

着いたよー

○○

ここって…

○○

マイキーと初めて会った時、迷子の私をパパとママに会わせる為にここまで連れてきてくれたよね…

佐野万次郎(マイキー)

覚えてるんだ！

○○

当たり前でしょ！

○○

大事な思い出だもん！(*^^*)

○○

…あの頃から、私の人生は変わったんだ

○○

マイキーのおかげで…

佐野万次郎(マイキー)

嬉しいよ

○○

…私ね、初めてなの

○○

マイキーが初めての友達…

佐野万次郎(マイキー)

…そうだったんだ

○○

マイキーと出会う前は、友達とかできても、おばあちゃんや両親が付き合う友達は選びなさいって言ってきて…

佐野万次郎(マイキー)

………

○○

でも、そんな時出会ったのがマイキーだった…

○○

マイキーと出会えたから、ドラケンやエマ、圭くん、タカちゃん、そして東卍の皆と出会うことができたんだ

○○

今の私があるのも、全部マイキーのおかげだよ

○○

本当にありがとう！

佐野万次郎(マイキー)

俺の方こそ、○○がいたから今の俺がいるんだ

佐野万次郎(マイキー)

真一郎が死んだ時も、○○が傍にいたから乗り越えられたんだ

○○

真兄は、きっとマイキーや私達のこと見守ってくれてるよ

○○

真兄はマイキーとエマのこと大好きだから(*^^*)

佐野万次郎(マイキー)

ああ、俺も大好きだ！

○○

(^ー^* )ﾌﾌ♪

佐野万次郎(マイキー)

…やっと笑った

○○

私、そんな辛そうにしてた？

佐野万次郎(マイキー)

すげぇ辛そうだった…

佐野万次郎(マイキー)

…三ツ谷が東卍をやめるの気にしてる？

○○

それもあるんだけど、半分は自分自身に対してかな…

○○

タカちゃんには、いつも助けられてるのに、私は何もしてあげられない…

○○

いかに自分が無力なのか、思い知らされた…

佐野万次郎(マイキー)

○○…

○○

あ、なんかごめんね

○○

こんな暗い話しちゃって…

○○

( ´∀`)ﾊﾊﾊ

○○

そろそろ帰ろっか！

ぎゅー

佐野万次郎(マイキー)

無理に笑わなくていいから

佐野万次郎(マイキー)

泣きたかったら泣いていいよ、俺は何も見てねぇから

○○

っ、、

○○

うわぁぁぁん(๑o̴̶̷̥᷅ ௰ o̴̶̷̥᷅๑)

○○

私のせいで、タカちゃんが…

○○

どうして…

○○

ただ好きな人と一緒にいたいだけなのに…

佐野万次郎(マイキー)

ﾖｼﾖｼ(｡´･ω･)ﾉﾞ

佐野万次郎(マイキー)

…○○、知ってる？

○○

へ？(´｡っ_•｡｀)

佐野万次郎(マイキー)

男ってさ、惚れた女の為ならいくら無茶してでも絶対諦めねぇんだよ

佐野万次郎(マイキー)

だから、三ツ谷は覚悟を決めたんだ

佐野万次郎(マイキー)

何があっても○○を守るって…

○○

タカちゃん…

佐野万次郎(マイキー)

…三ツ谷は、○○のことすげぇ好きだよ

佐野万次郎(マイキー)

○○が、アメリカに行ってた間もずっと○○の話してたし笑

○○

え？(´•_•̥`)

佐野万次郎(マイキー)

○○のサンタコスの写メ見ながらデレデレしてた笑

○○

(///ω///)

佐野万次郎(マイキー)

(…本当に、可愛いな////)

佐野万次郎(マイキー)

…○○、三ツ谷のこと好き？

○○

大好き！(o^∀^o)

佐野万次郎(マイキー)

泣き止んだな笑

○○

ほんとだ笑

佐野万次郎(マイキー)

…○○

佐野万次郎(マイキー)

俺、○○には絶対幸せになってほしいんだ…

○○

マイキー？(真剣な顔…)

佐野万次郎(マイキー)

( ﾟ∀ ﾟ)ﾊｯ！

佐野万次郎(マイキー)

と、とにかく！三ツ谷なら大丈夫だ！

佐野万次郎(マイキー)

東卍を抜けても、俺ら幼馴染だし仲間だ！それはずっと変わらねぇよ

○○

そっか…そうだよね！

○○

これからもずっと一緒だもんね！😊

佐野万次郎(マイキー)

ｷｭﾝ…( ⸝⸝･໐･⸝⸝ )💓

佐野万次郎(マイキー)

(もう振られてんのにダセェな俺…ずっと引きずって…)

蒼空の家その頃三ツ谷は

三ツ谷隆(タカちゃん)

え、お前アメリカに住んでるんじゃないのか？

蒼空

両親が海外赴任でアメリカに住んでるだけで、俺はこの家に住んでるよ

蒼空

でも、この家に住んではいるけど、海外に滞在することの方が多いんだ

蒼空

それに今は留学中だから、この家はしばらく留守にしてたんだ

蒼空

まぁ○○に似た感じかな

三ツ谷隆(タカちゃん)

なるほどな

三ツ谷隆(タカちゃん)

従兄弟ってやっぱ境遇似てるんだな

蒼空

それより、今から全国模試までみっちり勉強するよ

蒼空

本気なんだろ？

三ツ谷隆(タカちゃん)

あぁ、もちろん

蒼空

全国模試まで1ヶ月もないんだ

蒼空

死ぬ気でやるよ

三ツ谷隆(タカちゃん)

おう

三ツ谷隆(タカちゃん)

お前優しいんだな(*^^*)

蒼空

俺はただ○○の為に手を貸してるだけだ

蒼空

○○まで、あの家の犠牲になってほしくないんだよ(ﾎﾞｿｯ)

三ツ谷隆(タカちゃん)

？

ある日の学校

モブ

テスト1位があの暴走族の三ツ谷隆！？

モブ

全教科90点超えらしいぞ

ざわざわ

三ツ谷隆(タカちゃん)

((φ(-ω-)ｶｷｶｷ

○○

タカちゃん！！

三ツ谷隆(タカちゃん)

○○！(灬º∀º灬)ﾊﾟｧｧｧ

三ツ谷隆(タカちゃん)

悪い、全然連絡できなくて

○○

ううん…

○○

それより1位凄いね、びっくりした…

三ツ谷隆(タカちゃん)

蒼空に教えてもらってるんだ、勉強本格的にやると結構面白いぜ(*^^*)

三ツ谷隆(タカちゃん)

全国模試1位取って、○○の婚約なんか解消してやるからな！

○○

だから、あんなの聞かなくていいんだって…

○○

無理しすぎないで？

先生

三ツ谷ちょっといいか？

三ツ谷隆(タカちゃん)

あ、はい！

三ツ谷隆(タカちゃん)

ごめん、俺行くわ

三ツ谷隆(タカちゃん)

またな！

○○

あ…

○○

(タカちゃん、かなり顔色悪かった…)

放課後、手芸部にて

沙也加

タカちゃんー

沙也加

ここの刺繍なんだけどねー

三ツ谷隆(タカちゃん)

( ﾟ ρ ﾟ )ﾎﾞｰ

沙也加

タカちゃん！！(クソデカボイス)

三ツ谷隆(タカちゃん)

( ﾟ∀ ﾟ)ﾊｯ！

沙也加

どうしたの？なんか顔色悪いし、寝てないんじゃない？

三ツ谷隆(タカちゃん)

ああ、少しな…

沙也加

○○が心配するじゃん！

あれから沙也加と○○はよく遊ぶ仲になった

沙也加

ねぇねぇ○○と最近いい感じ？
(o´罒`o)ﾆﾋﾋ♡

三ツ谷隆(タカちゃん)

まぁな笑

沙也加

○○泣かせたら、許さないからね！

三ツ谷隆(タカちゃん)

お前、あれからすっかり○○と仲良くなったよな

三ツ谷隆(タカちゃん)

嬉しいよ、○○に友達が増えて(*^^*)

沙也加

○○はこんな私に友達になろうって言ってくれたんだ、だから私は○○の為だったら何でもする！

三ツ谷隆(タカちゃん)

そっか笑

三ツ谷隆(タカちゃん)

(｡σω-｡).◦*

三ツ谷隆(タカちゃん)

ごめん、俺今日は帰るわ

沙也加

あ、うん…ゆっくり休むんだよ！

三ツ谷隆(タカちゃん)

おう、悪ぃな

三ツ谷ママ

もしもし、○○ちゃん？

○○

タカちゃんママ！どうしたんですか？

三ツ谷ママ

隆のことなんだけど…

三ツ谷ママ

ここ最近、家事もルナマナの面倒も全部して、しかも夜遅くまでずっと勉強してるみたいなの…

○○

！！

三ツ谷ママ

勉強するのはいいことだけど、ろくに寝れてないみたいだし、疲れきった顔してて見てられないわ…

三ツ谷ママ

○○ちゃん、何か知ってる？

○○

………

○○

(やっぱりこのままじゃダメだ…)

家を出る準備する○○

○○

中学を卒業したら家を出よう

○○

バイトとか15歳でできるのか不安だから、歳は18歳って言ってごまかそう…

○○

(本当は凄く怖い、家を出たらお金がなくなって、悪い人に騙されるかもしれない…)

○○

(でも、これ以上あの人達に利用されたりしない…)

○○

タカちゃんは私が守る(ﾎﾞｿｯ)

○○

沙也加、、

○○

ありがとう…

○○

(先生にちゃんと言おう)

○○

(進学はしないって、、)

三ツ谷隆(タカちゃん)

○○！

三ツ谷隆(タカちゃん)

○○も職員室に用事？

○○

うん、進路希望のプリント出しに来たの

○○

進学はやめて就職するから…

○○

今、家を出て働く準備をしてる所なの

三ツ谷隆(タカちゃん)

え？

○○

もう、あの人達に利用されるのは嫌なの…

○○

だから、タカちゃんもあの人達の言うことなんか気にしないで？

○○

じゃあ、出してくるから

三ツ谷が○○の腕を掴む

三ツ谷隆(タカちゃん)

待って、こんなの出さないで

三ツ谷隆(タカちゃん)

出したら駄目だ…

○○

っ、、でも！！

○○

私のせいで…タカちゃんが！

三ツ谷隆(タカちゃん)

いいんだよ、俺にはこれしかできることないんだから…

三ツ谷隆(タカちゃん)

俺はまだ15歳で○○と結婚できる歳でもない…

三ツ谷隆(タカちゃん)

家を出た○○を守る力がないんだ…

○○

タカちゃん、、

三ツ谷隆(タカちゃん)

だから、せめて俺にできることを頑張らせてよﾆｺｯ

三ツ谷隆(タカちゃん)

俺ならだいじょ、、

三ツ谷隆(タカちゃん)

_( 」∠)_ﾊﾞﾀｯ

三ツ谷が倒れた

○○

タカちゃん…？タカちゃん！！

医者

過労ですね、あまり無理はさせすぎないで

○○

ありがとうございました…

○○

タカちゃん…

○○

(どうしよう、私のせいだ…)

水瀬風太(風ちゃん)

お嬢様、お祖母様が話したいことがあると…

○○

っ、、分かった

○○

…行こう

○○

(今逆らうと、タカちゃんが余計酷い目に合う…)

○○の祖母の別荘

水瀬風太(風ちゃん)

お祖母様、ご無沙汰しております

○○

おばあちゃん…

○○

日本に帰ってらしたんですね…

○○の祖母

○○が勝手に帰国するからよ

○○の祖母

話はまだ終わってないわ

○○パパ

○○

パパ！？

○○

どうしてここに…

○○パパ

今日は水瀬くんに話があるんだ

○○

風ちゃんに？

水瀬風太(風ちゃん)

………

○○パパ

水瀬くん、本日をもって君を解雇する

水瀬風太(風ちゃん)

！！

○○の祖母

残念だわ、あなたは優秀な人材なのに

○○

どういうことですか！？

○○パパ

理由は君自身が1番理解してるんじゃないのか？

水瀬風太(風ちゃん)

…本職である、お嬢様の監視役としての職務を全うしなかったからです

○○パパ

君は私に監視役として、毎月○○の日本での過ごし方を報告する義務がある

○○パパ

それを君は理解していながら、報告を偽っていたね？

水瀬風太(風ちゃん)

…申し訳ございません、旦那様

○○

待って下さい！

○○

風ちゃんは私の為に…

水瀬風太(風ちゃん)

お嬢様は何も悪くありません

水瀬風太(風ちゃん)

私はお嬢様に忠誠を誓っております、故にいつかこんな日が来ると思っておりました

水瀬風太(風ちゃん)

…いかなる処分もお受け致します

○○の祖母

金輪際、○○グループとの接触を許しません

水瀬風太(風ちゃん)

…仰せの通りに

○○

待ってください！

○○

処罰なら私が受けます！

水瀬風太(風ちゃん)

お嬢様！？

○○

だから、風ちゃんを！

○○の祖母

…そういえば、三ツ谷さん過労で倒れたそうね

○○

…どうしてそれを！？

○○の祖母

その病院の院長が私の知り合いで、たまたま耳にしたのよ

○○の祖母

あなたが病室で付き添っていたのを見たと…

○○の祖母

可哀想ね、三ツ谷さんも○○と関わらなければ、こんな目に合わずに済んだというのに…

○○

っ、、

○○の祖母

彼は、○○といるとこれからも無理をするはずよ、そうすればまた倒れてしまう日が必ず来るわ

○○の祖母

彼をもう解放してあげなさい

○○

それは、おばあちゃんがあんな条件を出すから！

○○の祖母

○○

○○の祖母

あなたが私の言う通りにするのであれば、水瀬の処分は撤回します

○○の祖母

そして監視役ではなく、改めて○○の護衛とお世話をお願いするわ

○○

！！

○○

少し考えさせて下さい…

三ツ谷隆(タカちゃん)

………

三ツ谷はまだ起きない

○○

タカちゃん…

○○

私、どうしたら…

○○

(´｡っ_•｡｀)

三ツ谷ママ

○○ちゃん？

○○

タカちゃんママ…

三ツ谷ママ

ついててくれたのね、ありがとう

三ツ谷ママ

それにしても…隆過労ですって、本当に何があったのかしら…

○○

…タカちゃんママごめんなさい！

○○

タカちゃんが倒れたのは、私のせいなんです…

三ツ谷ママ

どういうこと！？

三ツ谷ママ

ちゃんと話してくれる…？

○○は全て話した

○○

それで、おばあちゃんから出された条件を呑むためにあんな無理を…

○○

私が家を出れば済むと思ったんですけど、タカちゃんがそれは駄目だって…

○○

こんなことになってしまい、本当にごめんなさい…

三ツ谷ママ

そうだったの…

三ツ谷ママ

ごめんね、こんなことは言いたくないけど…

三ツ谷ママ

…隆と別れてほしい

○○

………

三ツ谷ママ

この間は確かに交際を認めたわ、○○ちゃんは隆の幼馴染だし、ルナマナの面倒もよく見てくれてるし、2人が幸せならそれでいいと思ったわ

三ツ谷ママ

でも、○○ちゃんのお祖母様は隆のことを認める気ないんでしょ？

○○

それは…

三ツ谷ママ

孫に無理やり婚約させるような人が条件を守るとは思えない…

三ツ谷ママ

…隆が○○ちゃんのことを本気で好きなのも知ってる、でもだからこそこれからも○○ちゃんの為にまた無理をすると思う

三ツ谷ママ

それで、今回のようにまた倒れてしまうことがあれば…

○○

………

三ツ谷ママ

○○ちゃんも知っての通り、うちは母子家庭で私が仕事で家にいない間は、隆がルナマナの面倒や家事も全部嫌な顔1つせずにやってくれてる

三ツ谷ママ

あの子には苦労ばかりかけてしまってる…本当は他にも沢山やりたいことがあるはずなのに…

三ツ谷ママ

だから、隆には幸せになってほしいの

三ツ谷ママ

○○ちゃんが辛い時にこんなこと言って本当にごめんね

○○

いえ、タカちゃんママの言う通りなので…私のせいでタカちゃんが倒れたのは事実です

○○

私が弱いばかりに…いつもタカちゃんやみんなの優しさに甘えてしまっていたんです…

三ツ谷ママ

○○ちゃん、、

○○

…タカちゃんとは別れます

○○

…失礼します

病院を後にし、祖母の別荘へ行き三ツ谷と別れると報告しに行った○○

帰りの車

○○

( ᵒ̴̶̷̥́ωᵒ̴̶̷̣̥̀ )ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

○○

(´｡っ_•｡｀)

水瀬風太(風ちゃん)

お嬢様…

水瀬風太(風ちゃん)

本当によろしかったんですか？

水瀬風太(風ちゃん)

お祖母様の言う通りにするなんて…

水瀬風太(風ちゃん)

三ツ谷様やマイキー様達には、もう二度と会えなくなってしまいますよ？

○○

たとえ、もう二度と会えなくても、タカちゃんは私が守る…

水瀬風太(風ちゃん)

お嬢様…

水瀬風太(風ちゃん)

お嬢様が決めたことなら、私は何も言いません

水瀬風太(風ちゃん)

これからも、お供させていただきます

○○

うん…

それから、3日後

三ツ谷隆(タカちゃん)

○○、まだ来てないな…

○○

タカちゃん！！

三ツ谷隆(タカちゃん)

あ、○○！

三ツ谷隆(タカちゃん)

…………/////

三ツ谷隆(タカちゃん)

今日化粧してるんだな、服装もいつもより大人っぽい…////

三ツ谷隆(タカちゃん)

綺麗だよ、似合ってる////

○○

うん(*^^*)

○○

(^ー^* )ﾌﾌ♪

○○

…それより体調は？平気？

三ツ谷隆(タカちゃん)

心配かけてごめんな、もう全然大したことねぇから

三ツ谷隆(タカちゃん)

今日も息抜きに誘ってくれてありがとな！

三ツ谷隆(タカちゃん)

また明日から勉強頑張るよ(*^^*)

○○

っ、、

○○

…じゃあ行こ？

三ツ谷隆(タカちゃん)

そうだな

2人は手を繋いだ

○○

(これが最後のデート…)

○○

(今までで1番、可愛く写れてるといいな…)

第2章東卍と○○

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うわぁぁぁーーー！！！続きが気になるぅぅー！😬

うぉぉぉぉお！長いそして話がとても素敵✨…続きほんとありがとうございます♡これからも頑張ってください💪

ななみん

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第2章東卍と○○

第30話 - 大好きだからこそ…

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