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最近倒れてしまうことが多い 。
カイザーが目の前にいないことが唯一の救いだ 。
… 自分の体だからなのか 、
今日でもう死んじゃいそうだ 。
最後くらいカイザーに思いを伝えよう 。
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kiz
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kiz side
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世一にあんなことを言ってしまった …
最悪だ …
今日は家に帰る気も起きないな …
BAR寄って 、ホテルで寝ればいいよな 、
あ ー 、
不吉な予感がする。
プルルッ プルルッ
kiz
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kiz
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kiz
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kiz
kiz
kiz
Plc
昨日俺が言ってしまった言葉が頭の中で反芻する。
「 俺のことはほっといてくれ 」
「 お前に指図されるくらいなら死んだ方がマシだ 」
なぜあんなことを 、?
わからない 。
世一
俺はお前なしでどうやって生きてけばいいんだ 、、?
kiz
kiz
テーブルには世一が作ってくれたご飯にラップがかかっている 。
もう冷めきっているが 。
その横に手紙が添えてあった 。
その手紙に手を伸ばした 。
中身を開けて 、手紙を取り出した 。
カイザーへ この手紙を読んでいるということは 、 俺はもう死んだんだな 。 俺はお前のことをずっとずっと愛してた 。 どんなに冷たくされてな 。 おれさ 、もっと生きたいよ 。生きるつもりだったのに 。 死ぬ直前くらい 、カイザーの顔見たかったな 。 じつは俺 、死ぬことより お前と別れることの方が怖かったんだ 。 もっと 、愛を伝えられてたら良かったのに 。 ぎゅーって 、抱きしめたかったな 。カイザーのこと 。 あのね 、カイザーが帰ってきたときに 、笑顔で 「 ただいま 」って言ってくれるだけで 俺は全て報われたんだ 。 本当に 、「 ただいま 」その一言でよかったんだ 。 ねぇ 、君は今 、どんな顔をしてるの? ねぇ 、俺はずっとずっと 、 カイザーのこと愛してるよ 。 笑顔で生きてね 。 幸せになってね 。 俺の分まで生きてね 。
その瞬間 、俺は呼吸が苦しくなった 。
息ができなくてっ 、
力も入らなくて 、
心に残っているのは
〈 後悔 〉
それだけだった 。
もっと世一を愛したかった
なんで俺はいつもこうなんだ
自分が憎たらしい 。
クソッ ” …
今すぐ死にたい … ”
世一っ”…
世一っ、!
〈 Ich bin zu Hause 〉 「 ただいま 」
これで少しは 、報われてくれたか 、?
何年かの月日が経った 。
kiz
今でも心の中では 、
「 おかえり 」と言って出迎えてくれる
世一の姿を思い浮かべている 。
でも 、もういない 。
聞かせてやりたかった 「 ただいま 」
だが 、
どこかで聞いてくれてる気がする 。
毎晩同じことを 、お前の部屋で思う 。
あの時 、部屋に戻るお前を
引き止めて 、
行かないでくれ 。
一緒にいよう 。
俺が悪かった
って言えていたら 。
後悔は 、
俺みたいな上手く言葉を伝えられないやつに残る 。
だから今日も俺は 、
誰もいない玄関でいう 。
kiz
isg
kiz
kiz
kiz
kiz
返事がないことを知っておきながら 。
ℯ𝓃𝒹