TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

歌ってみた

一覧ページ

「歌ってみた」のメインビジュアル

歌ってみた

2 - 第2話 林檎売りの泡沫少女

♥

29

2022年06月28日

シェアするシェアする
報告する

夜なべでアレンジパイと
にっこりスマイル引っ提げ

少女はまだ諦めない

時計塔の針も空を指して
お腹も鳴るそんな時

ふと後ろから人が少女を押す
甘い籠は落ちる

お菓子を踏み行く人達
平気な顔してさ

惨めに拾い集める
ふともうひとりの手が

どろどろのパイを除に
口に入れて『おいしいね』

その声で心は溢れた

まるで輪郭を
描いたみたいだわ

そうして彼は
手を差し出した

何故なら少女に
呪われているから

死んだ世界で唯ふたり
生きていた遠い物語

街の人達は哀れむ
赤い実を食べて
呪われた者を

永遠に生きられずに死ぬのさ
嗚呼なんて可哀想な話

ふたりは笑うそれでも笑う

LaLaLaとっても
素敵な呪いね

例え明日死んでも『今』が
確かで大切になるから

もう声は届かないのね

まるで透明に
なったみたいだわ

そうして誰もが
知らぬ振りをした

何故なら世界が
呪われているから

『永遠』の呪いは
解かれていた

まるでふたりの方が
狂ったみたいだろう

そしていつか
笑うように眠る

何故ならふたりは
放たれているから

死んだ世界で唯ふたりだけが
幸せだった

この作品はいかがでしたか?

29

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚