TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

簡単なキャラ紹介

ジェリー

名前:ジェラルド・クラーギン
通称:ジェリー、殺意君
能力:血液操作
悪ガキブラザーズの大将?で、ポイ捨て常習犯
エルマとは両思いだが、よくちょっかい出している

エルマ

名前:エルマ・ヴィーツェル
通称:エルマ
能力:小動物化、小人化
可愛い物が好きな女子小学生
ジェリーとは両思いだが、ちょっかいを出されている

ロイ

名前:ロイ・クラーギン
通称:ロイ
能力:物を真っ二つにする
口だけは達者
ジェリー同様にサッカーが好き

キャシー

名前:キャシー・クラーギン
通称:キャシー
能力:共感
おませな女の子
ジェリーの家事などを手伝っている

テオ

名前:テオドール・ビューロー
通称:テオ
能力:闇操作
悪ガキブラザーズの副大将
サボり常習犯
クールでツッコミ役

カイ

名前:カイ・クリーガー
通称:カイ
能力:重力操作
悪ガキブラザーズの雑用係
よく自分の指を噛んでいる

ソフィー先生

名前:ソフィー・ハンフリー
通称:ソフィー先生
能力:誰かを思うだけでその人を探し出せる
6年2組の担任
優しくて人気なので「神先生」とも呼ばれる

それでは本編へGO!

二時間目の授業中

ガラガラガラッ

ジェリー

おはよーございまーす

ソフィー先生

おはようございます、ジェリー君

テオ

よー、ジェリー

カイ

おはー

ジェリー

ねみぃ、昨日寝れてないんだよなぁ

カイ

ガチかよ(笑)

ジェリー

笑い事じゃねぇよ…あー眠い

ソフィー先生

そこの三人!今は授業中だから喋らない様に!

ジェリー

へーい

ジェリー

(今日の晩御飯、何にしよう…)

ジェリー

(カレーが一番楽なんだけど、二人が飽きたって言ってるし…)

ジェリー

(いや、でも金もないし二人の意思なんて関係ない、カレーにしよu)

エルマ

ジェリー君!

ジェリー

え?あぁ、なんだ?

エルマ

アンケート!取って!

ジェリー

ありがとう

ジェリー

(んだよ、アンケートって)

ジェリー

(ん?ヤングケアラー?)

ジェリー

(んだよそれ、知ったこっちゃねぇよ、俺には関係ない話d)

ジェリー

(って…プリントをよく見ると、俺に当てはまりすぎだろ)

ジェリー

(俺ってヤングケアラーだったりする!?)

時は遡り、何年か前

俺の母さんと父さんが離婚した

その時俺は10歳くらいだった

母さんと父さんが離婚してから俺の家は貧乏になった

主婦だった母さんが再就職したが、給料が少ないらしい

しかも長時間労働

母さんが長い間働いている間に家事や弟と妹の世話は俺が引き受けることになってしまった

ジェリーの母

ごめんなさい、こんなことになって

ジェリー

いや…別に

ジェリーの母

ロイとキャシーの世話、頼んだわよ

ジェリー

あぁ…

その日からまともに友達と遊べなくなり、遊べるのは学校の時だけ

卵とかが安い時はすぐにスーパーに行ったり、嫌々言っているロイとキャシーの相手したり

俺はもう限界だった

ある夜にロイとキャシーを置いて外へ出た

ジェリー

(あー、だるっ)

パチン!

ジェリーの母

何してんのよ!!

ジェリー

いってぇ…

ジェリーの母

ロイとキャシーを置いて真夜中に外へ出るだなんて、どういうこと!?

ジェリーの母

その間に強盗とかに拐われたらどうするの!?

ジェリーの母

ねぇ、ジェラルド!!

キャシー

やめてあげて!!ジェリ兄も小学生だけど頑張っているんだよ!

キャシー

キャシー達のために、頑張っているんだよ!

まぁ、当然、その日はすごく怒られたよ

当時は夜に出て行ったらお母さんに後で怒られるだなんて、想像する気にもならなかった

あー、バカだな

そこから俺はどんどんストレスを溜め、そのストレスを学校で発散する様になってしまった

同じ悪ガキのテオとカイと出会い、三人で悪事を働いていた

その時が全てを忘れられて楽しかった

後、カイがサッカー好きだと知って、俺とカイは大休憩などでサッカーをする様になった

俺もテレビで輝くストライカーに憧れていたが、練習する時間すらない

つまり、学校でしかサッカーはできない

だから俺h

「君…!」

ん?

エルマ

ジェリー君!

ジェリー

うぉっ、びっくりした、エルマかよ

ジェリー

驚かせんなって

エルマ

いや、何回も呼んだけどジェリー君がプリント見たまま固まってたから

エルマ

てか、アンケート書けたの?

ジェリー

うん、一応

エルマ

ほら、みんなの集めてよ

ジェリー

殺意様に指示を出すとは…!

エルマ

あー、そーゆーお年頃か、なるほどねー(棒)

ジェリー

どういう意味だ!!

ジェリー

ったくよぉ…先生、はい、渡せばいいんでしょ?

ソフィー先生

あぁ、うん、ありがとう

ソフィー先生

ソフィー先生

(ジェリー君…)

ソフィー先生

(私、どうして気づいてあげられなかったのかな、ごめんね、ジェリー君)

fin

異能力小学校。〜短編集とみんなのお話〜

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

53

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚