「Dimple」
「貴方が笑うと現れる靨。 恋に落ちてしまう恐ろしい落とし穴」
ギラギラと眩しく光る太陽。 舞い散る桜の花びら。
新しい制服を着て登校する高校生。 大きいランドセルを背負う小学生。 着慣れないスーツを身に纏う就活生。
ジス
ジウン
ジス
ジウン
ジウン
ハーバード大学を首席で卒業。 父親は誰もが知るあの大手会社の社長。 母親は美人で有名な秘書。 超金持ちの娘として小さい頃から 企業内では有名人だった。
1つの失敗も許されない環境で育った私は 成績優秀。業界トップクラスの成績ではあった。 親の会社で社員をしていた私は (ヘマをしても親が社長だから雇い続けてくれる) どこかそう思って働いていた。
それが甘えになってしまい、どんどん失敗が増えていった。 それを見兼ねた父親が 「こんなのが娘だなんて恥ずかしい 親に甘えずに働く為に私のライバル企業で働きなさい」 そう言われてしまった…
現に憂鬱なのはライバル社だからではない。 その社長の噂は怖い物しか聞いたことがない。 「お茶をこぼしただけで即クビ」 「休日だろうが祝日だろうが深夜まで働かされる」 背中がゾッとする噂ばかりだ。
ジス
ジス
ジウン
ジウン
ジウン
ジス
ジス
ジス
ジウン
ジス
ジウン
ジス
ジウン
ジウン
ジス
ジス
ジウン
憂鬱だ…と思いながらも 会社のビルへと重い足取りで向かった。
あぁ…とうとう社長室に来てしまった…。
(落ち着いて…大丈夫よ 大丈夫。私なら出来るはず)
コンコン
ジウン
ジウン
ジウン
ジウン
??
ジウン
ジウン
??
ソクジン
ソクジン
ジウン
ソクジン
ソクジン
ジウン
出勤して3分ほど。 しかも!初日!最悪以外言葉が出ない…。
エレベーターが壊れて階段で50階まで上がって 30階まで下がる。 その後48階に行って 15階まで下がる。
その挙句大量の仕事。 何も置かれて居なかった秘書室の机はあっという間に 大量の紙とファイルで埋め尽くされ
言葉遣いに 社長の好みの把握。 毎日の昼はご飯を買いに行かなくて行けなくて 1ヶ月間の店名とメニュー名の暗記。
足を休める暇もなく社内ミーティングで 喋っていた事全てパソコンに記録させられる。
「初日から最悪」
それしか思わなかった。
ソクジン
ジウン
ソクジン
ソクジン
ジウン
ソクジン
ジウン
ソクジン
ソクジン
ジウン
いや(●︎´▽︎`●︎)ニコじゃねぇよ! あの笑みは悪魔だよ! (1秒でも過ぎたら許さねぇ) って事だよね?
ジウン
ナムジュン
ジウン
ナムジュン
ジウン
ナムジュン
ジウン
ナムジュン
ジウン
ナムジュン
ジウン
ナムジュン
ジウン
ジウン
ナムジュン
ナムジュン
ナムジュン
ジウン
ナムジュン
ジウン
ナムジュン
ナムジュン
ナムジュン
ジウン
ナムジュン
ナムジュン
ナムジュン
噂とは違って少し面白い方なのかな? 社長がどんな人なのか気になる… のですが、 私にはあの大量の仕事が…
とりあえずこの資料の山を何とかしなくちゃ…。
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