コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ピピピッピピピッ
アラームの音が部屋中に響く
ur
ur
ur
俺には家族が居ない 母は、俺と父さんを置いて家を出て行ったなんでかはしらねぇ 父さんは社内でのハラスメントに耐えられず自殺した、、俺の目の前で息を引きとったんだ
ur
ur
ああは言ったもののめんどくさくて結局家を出たのは夜11時だった
ur
ur
ur
雪は地面に積もる事なく溶けていった
俺もあの雪のように消えたいと思った
もうどうでも良くなったんだ何もかも
自分がなぜ生きてるのか
なぜ生かされているのかも分からないから
俺も雪のように空から降ってきて綺麗にそして儚く
消えたい
近くにあった会社の螺旋階段を勢いよく登って行く
靴がスチール製の階段を蹴る音が響く
ur
ur
屋上につながるドアを開けたら雪が降る勢いが増しているのが分かった
先程までいた黒と灰色が混じったアスファルトの歩道を見た美しい白が広がっていた
ur
ur
ガチャ
ur
hr
hr
hr
hr
hr
hr
hr
hr
hr
hr
ur
ur
ur
hr
hr
hr
そう言って彼は革製のバックを片手に階段を下り始めた
俺は突然の出来事すぎて何も考えられなかった
でも、もうどうでもいいからついて行ってみる事にした