ケーリー
ケーリーは人と話すことが好きでたまたま仲良くなった人や家族とよく話して暇つぶしをしている。だがある日父は病死し、母が育てることになる。ケーリーは母が不気味だと思い昔から話しかけることがあまりなかった。だが買い物をしている時勇気を出して母に「ぱぱ死んじゃったね…」と言った。そして母はどこか嬉しそうな声で「そうね、」とだけ返事をし買い物を続けた。正直この家族で生まれたくなかった。なので夜逃げすることを決めた。ある程度準備をし夜逃げする日がきた。歩いて、歩いて、歩いた。食べ物も尽きてきた頃、ある女性が話しかけてきた。「お母さんは?お父さんは?」と、私は父が病死していることは言えず、「今散歩です。」と嘘をついた。女性は少し疑問な様子で問いかけてきた。「なんでそんなに荷物をせよっているの?」そう聞かれ、もう騙す手段がなかった。だから正直に父以外のことは全て話した。正直家に戻りたくなるなんて考えたこともない。だが後悔はしている。またあの笑顔を見たかった。始めてで終わりのお母さんの笑顔、いつものぱぱの笑顔、だが後戻りはできない、時間は戻らないのだから。いろいろ考え、女性が引き取ってくれることになった。しばらく幸せに生きることができた。母のことなど完全に忘れている。(ピンポーン)チャイムが鳴る。今はママがいないので私が出ることにする。ドアを開いた先はお母さんだった、、、。その後はなにも覚えてない。よくわからないが私の手には゛返り血゛のようなものがついていた。手にはナイフ。記憶だとのことだけだった、、、はい、あの日のこと、意味が少しだけわかったのです。お母さんはなぜあの日嬉しそうだったのか、、夜聞こえたんですよ、
