テラーノベル
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M.S
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#オリジナル
芽花林檎
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朝の王都はいつも通りだった
人々の笑い声
市場に並ぶ色とりどりの果物
城へ向かう騎士たちの足音
何も変わらない
…僕だけが変わっている
ルカ・アステリア
呼ばれて振り返る
そこにはいつものように笑うルカがいた
ルカ・アステリア
シオン・ノクティス
ルカ・アステリア
即答されて何も言えなくなった
昔からそうだった
ルカは人の小さな変化によく気づく
だから昔は苦手だった
自分の嘘を
簡単に見抜かれてしまうから
ルカ・アステリア
また始まった
寝たと嘘をついてもバレるだろう
シオン・ノクティス
ルカ・アステリア
ルカ・アステリア
ルカはそう言って笑った
知っている
この笑顔が消える瞬間を
何度も
何度も見た
だから笑わないで
その笑顔を見るだけで胸が苦しいんだ
ルカ・アステリア
シオン・ノクティス
ルカ・アステリア
その言葉にシオンは顔を上げる
シオン・ノクティス
ルカ・アステリア
ルカは少し困ったように笑った
ルカ・アステリア
ルカ・アステリア
息が止まる
怖いんだ
また君を失う未来が来ることが
シオン・ノクティス
そう言うしか僕に選択肢はない
ルカ・アステリア
ルカはそれ以上何も聞かなかった
優しいから
何も踏み込まない
でもその優しさが今は痛かった
コメント
1件
うわあああ第2話もエモすぎる😭💔 シオンが「その笑顔を見るだけで胸が苦しい」ってところ、もう切なさで胸がぎゅーってなったよ…! ルカが「俺なんかした?」って聞くシーン、優しすぎて逆に刺さるんだけど😢 「気のせいだ」って言うしかないシオンの孤独感、伝わってきすぎて泣ける… ルカの笑顔が、シオンにとっては痛みの記憶と結びついてるの、早く知ってほしいよう…次話も待ってる!!🌸