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コメント
4件
救出されて良かったぁぁぁ 今回もすごく良かったです! 続きも楽しみにしております!

きゃあああぁあッ!!💕救出されて本当に良”か”っ”た”です”!😭 この作品を見るために生きてきたのでは⁉と何度考えたことか!!! 次も楽しみに待ってます!無理のないよう、お体にお気をつけて! 応援してます!!
今回も最高でした!!!そして1000いいね失礼します👍🏻次回も楽しみにしてます!!🥰
amber.
amber.
amber.
amber.
amber.
amber.
amber.
※御本人様には一切関係ありません。
amber.
雨栗
雨栗
そう唖然としていると、
階段を駆け降りてくる足音が2つ。
米将軍
ルザク
雨栗
ルザク
米将軍
同時に、2人の顔がひきつる。
米将軍
米将軍
ルザク
雨栗
雨栗
被験体だ。
ルザク
米将軍
瞳の奥に、憎しみの色が見えた。
米将軍
雨栗
ルザク
ルザク
雨栗
雨栗
米将軍
鉄格子のはまった扉の前に立つ。
米将軍
中の子供に声をかける。
すると、
???
米将軍
???
耳を押さえてうずくまる子供。
米将軍
ルザク
米将軍
ルザク
ルザク
101と書かれた扉の前。
米将軍
米将軍
部屋の中を見て、瞬時にルザクが気付いた。
ルザク
米将軍
米将軍
ルザク
少し考え込んで、出た結論。
米将軍
ルザク
そう言って、階段付近で見張りをする雨栗の元へ走って行った。
米将軍
雨栗
米将軍
雨栗
米将軍
雨栗
米将軍
米将軍
雨栗
米将軍
雨栗
ルザク
雨栗
ローブの下から針金を取り出し、
器用に鍵穴に挿す。
金属音が、鳴り響く。
雨栗
次の瞬間。
カチャ
ルザク
雨栗
慎重に扉を開け、
トラップがないか、確認する。
ルザク
雨栗
???
雨栗
目の前に、差し伸べられる手。
豆が出来てて、皮膚も分厚くて。
たくさん鍛錬を積んだような、そんな手だった。
ぼんじゅうる
さっきの声で……、
耳が…………。
ルザク
雨栗
雨栗
ぼんじゅうる
俺には彼らが、
神様に見えた。
差し伸べられる手に、
縋るような思いで、
手を伸ばした。
ぼんじゅうる
雨栗
???
部屋の外に、引き出された。
ルザク
優しく抱きしめる手。
???
涙が、頰をつたった。
雨栗
???
ぼんじゅうる
ルザク
ぼんじゅうる
少しの沈黙。
ぼんじゅうる
ルザク
ぼんじゅうる
中身は、大人……、なんです。
雨栗
ルザク
雨栗
ぼんじゅうる
必死に何かを伝えようとするが、
狭い空間では、声が反響してしまう。
キーーーーーーン
ぼんじゅうる
耳を押さえて、うずくまった。
ルザク
雨栗
ぼんじゅうる
そう答える声は、酷く弱々しい。
ルザク
そう言ってローブをちぎり始める。
雨栗
ルザク
ぼんじゅうる
しばらくして、
ルザク
雨栗
手に握られたもの。
ぼんじゅうる
ルザク
ルザク
真っ黒な耳当てを受け取る。
ぼんじゅうる
そう言うと、
静かに意識を手放した。
フラッ
雨栗
ルザク
手を回して、
体を受け止める。
雨栗
ルザク
悔しそうに、顔を歪める。
雨栗
ルザク
ルザク
雨栗
ルザク
同時にそう呟く。
ルザク
雨栗
何度も刺された痕が、
嫌というほど残っている。
雨栗
ルザク
ルザク
雨栗
俺のことなんて、どうでもいいから。
早く、4人を…………
暗闇の中で、
ぼんじゅうるはそっと呟いた。
雨栗
子供ではないことを思い出す。
雨栗
ルザク
ぼんじゅうるを抱き抱え、102の前に立つ。
すると中から、
???
妙に元気な声が聞こえてきた。
雨栗
ルザク
???
ドズル
先程の反応とは似ても似つかない。
なぜ彼は笑顔なのか。
その疑問だけが残っていた。
雨栗
ルザク
ドズル
元気そうに答えるその体は、
血が滲んだように赤く、
いくつもの痣が出来ていた。
雨栗
ルザク
そう言って針金を動かす。
カチャ
ルザク
雨栗
先ほどと同じように、手を伸ばす。
ドズル
ルザク
ドズル
ルザク
ルザク
ドズル
雨栗
ルザク
雨栗
ドズル
ルザク
助けに来たとはいえ、
秘密組織であることに変わりはない。
質問攻めを回避しようと、尋ねた。
ドズル
ドズル
雨栗
ドズル
ルザク
ドズル
ドズル
雨栗
雨栗
ドズル
ドズル
ドズル
ドズル
ドズル
雨栗
ルザク
下を向いて、口をつぐんだ。
ドズル
ドズル
ドズル
雨栗
ドズル
ルザク
ドズル
ドズル
雨栗
ルザク
そう指さす先には、
焦点のズレた目があった。
雨栗
ルザク
雨栗
ドズル
人間を、ここまで壊すことができるのかと
口を歪める。
ルザク
ドズル
ルザク
ドズル
ルザク
雨栗
ルザク
雨栗
雨栗
ルザク
被験体という名の人質を解放することが、
最優先であると判断した。
???
???
隣の部屋から、声がする。
雨栗
ルザク
ルザク
無線を片手に、
解錠の様子を見守る。
カチャ
ルザク
雨栗
雨栗
雨栗
ルザク
二手に分かれて、救出を急ぐ。
MEN
扉が、開く。
ルザク
MEN
ルザク
ルザク
MEN
思わず、視界が滲む。
ルザク
他の人たちは怪我でボロボロなのに対し、
こちらは妙に体が綺麗だった。
ルザク
ルザク
ルザク
ルザク
MEN
伸ばされた手を、離さないように、
ぎゅっと掴んだ。
ルザク
MEN
そう部屋から出てくるなり、
MENは目を見開いた。
MEN
MEN
MEN
ドズル
ドズル
MEN
いつもの様子ではないドズルを見て、
愕然とする。
ルザク
ルザク
MEN
MEN
MEN
ルザク
ルザク
MEN
何も言ってあげられない無力さに、
心が痛む。
MEN
ルザク
ルザク
ルザク
MEN
ドズルとぼんじゅうるの上に手を置き、
悔しそうな、悲しそうな、 そんな表情をしていた。
ルザク
雨栗
ルザク
雨栗
ルザク
全ての扉が、開いた。
部屋に、希望の光が差し込む。
おんりー
最も早く、助けに気付いたおんりーであったが、
それを阻む者がいた。
待て待て。
全てを疑え。
おんりー
助け?
ほんとかよ
確かに。
もしかすると、あいつらの仲間かも。
だろ?
完全に、脳が支配されていた。
ガチャッ
おんりー
ルザク
おんりー
ルザク
怯えた目。
たくさん繋がれたチューブ。
張り上げられた声。
その全てが、物語っていた。
おんりー
ルザク
おんりー
ルザク
するとそこに、
1人の男が現れた。
MEN
MEN
おんりー
おんりー
おんりー
突然、唸り出すおんりー。
MEN
おんりー
MEN
MEN
MEN
思い出さなくていい。
今必要な情報ではない。
おんりー
「大切な人」…?
気がするだけだろ?
おんりー
おんりー
MEN
もちろん脳内の会話は他者には聞こえない。
ただ、1人で誰かと会話しているようにしか見えないのであった。
ルザク
MEN
MEN
MEN
MEN
おんりー
悲しそうな顔を前に、
どうしていいかが分からないおんりー。
沈黙が流れる。
ルザク
おもむろに口を開いた。
おんりー
ルザク
ルザク
おんりー
ルザク
MEN
ルザク
おい。
聞くな。
おんりー
MEN
おんりー
おんりー
無知ほど危険なことはないぞ。
おんりー
は?
おんりー
MEN
おんりー
おんりー
おんりー
MEN
おんりー
MEN
おんりー
MEN
ルザク
ルザク
おい。
待て。
おんりー
そう言って、
差し伸べられた手を掴み取った。
MEN
おんりー
困惑の色が見えるおんりーだが、
MENに抱きしめられ、
一緒に、涙をこぼしていた。
ルザク
ルザク
ルザク
そう言って、優しく微笑んだ。
その頃の105。
気を失っているおらふくんを発見した雨栗。
雨栗
医療知識はないが、
明らかに痩せていることだけは分かる。
雨栗
おらふくん
雨栗
雨栗
おらふくん
微かな意識で、会話する。
雨栗
おらふくん
おらふくん
おらふくん
おらふくん
そう言って弱々しく笑った。
おらふくん
そして、意識が落ちた。
雨栗
雨栗
体にいくつも繋がれたチューブを、
どうとって良いかが分からない。
雨栗
根本からは抜かず、
管を途中で切断する方法をとった。
雨栗
しかし、刺さったままの姿は、
なんとも痛々しかった。
雨栗
おらふくんを抱き抱え、部屋を出た。
雨栗
ルザク
ルザク
雨栗が抱き抱えていた人を見て、
絶句する。
あまりにも、むごかった。
ルザク
ルザク
雨栗
雨栗
雨栗
ルザク
MEN
雨栗
MEN
ルザク
雨栗
MEN
秘密は漏らさない。
それがルールだった。
雨栗
雨栗
ルザク
雨栗
米将軍
雨栗
ルザク
米将軍
少し離れた位置で見張りをする米将軍に、声をかけ、
切り上げようとしていた。
その時だった。
ルザク
ルザク
米将軍
パンッ
米将軍
ヴァル
ニヤリと笑う男。
雨栗
ヴァルッ……!!
ルザク
米将軍
肩を抑えるその指の間から、
血が溢れ出していた。
米将軍
米将軍
その言葉を残して、床に崩れ落ちた。
ヴァル
ヴァル
ルザク
ヴァル
ルザク
荒ぶるルザク。
ルザク
雨栗
ルザク
ヴァル
雨栗
低い声が、地下に響いた。
ヴァル
そう言って高く掲げる。
ヴァル
ヴァル
ルザク
雨栗
ヴァル
ルザク
雨栗
悩んだ末に、こう答える。
ヴァル
ヴァル
そう言って、
米将軍の肩を踏む。
米将軍
ルザク
雨栗
静かにヴァルを睨みつける。
ヴァル
ヴァル
ヴァル
ヴァル
雨栗
雨栗
雨栗
ルザク
ヴァル
米将軍
おんりー
MEN
ドズル
ルザク
雨栗
ルザク
雨栗
ルザク
捨て身の提案。
雨栗
ルザク
ルザク
雨栗
ヴァル
ルザク
雨栗
ヴァル
雨栗
ヴァル
ルザク
雨栗
その時。
MEN
ルザク
MEN
MEN
雨栗
ルザク
小さく、息を吐く。
MEN
MEN
ルザク
MEN
雨栗
MEN
瞳の奥には、確かな覚悟があった。
一歩も引く気はないようだった。
雨栗
ルザク
ルザク
雨栗
雨栗
ルザク
暴走した前科があり、
「抑える」ことを学んだルザク。
雨栗
ルザク
MEN
ルザク
渋々首を縦に振った。
ヴァル
ヴァル
雨栗
ヴァル
雨栗
雨栗
ルザク
雨栗
MEN
雨栗
ヴァル
GO
ダッ
ヴァル
ヴァル
ヴァル
MEN
パンッ
雨栗
MEN
ルザク
ルザク
話が違う、と否定しようとしたその時。
目の前の男から流れ落ちていた血が、止まった。
いや———消えた。
ルザク
ヴァル
MEN
MEN
ダダッ
そう言って、走り抜ける。
MEN
ヴァル
MEN
ヒョイ
銃を握り締め、雨栗の方へと投げる。
雨栗
ヴァル
そう言って、ヴァルはスイッチを入れたポケットに片手を突っ込んだ。
ヴァル
MEN
最期を覚悟し、4人の方を見る。
MEN
すると視線の先に、
一緒に走った男が立っていた。
ヴァル
そう言いスイッチを探すも、
ヴァル
———すでにあの男の手の中であった。
ルザク
ひらひらと、スイッチを見せつける。
MEN
ヴァル
ルザク
ルザク
ルザク
ヴァル
チェックメイト
そう言って、静かに笑った。
ヴァル
ダッ
ルザク
後を追おうとした、その時だった。
ヴァル
突然うめき声をあげて、倒れた。
ヴァル
米将軍
ヴァルの足には、一本のナイフが刺さっていた。
ルザク
雨栗
米将軍
そう、にっと笑って見せた。
ルザク
米将軍
ルザクが米将軍の止血に向かい、
雨栗は、ヴァルを押さえつける。
ヴァル
雨栗
顔こそ冷静な雨栗であったが、
誰よりも憎しみに溺れた目をしていた。
ルザク
米将軍
米将軍
ルザク
過去に暴走したのは、
仲間を傷つけられたから。
誰よりも慈愛深いこの男ですら、
ヴァルを生かす気などは、なかった。
米将軍
みんなを助けられたことに安堵したのを最後に、
米将軍の意識が飛んだ。
ルザク
ルザク
雨栗
雨栗
ルザク
ルザク
雨栗
雨栗
そう振り返ると、
5人で抱き合っているのかと思ったが、
皆、気を失っていた。
ルザク
雨栗
心の底から、安堵する声。
雨栗
雨栗
ルザク
雨栗
雨栗
ルザク
ルザク
雨栗
雨栗
雨栗
ルザク
そう。
安全だと、断定はできない。
ルザク
雨栗
雨栗
ルザク
ルザク
雨栗
ルザク
ルザク
雨栗
雨栗
そうして、
地下10階は、静かになった。
amber.
amber.
amber.
next.→♡1000
amber.
amber.
amber.
amber.