~sm side~
sm
なんで。
頭の中には疑問しか浮かばなかった。
見間違い…ということはないと思う。
…ひとまず、追おう。
彼女と向き合わなければならない。
…そんな予感がするから。
…居た。
あれは間違いなく彼女だ。
…何故あんな姿になっているのかは分からない。
けど、只事じゃないのは確かだ。
彼女はSランク。
冷静に考えて、ただの戦いであんな姿になることはまずないだろう。
俺は、わざと足音を立てて近づいた。
レイラ
彼女も、気づいているだろう。
sm
レイラ
私が全部悪いの。
sm
レイラ
顔を手で覆って俯きながらベンチに座っている彼女は、言葉では言い表せないほど弱々しかった。
…こういう役は慣れていない。
ただ、俺でもできることはある。
sm
俺がそう言うと、数秒の沈黙が訪れた。
…そして、更に数秒後。
彼女は一つ、ぽつりと呟いた。
"助けて"
…と。
…彼女はその時、プライドを捨てた。
俺に助けを求めた。
…強者は、プライドが高い。
そのため、誰かに縋るということは一切しないだろう。
だけど。
彼女は。レイラは。
そのプライドを捨て、自らと向き合った。
…彼女こそが、本物の強者なのかもしれない。
sm
sm 家
怪我の処置をするため、レイラを家に連れてきた。
だから…家の場所は、バレたけど。
レイラだったら…大丈夫だと信じたい。
sm
レイラ
腕、足、頭。
全部血が出ている。
というか…こんな出血しててよく意識保ってられるな…
数分後、怪我の処置が終わり、お互い向かい合って座った。
sm
俺は単刀直入に聞いた。
…正直、混乱している。
こんな夜遅くに、血まみれになって1人で外に出ている…
…しかも、Sランクが。
…訳が分からない。
すると、レイラは予想外の発言をした。
レイラ
と…
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こん 様 コメントありがとうございます!
コメント
29件
よっしぃ〜おっ父様をなっぐりこっろす〜♪選択肢を〜与えよう♪銃○絞○〜♪その他諸々なにがぃ〜?♪
レイラさん?!?!?!えぇ?!スゥ~…よしうちのストーリー世界線のワイテを連れて来て血まみれ祭りしようかなぁ〜…それともうちの世界線の近海の鯖さん連れてこようかな\(^o^)/