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アサガオ

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2024年05月24日

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さんど。

人手が減ると結構不安なんだな…

ぴぇこ

うん…、あの3人の分はどうするの?

るる

一回探索でいいと思うが...他にアトラクションなんてあったか?

ゆん

んー...あったかなあ...

るる

...メリーゴーランド

メリーゴーランド...?と思いマップを見たが確かに真ん中にメリーゴーランドがある。

るる

今まで気が付かなかったな?メリーゴーランドって、一体何を…

ゆん

でもこのアトラクション…

ゆん

ポイント貰えないみたい…

さんど。

払うだけか……じゃあなしじゃないか?

ぴぇこ

…そういえば……ご飯代は…

ゆん

あれ??もう切れてる??!

るる

あべさんが払ってくれた分はそういえばもう終わりか…!

さんど。

くそ…めんどくせえな…

さんど。

ッは…?

ここで急に、頭が痛くなった。

ズキリ、ズキリと頭が痛む。

るる

さんど。?!おい、大丈夫か?さん_____

さんど。

…またここか…

さんど。

すぐこの夢を見るな…なんのつもりで…

頭を抱えていると前に誰かが歩いてきた。

「おはよう緑髪くん」

さんど。

…その声、シャーディーか?!

シャーディー・フロイディー

ご名答、監視者のシャーディーだよ…♪

俺はそこで初めて奴の姿を見た。

茶髪で黒コートを身にまとい、耳には赤と黄色に光るピアスを付けている。

シャーディー・フロイディー

君の前に現れるのは初めてか…じゃあ初めてましてだ。

シャーディー・フロイディー

君たちはもうすぐ脱出…だねぇ?

さんど。

そうだ、お前の企みもここまでだ!一体俺たちをなんのつもりで!

シャーディー・フロイディー

おや、そんな怒らないで?

シャーディー・フロイディー

俺は今回君たちに特別に…

さんど。

なんだ?25ポイントに増やすとか言うんじゃねえよな?

シャーディー・フロイディー

いや、そのつもりはないよ。そんなことしたら君たち同じことを繰り返すだけだろう?

シャーディー・フロイディー

ご飯代をなしにしてあげよう。

さんど。

…は?

シャーディー・フロイディー

説明は不要だろう?無料で飯が食えるって言ってんだ。

さんど。

なんか企んでんのか?

シャーディー・フロイディー

ああ…そんな俺の事を疑うなんて…俺は悲しいよ…

さんど。

お前みたいなやつが簡単にそんな条件を…

シャーディー・フロイディー

ああ!そうさ、俺は何かを企んでるさ!

シャーディーは腕を広げて回れ右をして歩いていく。

シャーディー・フロイディー

それは…タダ飯と誰かの命を引き換えるのさ…

そしてこちらを向いてニヤッと不気味な笑顔をうかべた。

シャーディー・フロイディー

どうだい?おもしろいだろう?

さんど。

面白くねえ、そんなんだったらご飯代を払__

シャーディー・フロイディー

おや…、これは決定事項だ。直ちに決めろ。君たちに猶予をあげる。

シャーディー・フロイディー

今日中に…答えを出せ。そして明日俺を呼べ。いいかい?

さんど。

はぁ…?!?!俺らの意見はッ…?!

シャーディー・フロイディー

問答無用。俺は管理者だ。

さんど。

…管理者がそんなに偉れぇのかよ…ッ?

シャーディー・フロイディー

じゃあ、夢から覚めな…、ネズミさん…

シャーディーは俺に近づいてデコピンをした。

意識が遠ざかって_____

さんど。

ックソがァッ!!

るる

うおっ?!どうした?!

ゆん

なにかあったの?

さんど。

…は…

さんど。

なんだよ…夢かよ…

気味の悪い夢を見た…そう思って立ち上がると後ろに気配を感じた。

さんど。

…は

ぴぇこ

…誰…?!

シャーディー・フロイディー

やあ、ラット諸君

さんど。

シャーディー?!お前なんで…!!

シャーディー・フロイディー

おや、夢での内容を忘れたのかい?

さんど。

は…??

シャーディー・フロイディー

君の口から話せ。じゃあね

さんど。

おい待てッ!!俺らは!!

ゆん

さ、さんでぃー!一体何が…!

さんど。

……話す。一旦休憩所に戻ろう。あの3人にも知らせねえといけない。

るる

…おう…?

さんど。

……

しんきゃら

…どうしたの?なにかあった?

座ってたしんきゃらさんは帰ってきた俺たちを見て立ち上がった。

さんど。

話があるんだ。みんな聞いてくれ

JACK

なんだよ…嫌な予感しか…

俺は夢でシャーディーにあったこととシャーディーに言われたことを全て話した。

るる

…そんな…

さんど。

俺が行こう、もうみんなを苦しませられない

ゆん

…そんな!それじゃ結局みんな悲しんじゃうよ…!

さんど。

でも…

ぴぇこ

…私…いこうかな…

ゆん

も、もっとだめだよ!!そんな…誰にもいなくなって欲しくないよ…

JACK

……

しんきゃら

JACK、だめだよ

JACK

そんな、つもりない…。

さんど。

やっぱ俺が行く

ぴぇこ

だめ!そんな!

さんど。

これはリーダー命令だ!!黙って聞いてろ!

声を荒らげた瞬間、何人かが一瞬怯えた表情をした。

ゆん

……

るる

本気か…?

さんど。

ああ

るる

…怖くないのか?

さんど。

外に出れたら全員生き返る説、だろ

オタ

……よーすけ…

しんきゃら

…オタくん……

オタ

よーすけだって本当は死にたくなかったはずなのに

JACK

仕方ないだろ、あいつなんだから

さんど。

決まったな?明日は俺が行く、みんな待ってろよ。

ゆん

…………。

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