話す言葉と本音

みんなが帰った後、 体調がずっと優れなかった

薬を飲んでも息切れや痛みが治まらず、 やむを得ず退院を撤去することを勧められた

辛くて、嫌で 少し涙を流しながら、医者の手を手で挟んでそう言った

少し困ったように笑って言った

俺はスマホで、最後の5分に通話を繋ぐよう、連絡した

点滴を取替えてくれて、少しだけ痛みが引いた気がした

不安げに聞いて、 難しい顔をして答えた、 俺は笑顔で返した

自分の感情と、 自分のなりたい姿が交じって、 その感情の差で泣きたくなってくる

そう言って出て行った

力を抜き、目を閉じた

そしたら、気が抜けて楽で寝れる、

寝て治す、とか言われてたし、 生きれるかもしれない