太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
あの日までは
太宰、中也が15歳の冬
その日の夜私は任務の帰りだった。
早帰りができたので久しぶりにあのバーへ行こうと繁華街を一人歩いた。
太宰
太宰
太宰
周りにはビラ配りや、仕事終わりのカップルたちでごった返してた。
酒の匂い、女性の香水、整髪料、食べ物の匂いが混ざり、少し気持ち悪くなってしまったので路地に駆け込んだ。
その路地を奥に奥に進むと、繁華街からぬけ、休憩所が立ち並んでいた
勿論普通の休憩所では無く、大人の休憩所
ピンク、白、紫の看板がキラキラと光っていた。
すると手前の方から聞き慣れた声がした。
目を凝らしてるみると其れは
太宰
ポートマフィア幹部中原中也本人だった。
そして、中也の左側に背の低い、腰まで長い髪を結った女性が居た。
太宰
太宰
太宰
愛してるぞ太宰
太宰
太宰
太宰
っと思いたかった。
だけど中也は私のことをもて遊んでいたのではないか?その発想が私を窮地に追い詰めた。
よくよく考えてみればそうだ。中也は私と同じ同性愛者なんかじゃない。大多数の一般人
あの女性をもてあそぶと考えるより私のことをもて遊んでいたと考えるほうが妥当だ。
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
バイバイ。中也。私は君が嫌いだ
私は中也のことを嫌うことにした。彼が普通に幸せに生きれるように。
私は、報われなくたっていい。救われなくていい。私は相応しくない。
女性
女性
中也
中也
中也
…ざい…
だ…い…
太宰!!
太宰
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
中也
太宰
太宰
中也
中也
太宰
中也
中也
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
太宰
だから私は、中也と一緒に居ては行けない。子供を産んだらポートマフィアを去る… そう云おうとした。
太宰
中也
中也
太宰
中也
中也
中也
中也
中也
つまり私は一人で勝手に勘違いし、勝手に思い込み、勝手に嫌いになって、勝手に絶望していた。
なんて、愚かなんだ。全部私に否が有るじゃないか。それなのに中也が悪いと云わんばかりに勝手に離れていって
大莫迦だ。
中也
中也
中也
中也
中也
中也
余裕を漕いてるようだが中也の耳は真っ赤。目元も帽子で少し隠してる。
私が悪いのに。中也は自分に否があったと云って謝った。
なのに私は、私は…
太宰
中也
太宰
中也
太宰
太宰
中也のことが好き!!
中也
中也
中也
太宰
太宰
中也
森さん
森さん
中也
森さん
森さん
カシャッ
森さん
太宰
森さん
森さん
太宰
中也
太宰
中也
森さん
太宰が泣きじゃくり、中也ば逃げ回り、森鴎外ことポートマフィアのボスも走り回る
今年イチのカオスでした
コメント
10件
森先生,太宰の赤面の写真があるんですが……そちらのお写真と交換はできますかい?
カオスwwwww親の前で大爆笑して煩いって言われましたwwww今回の話も面白かったです。
森さん写真撮ってる場合じゃないと思う