仮面の殺し屋

とある館 中庭

バイオレの蹴りにレペードは避けながら、反撃をした

ボコ!!

バイオレの拳は速く、レペードは両腕でガードしたが、右腕に当たり、軽い骨折をした

右腕を抑えながら、バイオレを見た

グサッ!

すると、バイオレの右腕にナイフが刺さった。 ナイフは腕に貫通した。

バイオレはナイフを抜き、 下へ投げ捨てた

ボコッボコッ!!

レペードに攻撃をしたが、レペードは避けながら、ナイフを投げた

避けながら、バイオレの行動を観察をした。 右腕を怪我してもまだ動けられる 恐ろしい程の体力バカ

バイオレは不気味に笑い始めた

ｱﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊハハﾉ ヽﾉ ヽﾉ ヽ/ ＼/ ＼/ ＼

ザザっ！

レペードは一旦止まった

バイオレは強く拳を振った 地面は割れ、砂嵐がまった

安心をしたバイオレは上を上げた 星は美しく、シスターナイトの顔が 彼女の頭に浮かんだ

グサッ

バイオレの足にナイフが刺さっていた 奥深く…痛みが身体中に味わった…

「あ’’ぁぁぁぁぁぁ!!!」

レペードは冷静に話、バイオレの前に現れた

バイオレの回想

うちは誰かに見てほしかった

うちは小さい頃、重いものを軽々と持ち、家の手伝いをした、その時の母からは「バイオレは強いよ!!お母さん応援しちゃう」まっすぐ見てくれた母。 うちは嬉しかった…もっと強くなって、もっと褒められたい… 母が病気になり、うちは14歳でプロレスをやり、お金を貰い、日本一強くなれる

ある日、全国大会に選ばれた。 うちは嬉しかった… 全国大会前のある事件があったせいで…うちは壊れた

「いよいよ、明日から全国大会よ！」

その時、うちの事応援してくれたのは マネージャーだった 彼女は綺麗でいつもニコニコして、応援してくれた

「ありがとうございます！ 勝って、母を喜ばせたいです！」

「バイオレは優しいし、強い女の子ね。今日確か、お母さんの手術の日だったわね。 んじゃあ、明日は早いから、先にホテルに行きなさい。お母さんを喜ばせよう!!」

その時はマネージャーは後から来るみたいだった

あの時、うちは後悔した… 何故先にホテルに行ってしまったのか 何故マネージャーと一緒に行動しなかったのか…

翌日、マネージャーはリングの真ん中で倒れていた

真っ赤に染まり、首は90度になり、身体中はボロボロだった

第1発見者はうちだった。 余りにも突然にうちは絶叫し、マネージャーを抱きしめた。 静かなドームはうちの声に響き渡った

数分後、警備員がうちを見つけ すぐに警察がきた…

うちは暴行殺人の容疑で 逮捕された。 うちは反論をしたが、誰からも耳に入ってはくれなかった…それだけじゃない…母は昨晩、手術ミスでこの世を去った うちは○刑となり、手錠を掛けられた 周りには記者や人達がうちを見た、まっすぐに嫌な顔と言葉を話した

「金の為にやったんじゃない？」

「自分が強いからって、いい気になって…」

「あの子はマネージャーが嫌いだったのね~」

あの言葉にうちは怒りを感じた うちを育ててくれたマネージャー うちを応援してくれたマネージャー うちを褒めてくれたマネージャー…

その言葉が頭に浮かんだ… 気がつくと、周りは血まみれ 警備員もお客も… その時、1人の女性は返り血を浴び、 うちに話しかけた

「哀れな人達…彼女の言葉を耳にしないからこうなったのです」

朝日がきた光は彼女を照らした 水色の髪に長いまつ毛…マネージャーの面影を感じた

彼女はうちの前に立ち、顔を触った 怯えひとつなく、うちの目をずっと見た。 まっすぐに見てくれたのは…マネージャーだけだった

「貴方の力は素敵です。 私達と共にこの世界を変えましょう 私はシスターナイト」

彼女の言葉にうちは誓った この人に褒められる為に強くなり、この世界を変えてやると

とある館 中庭

現在に戻り、バイオレは叫んだ

足に刺さったナイフを強く抜け、レペードを襲いにかかった

レペードナイフを構え、バイオレをよく見た、まっすぐに

レペードは高くジャンプし、バイオレを目を離さずずっと…

グサッ

バイオレの首に1つのナイフが 刺さった。 血は飛び散り、バイオレは後ろへ倒れた

レペードは振り返り、少しニコッと笑い口を開いた

その言葉にバイオレは涙を流した 今までの自分がやった事…母とマネージャーの顔を思い出した

「お友達がほしかったんだ…」

バイオレはゆっくり目を閉じ、笑った レペードはバイオレに近くに座った

レペード対バイオレ 勝者:レペード